11 奪還すべきもの
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「あは♪ルークはまだ人を斬るのが怖いのかな?」
ティアの相手をしながらレナスは戸惑い立ち尽くす、ルークへと視線を移した
「うるせー!!」
ムキになったルークはレナスに斬りかかろうと地面を踏みしめるが、その1歩が踏み出せない
そんなルークを見かねてティアが一喝する
「ルーク!!早く船に行って!」
「ぐっ……」
ティアの一声で踏みとどまると、ルークは船へと走っていった
「あららぁ~。普通逆じゃない?」
嘲笑いながらティアを見つめ言った
「ルークは一般人よ!軍人として守るのは当たり前だわ!!」
レナスめがけて投げナイフをなげつけるが
「!!……おっと」
レナスはまたも軽々と避けると、落ちたナイフを素早く拾い上げティアに投げつけた
「これ·····返すね」
「――っ!」
投げつけたナイフはティアの頬を掠め、そのまま木に突き刺さる
「ティア!!早く船に!」
ジェイドが叫び、詠唱を唱え始めた
「狂乱せし地霊の宴よ…」
「シンク退いて!!」
レナスはいち早く譜術の気配を察知し、ガイと対峙してるシンクに向かって叫ぶ
「ロックブレイク!」
「サンダーブレード!」
ほぼ同時にジェイドとレナスの譜術が炸裂する
ジェイドの放ったロックブレイクは地から巨大な土の棘が地面を裂くように出てきた
しかしそれをレナスは雷の譜術で玉砕し、相殺させた
シンクはレナスの呼びかけもあってなんとかギリギリのところで足を止め、バックステップで避けた
レナスの呼びかけと譜術がなければ無傷とはいうわけにはいかなかっただろう
譜術がぶつかり合った後は既にジェイドの姿もなく、散らばった解析データも回収されて、走り去った後であった
「ほんっと!容赦ないんだから!!」
「逃げられたか」
結局、音譜盤だけは回収できたが、解析データまで回収できずに悔しそうに舌を打ち、死霊使いらが乗り込んだ船をシンクとレナスは見送るしかなかった
「……封印術をかけられてあの威力とはね……死霊使いの二つ名は伊達じゃないってことか」
(ごめん、シンク…。あたし死霊使いに軽減化する譜業つくっちったよ…)
心の中で謝りながら勿論そんな事はシンクには言わなかった
いや、言えなかった
レナスとシンクもこれからどうするかと目を合わせた時
「ハーッハッハッハッ」
耳障り極まりない声がレナスとシンクの耳に入ってきた
ティアの相手をしながらレナスは戸惑い立ち尽くす、ルークへと視線を移した
「うるせー!!」
ムキになったルークはレナスに斬りかかろうと地面を踏みしめるが、その1歩が踏み出せない
そんなルークを見かねてティアが一喝する
「ルーク!!早く船に行って!」
「ぐっ……」
ティアの一声で踏みとどまると、ルークは船へと走っていった
「あららぁ~。普通逆じゃない?」
嘲笑いながらティアを見つめ言った
「ルークは一般人よ!軍人として守るのは当たり前だわ!!」
レナスめがけて投げナイフをなげつけるが
「!!……おっと」
レナスはまたも軽々と避けると、落ちたナイフを素早く拾い上げティアに投げつけた
「これ·····返すね」
「――っ!」
投げつけたナイフはティアの頬を掠め、そのまま木に突き刺さる
「ティア!!早く船に!」
ジェイドが叫び、詠唱を唱え始めた
「狂乱せし地霊の宴よ…」
「シンク退いて!!」
レナスはいち早く譜術の気配を察知し、ガイと対峙してるシンクに向かって叫ぶ
「ロックブレイク!」
「サンダーブレード!」
ほぼ同時にジェイドとレナスの譜術が炸裂する
ジェイドの放ったロックブレイクは地から巨大な土の棘が地面を裂くように出てきた
しかしそれをレナスは雷の譜術で玉砕し、相殺させた
シンクはレナスの呼びかけもあってなんとかギリギリのところで足を止め、バックステップで避けた
レナスの呼びかけと譜術がなければ無傷とはいうわけにはいかなかっただろう
譜術がぶつかり合った後は既にジェイドの姿もなく、散らばった解析データも回収されて、走り去った後であった
「ほんっと!容赦ないんだから!!」
「逃げられたか」
結局、音譜盤だけは回収できたが、解析データまで回収できずに悔しそうに舌を打ち、死霊使いらが乗り込んだ船をシンクとレナスは見送るしかなかった
「……封印術をかけられてあの威力とはね……死霊使いの二つ名は伊達じゃないってことか」
(ごめん、シンク…。あたし死霊使いに軽減化する譜業つくっちったよ…)
心の中で謝りながら勿論そんな事はシンクには言わなかった
いや、言えなかった
レナスとシンクもこれからどうするかと目を合わせた時
「ハーッハッハッハッ」
耳障り極まりない声がレナスとシンクの耳に入ってきた
