11 奪還すべきもの
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「見つけましたよ、ジェイド~」
ポツリ…
「ジェイド、ジェイドってストーカーみたい…」
かろうじて聞こえない程の声でレナスが呟き不満を漏らす
ディストは蛸のような譜業を取り出すとそれをジェイドの乗る船に向かって投げ入れる
「ん?何あれ蛸?」
「ハーッハッハッハッ!野蛮な猿ども!とくと聞くがいい!美しき我が名を!」
「大した名前じゃないクセに…」
「レナス!黙りなさい!コホン…我こそは、神託の盾六神将―――」
「――鼻たれディスト」
誰かが言った
レナスではない誰か
「―――プッ」
そしてレナスの方は思わず吹き出す
言った犯人はジェイドだった
ディストは振り向くとジェイドに向かって吠えるように叫ぶ
「ちがーう!!薔薇!バ・ラ!薔薇のディスト様だっ!」
「死神ディストでしょ?」
今度はアニスが横から口を挟む
「黙らっしゃい!そんな二つ名、認めるかぁっ!!薔薇だ!薔薇ぁっ!」
「なんだよ、知り合いなのか?」
ルークがアニスに聞く
「私は同じ神託の盾騎士団だから。でも大佐は?」
アニスは首を傾げながらジェイドを見た
「そこの陰険ジェイドはこの天才ディスト様のかつての友!!」
信じられないという顔で皆がジェイドを見た
一方でレナスはツボにハマったのか、まだくっくっと、腹を抱えて笑っていた
ジェイドは肩を竦めると嘲笑しながら言う
「どこのジェイドですか?そんな物好きは」
火に油を注ぐようなことを彼はさらりと言ってのけた
「何ですって!?」
「ほらほら、怒るとまた鼻水が出ますよ?」
さらに煽る様な台詞を続けてディストに投げつけるジェイド
「――ブッ!!アッハッハッハッハ~」
とうとうレナスの方は我慢できなくなった様で、ついに大声で笑い出す
「キィー!出ませんよっ!!レナスも笑うんじゃありません!!」
「ジェイド、ジェイドってストーカーみたい…」
かろうじて聞こえない程の声でレナスが呟き不満を漏らす
ディストは蛸のような譜業を取り出すとそれをジェイドの乗る船に向かって投げ入れる
「ん?何あれ蛸?」
「ハーッハッハッハッ!野蛮な猿ども!とくと聞くがいい!美しき我が名を!」
「大した名前じゃないクセに…」
「レナス!黙りなさい!コホン…我こそは、神託の盾六神将―――」
「――鼻たれディスト」
誰かが言った
レナスではない誰か
「―――プッ」
そしてレナスの方は思わず吹き出す
言った犯人はジェイドだった
ディストは振り向くとジェイドに向かって吠えるように叫ぶ
「ちがーう!!薔薇!バ・ラ!薔薇のディスト様だっ!」
「死神ディストでしょ?」
今度はアニスが横から口を挟む
「黙らっしゃい!そんな二つ名、認めるかぁっ!!薔薇だ!薔薇ぁっ!」
「なんだよ、知り合いなのか?」
ルークがアニスに聞く
「私は同じ神託の盾騎士団だから。でも大佐は?」
アニスは首を傾げながらジェイドを見た
「そこの陰険ジェイドはこの天才ディスト様のかつての友!!」
信じられないという顔で皆がジェイドを見た
一方でレナスはツボにハマったのか、まだくっくっと、腹を抱えて笑っていた
ジェイドは肩を竦めると嘲笑しながら言う
「どこのジェイドですか?そんな物好きは」
火に油を注ぐようなことを彼はさらりと言ってのけた
「何ですって!?」
「ほらほら、怒るとまた鼻水が出ますよ?」
さらに煽る様な台詞を続けてディストに投げつけるジェイド
「――ブッ!!アッハッハッハッハ~」
とうとうレナスの方は我慢できなくなった様で、ついに大声で笑い出す
「キィー!出ませんよっ!!レナスも笑うんじゃありません!!」
