11 奪還すべきもの
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「あぁ~マジで死ぬかと思った⋯」
「わ、悪かったな」
「もう⋯確かにあたしが悪かったけど、次からは息はできるようにしてよね」
「⋯ハァ、話を進めていいかい?あたし達はじゃあ、バチカルで導師を誘拐すればいんだね」
「そうだ」
「仕事の内容はわかったよ。それより自己紹介はないのかい?」
赤い服の女が指したのはレナス
「あぁ、こいつは俺の補佐レナスだ」
「よろしく~」
先程、見苦しい姿を見せたせいか無意識に取り繕おうと愛想良く笑ってみせながらレナスは手を振った
「あたし達は漆黒の翼。聞いた事くらいあるだろう?それであたしはノワール。でこいつらがウルシーとヨークだよ」
「あぁ、漆黒の翼⋯。あなた達がアッシュの⋯⋯⋯協力者ね」
ついまた口が滑って手駒と喉まででかかったが、レナスは1人静かに言葉をグッと飲み込んでいた
「話は終わったな。もう行くぞレナス」
「あらん。随分と急ぐんだね。もう少しゆっくりしていったっていいじゃないか?まだその導師とやらは暫く来ないんだろう?」
「それがそうでもないんだよ。ここに来るまでに俺とレナスもそれなりに時間がかかったからな。お前らも奴らを逃さないようにさっさと動くんだな」
「まったく人使いが荒いんだね。まぁ、それなりに貰ってるから文句を言えた義理じゃないけどね」
「分かってるなら、しくじるんじゃねぇぞ」
「はいよ」
「レナス、俺達もそろそろ動くぞ」
「はぁ~い」
アッシュが急かす様に言うのでここでは仕事の内容と簡単な自己紹介を済ませると、2人は漆黒の翼と別れた
「わぁ~い♪久々の船旅」
ケセドニアからバチカルまでルークら一行より先に向かう為、アッシュは先を急いでいた
早速、船に乗る為に2人は港までやって来ると、知り合いなどいないはずのケセドニアで突然声をかけられる
「レナス、アッシュ!やっぱり来ると思ったよ」
「シンク!」
「なんでてめぇがここに来てる?」
最後に会った時の事もあり、顔を合わすなり喧嘩腰のアッシュ
「仕事だよ。奴らに取られたディスクを取り返す為さ」
「あぁ…。あれかぁ。頑張ってね~」
他人事のように言うレナスにシンクは言う
「なに寝ぼけたこと言ってんのさ。あんたもあの時一緒にいたんだから来るんだよ」
「えぇ――!!そりゃ~あたしにも責任はあるかもだけど、あたしこれからバチカルに…」
「拒否権はないよ。そもそもこうなったのはアンタ達の依頼を受けたからなんだから」
「え⋯⋯⋯?」
そう言うとシンクは地面を蹴り、軽々とレナスを抱きかかえ、木の上に登った
「おい、シンク!今はレナスと任務中だ。勝手なことするんじゃねぇ」
「そんな事知ってるさ。あとでちゃんと返してあげるよ」
嫌だと叫ぶレナスを抱え、シンクはあっという間に姿を消した
残ったアッシュは気に入らないといった様子で舌打ちする姿があった
「わ、悪かったな」
「もう⋯確かにあたしが悪かったけど、次からは息はできるようにしてよね」
「⋯ハァ、話を進めていいかい?あたし達はじゃあ、バチカルで導師を誘拐すればいんだね」
「そうだ」
「仕事の内容はわかったよ。それより自己紹介はないのかい?」
赤い服の女が指したのはレナス
「あぁ、こいつは俺の補佐レナスだ」
「よろしく~」
先程、見苦しい姿を見せたせいか無意識に取り繕おうと愛想良く笑ってみせながらレナスは手を振った
「あたし達は漆黒の翼。聞いた事くらいあるだろう?それであたしはノワール。でこいつらがウルシーとヨークだよ」
「あぁ、漆黒の翼⋯。あなた達がアッシュの⋯⋯⋯協力者ね」
ついまた口が滑って手駒と喉まででかかったが、レナスは1人静かに言葉をグッと飲み込んでいた
「話は終わったな。もう行くぞレナス」
「あらん。随分と急ぐんだね。もう少しゆっくりしていったっていいじゃないか?まだその導師とやらは暫く来ないんだろう?」
「それがそうでもないんだよ。ここに来るまでに俺とレナスもそれなりに時間がかかったからな。お前らも奴らを逃さないようにさっさと動くんだな」
「まったく人使いが荒いんだね。まぁ、それなりに貰ってるから文句を言えた義理じゃないけどね」
「分かってるなら、しくじるんじゃねぇぞ」
「はいよ」
「レナス、俺達もそろそろ動くぞ」
「はぁ~い」
アッシュが急かす様に言うのでここでは仕事の内容と簡単な自己紹介を済ませると、2人は漆黒の翼と別れた
「わぁ~い♪久々の船旅」
ケセドニアからバチカルまでルークら一行より先に向かう為、アッシュは先を急いでいた
早速、船に乗る為に2人は港までやって来ると、知り合いなどいないはずのケセドニアで突然声をかけられる
「レナス、アッシュ!やっぱり来ると思ったよ」
「シンク!」
「なんでてめぇがここに来てる?」
最後に会った時の事もあり、顔を合わすなり喧嘩腰のアッシュ
「仕事だよ。奴らに取られたディスクを取り返す為さ」
「あぁ…。あれかぁ。頑張ってね~」
他人事のように言うレナスにシンクは言う
「なに寝ぼけたこと言ってんのさ。あんたもあの時一緒にいたんだから来るんだよ」
「えぇ――!!そりゃ~あたしにも責任はあるかもだけど、あたしこれからバチカルに…」
「拒否権はないよ。そもそもこうなったのはアンタ達の依頼を受けたからなんだから」
「え⋯⋯⋯?」
そう言うとシンクは地面を蹴り、軽々とレナスを抱きかかえ、木の上に登った
「おい、シンク!今はレナスと任務中だ。勝手なことするんじゃねぇ」
「そんな事知ってるさ。あとでちゃんと返してあげるよ」
嫌だと叫ぶレナスを抱え、シンクはあっという間に姿を消した
残ったアッシュは気に入らないといった様子で舌打ちする姿があった
