10 実験
夢小説設定
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「ねぇ!!」
「⋯⋯⋯⋯」
「ねぇねぇ、アッシュ――!」
とうとう、しびれを切らしたレナスはアッシュの軍服の裾を掴み、叫び出す
「うるせぇ!」
「…ひゃん!」
怒鳴られるとレナスの華奢な肩が飛び上がった
「チッ!少しくらい大人しく待てねぇのか?ところで機材は壊してないだろうな?」
舌を打つと、少しバツが悪そうにレナスを見やる
「当然~。譜術使わなかったし平気平気。(でかい譜術はね…)んで、アッシュの方はどうだったの?」
「大した収穫はなしだ」
「そう……」
「おい、レナス覚えてるか?マルクトの船艦を襲撃した時のこと」
アッシュは真剣な表情でレナスに問う
「お前が勝手に吹っ飛んだ時のことだ」
レナスにとっての最大?の汚点のことを聞かれ、一瞬顔が歪む
「覚えてるに決まってるでしょ!死霊使いに捕まって~リグレットに撃たれて――その後は死霊使い達と⋯」
「そこじゃねぇ。なんであそこに導師がリグレット達といたと思う?導師が自力で外まで逃げたとは考えにくい」
「え―――あ………そういえば⋯…あの時はバタバタしててそこまで考えがいかなかったけど⋯」
聞かれた本人レナスも状況的におかしい事に気付き、一緒に考え込む
「そもそも⋯あの時の任務はイオンの奪還。ほぼ制圧したあの状態ならイオンは閉じ込めておくはず」
「そうだ。奴らの行動は不自然だ。恐らく俺達が知らないところで別の任務を受けている可能性が高い」
「⋯⋯うん。⋯⋯まぁ⋯仮にイオンが何らかの偶然で自力で外に出たって言い張るなら⋯イオンからも証言はもらわなきゃね」
「それについても調べる必要がありそうだな」
「うん」
「⋯⋯⋯⋯」
「ねぇねぇ、アッシュ――!」
とうとう、しびれを切らしたレナスはアッシュの軍服の裾を掴み、叫び出す
「うるせぇ!」
「…ひゃん!」
怒鳴られるとレナスの華奢な肩が飛び上がった
「チッ!少しくらい大人しく待てねぇのか?ところで機材は壊してないだろうな?」
舌を打つと、少しバツが悪そうにレナスを見やる
「当然~。譜術使わなかったし平気平気。(でかい譜術はね…)んで、アッシュの方はどうだったの?」
「大した収穫はなしだ」
「そう……」
「おい、レナス覚えてるか?マルクトの船艦を襲撃した時のこと」
アッシュは真剣な表情でレナスに問う
「お前が勝手に吹っ飛んだ時のことだ」
レナスにとっての最大?の汚点のことを聞かれ、一瞬顔が歪む
「覚えてるに決まってるでしょ!死霊使いに捕まって~リグレットに撃たれて――その後は死霊使い達と⋯」
「そこじゃねぇ。なんであそこに導師がリグレット達といたと思う?導師が自力で外まで逃げたとは考えにくい」
「え―――あ………そういえば⋯…あの時はバタバタしててそこまで考えがいかなかったけど⋯」
聞かれた本人レナスも状況的におかしい事に気付き、一緒に考え込む
「そもそも⋯あの時の任務はイオンの奪還。ほぼ制圧したあの状態ならイオンは閉じ込めておくはず」
「そうだ。奴らの行動は不自然だ。恐らく俺達が知らないところで別の任務を受けている可能性が高い」
「⋯⋯うん。⋯⋯まぁ⋯仮にイオンが何らかの偶然で自力で外に出たって言い張るなら⋯イオンからも証言はもらわなきゃね」
「それについても調べる必要がありそうだな」
「うん」
