11 奪還すべきもの
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「さぁ!行きますよ、レナス」
ディストは椅子に仕掛けてあったボタンをポチっと押す
すると椅子の脇から手のような譜業が出てきてレナスをがっしりと掴む
「ちょっと―――!!あたしまだ行くなんて言ってないっつーの!!」
可哀想ではあるが、そんな訴えは無駄に終わり、そのままルーク達の船を追って、またディストの椅子は宙に浮き飛んでゆく
「アッシュ~~~!!!」
空しくもレナスの叫び声だけが海に響いたが、もちろん誰も応える者はいなかった
「ハーッハッハッハッ!ジェイド!!待っていなさい!私の譜業でケチョンケチョンにのして差し上げます」
抵抗するのも、声を出すのも疲れたレナスはディストの譜業の手の中でぐったりと項垂れるしかなかった
「もう…好きにして…」
レナスは暫しの間、疲れきった瞳で海面見つめる事数十分
船の汽笛の音がしてその項垂れていた顔を漸く起こす
すると目の前にはつい少し前にも見かけた船が一隻見えた
「んー⋯そろそろね。さて、と。どうしてやろうかしら?」
ディストは椅子に仕掛けてあったボタンをポチっと押す
すると椅子の脇から手のような譜業が出てきてレナスをがっしりと掴む
「ちょっと―――!!あたしまだ行くなんて言ってないっつーの!!」
可哀想ではあるが、そんな訴えは無駄に終わり、そのままルーク達の船を追って、またディストの椅子は宙に浮き飛んでゆく
「アッシュ~~~!!!」
空しくもレナスの叫び声だけが海に響いたが、もちろん誰も応える者はいなかった
「ハーッハッハッハッ!ジェイド!!待っていなさい!私の譜業でケチョンケチョンにのして差し上げます」
抵抗するのも、声を出すのも疲れたレナスはディストの譜業の手の中でぐったりと項垂れるしかなかった
「もう…好きにして…」
レナスは暫しの間、疲れきった瞳で海面見つめる事数十分
船の汽笛の音がしてその項垂れていた顔を漸く起こす
すると目の前にはつい少し前にも見かけた船が一隻見えた
「んー⋯そろそろね。さて、と。どうしてやろうかしら?」
