11 奪還すべきもの
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「命令違反になるのは知ってるけど、奴らにアレを持って行かれるのは困るからね。勿論、奪い返すよ」
「あ、そ。しょうがない。どうせ黙認しなきゃいけないんでしょ?あたしも共犯になったげるよ!よーはシンクがイオンと接触しないようにしたらいいのよね」
こんな状況にも関わらず、レナスは鼻で笑いながら、お尻に付いた砂をパタパタ払い除けながら立ち上がる
「じゃ、とりあえず一旦視線をこっちに向けるからその隙にガイの持つ音譜盤を奪って」
「⋯⋯⋯分かってるよ」
「じゃ、行きますか」
掛け声と同時にシンクとレナスは屋上から飛び降りる
レナスは胸元から譜銃を取り出し、地面に着地する前に一行の目の前に狙いを定め、撃ち抜く
撃ち抜いた瞬間、ルーク達の視線は撃ち抜かれた地面に集中した
地面からジリジリと煙が出るのを見た一行は足を止める
そのほんの僅かな隙をついて、レナスとシンクの2人は同時にルーク達の背後に着地した
シンクは着地と同時に標的の音譜盤と書類を持ったガイに素早く向かう
全て奪うつもりで手を伸ばした
だが全て奪うには至らず、ガイの二の腕を掠めただけ
それで終えるつもりは勿論なく、抜け目なくシンクはもう一つ奪う他にガイにひと仕掛けした
ガイ本人に仕掛けられた自覚はない
結局、全てを奪うに至らなくても音譜盤と書類を弾き飛ばすことはでき、音譜盤はシンクが空中で掴み取ることに成功
しかしアスターのところで入手した解析データは無残にもバラバラに地面に散らばったのだった
ガイは焦り、それらを素早くそれをかき集めようとする
一方レナスの方は…
「はーい!シンクの邪魔しないでね~☆」
事態を把握した一行の相手をしていた
アニスは緊急事態にイオンを船の方へとすぐ様誘導を始めていた
「イオン様!早く船に乗って下さい」
(おっ、これは好都合。導師守護役とイオンは捨て置くか。シンクと接触しなきゃい~し。手間が省けてラッキー!)
アニスとイオンが船に行くのをそのまま見逃すレナスに攻撃の手が伸びる
「何よそ見しているの!」
ティアの短剣が容赦なくレナスに投げられるが、それを軽々と避けながら、反撃する為、剣の柄に手を置く
「べっつにぃ~」
(シンクは⋯音譜盤は取り返したみたいだけど⋯書類は⋯⋯。チッ…仕方ないか。どうせ死霊使いがおおよそ目を通してそうだし)
「行くよ。ティア?」
その言葉を合図にレナスはティアに襲いかかる
「魔神双破斬!」
愛用の双剣を引き抜き、衝撃破を連続で放ち、斬り上げながらまたも、連続で斬りかかるレナス
「あ、そ。しょうがない。どうせ黙認しなきゃいけないんでしょ?あたしも共犯になったげるよ!よーはシンクがイオンと接触しないようにしたらいいのよね」
こんな状況にも関わらず、レナスは鼻で笑いながら、お尻に付いた砂をパタパタ払い除けながら立ち上がる
「じゃ、とりあえず一旦視線をこっちに向けるからその隙にガイの持つ音譜盤を奪って」
「⋯⋯⋯分かってるよ」
「じゃ、行きますか」
掛け声と同時にシンクとレナスは屋上から飛び降りる
レナスは胸元から譜銃を取り出し、地面に着地する前に一行の目の前に狙いを定め、撃ち抜く
撃ち抜いた瞬間、ルーク達の視線は撃ち抜かれた地面に集中した
地面からジリジリと煙が出るのを見た一行は足を止める
そのほんの僅かな隙をついて、レナスとシンクの2人は同時にルーク達の背後に着地した
シンクは着地と同時に標的の音譜盤と書類を持ったガイに素早く向かう
全て奪うつもりで手を伸ばした
だが全て奪うには至らず、ガイの二の腕を掠めただけ
それで終えるつもりは勿論なく、抜け目なくシンクはもう一つ奪う他にガイにひと仕掛けした
ガイ本人に仕掛けられた自覚はない
結局、全てを奪うに至らなくても音譜盤と書類を弾き飛ばすことはでき、音譜盤はシンクが空中で掴み取ることに成功
しかしアスターのところで入手した解析データは無残にもバラバラに地面に散らばったのだった
ガイは焦り、それらを素早くそれをかき集めようとする
一方レナスの方は…
「はーい!シンクの邪魔しないでね~☆」
事態を把握した一行の相手をしていた
アニスは緊急事態にイオンを船の方へとすぐ様誘導を始めていた
「イオン様!早く船に乗って下さい」
(おっ、これは好都合。導師守護役とイオンは捨て置くか。シンクと接触しなきゃい~し。手間が省けてラッキー!)
アニスとイオンが船に行くのをそのまま見逃すレナスに攻撃の手が伸びる
「何よそ見しているの!」
ティアの短剣が容赦なくレナスに投げられるが、それを軽々と避けながら、反撃する為、剣の柄に手を置く
「べっつにぃ~」
(シンクは⋯音譜盤は取り返したみたいだけど⋯書類は⋯⋯。チッ…仕方ないか。どうせ死霊使いがおおよそ目を通してそうだし)
「行くよ。ティア?」
その言葉を合図にレナスはティアに襲いかかる
「魔神双破斬!」
愛用の双剣を引き抜き、衝撃破を連続で放ち、斬り上げながらまたも、連続で斬りかかるレナス
