8 火の封印
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一行は無事、最深部の封印の間に辿り着くと、奥の方に見える祭壇に気づくいた
「ここも魔科学で作られているな。すばらしい」
リフィルが一歩踏み出した時だ、ジーニアスがなにかただならぬ気配に気づき叫ぶ
「何かくる!?」
すると急にマナの光が溢れ、守護者たる炎をまとった魔物が現れたのだ
「これは、恐らくここのガーディアンのようなものだろう。行くぞ」
「入口にいたファイアエレメントより手ごわそうだな、戦うしかないか」
クラトスとロイド、ジーニアスは早くも、守護者に立ち向かってゆく
リフィルも3人の後ろに続き、残ったのは…レナスとコレットの2人
レナスもさっさと任務を終わらせたかったという本音もあり、すぐさま皆に続こうと思ったが、何となくその足を止め、隣にいるコレットに話しかけた
「コレット?」
「…あぅ…レナス」
「……⋯⋯震えてるのね…封印を解いて天使になるのが怖い?」
「……少し怖いかもしれない。けど、私は神子だから……みんなの期待に応えなくちゃ!!私が世界再生の旅を成功させたら、笑顔でいられる人がいっぱい増えると思うんだ」
こんな状況でも太陽みたいに明るい笑顔で笑うコレットをレナスは眩しく感じると同時に悲痛な面持ちで立ち尽くしている自分がいる事に気づく
「あなたは?…コレットはその時、笑っていられる…?」
優しく問いかけるレナス
少し迷ったのか2人の間に数秒の沈黙があったが、やはりコレットはにっこり笑って答える
「うん!みんなが幸せでいられるんだもん!嬉しいよ」
「そう、強いのね。羨ましい」
そう呟いてレナスは悲しげに笑いかけると、自分も剣の柄をギュッと握りしめて、ロイドらの戦ってる守護者に立ち向かっていった
(一つずつ…人として必要な物を奪われていくとも知らないで……果たして最後までそう⋯思っていることができるかしら)
この後はレナスも戦闘に加わったことでスムーズに戦闘も進み、守護者を倒すことに成功
そして守護者を倒すと、どこからともなく真っ白の羽根が生えた天使が現れた
「再生の神子よ。祭壇に祈りを捧げよ」
「…はい!大地を護り育む大いなる女神マーテルよ。御身の力をここに」
祭壇でコレットが祈りを捧げると天使はそれに応えるように降臨した
「我が娘コレットよ。見事な働きだった」
「ありがとうございます。…お父…さま…」
照れながら天使レミエルを父と呼ぶコレット
その表情は嬉しそうだ
しかしコレットとはまた逆の感情⋯苦々しく嫌悪の表情を示す者もまたそこにいた
「レナス…あからさまに顔に出ている…」
クラトスが小声で話しかけてきて、レナスはハッとする
「…元々あたしは、そんなにレミエルが好きじゃないの。⋯⋯⋯そんなに顔に出てた?」
そうクラトスに聞くと溜め息混じりにあぁ。と短く答えた
「⋯⋯分かった⋯できるだけ気をつける」
「あぁ、そうした方がいい。今後我々が怪しまれるのを避けるためにもな」
(フン、それにしても我が娘…ねぇ…人間を劣悪種と蔑んでいるくせによく言うわ…)
レナスは嘲笑的に笑うとまたレミエルとコレットの方を見た
「封印を守護する者は倒れ、第一の封印は解かれた。程なくイフリートも目覚めよう。クルシスの名のもと、そなたに天使の力を与えよう」
「はい。ありがとうございます」
「ここも魔科学で作られているな。すばらしい」
リフィルが一歩踏み出した時だ、ジーニアスがなにかただならぬ気配に気づき叫ぶ
「何かくる!?」
すると急にマナの光が溢れ、守護者たる炎をまとった魔物が現れたのだ
「これは、恐らくここのガーディアンのようなものだろう。行くぞ」
「入口にいたファイアエレメントより手ごわそうだな、戦うしかないか」
クラトスとロイド、ジーニアスは早くも、守護者に立ち向かってゆく
リフィルも3人の後ろに続き、残ったのは…レナスとコレットの2人
レナスもさっさと任務を終わらせたかったという本音もあり、すぐさま皆に続こうと思ったが、何となくその足を止め、隣にいるコレットに話しかけた
「コレット?」
「…あぅ…レナス」
「……⋯⋯震えてるのね…封印を解いて天使になるのが怖い?」
「……少し怖いかもしれない。けど、私は神子だから……みんなの期待に応えなくちゃ!!私が世界再生の旅を成功させたら、笑顔でいられる人がいっぱい増えると思うんだ」
こんな状況でも太陽みたいに明るい笑顔で笑うコレットをレナスは眩しく感じると同時に悲痛な面持ちで立ち尽くしている自分がいる事に気づく
「あなたは?…コレットはその時、笑っていられる…?」
優しく問いかけるレナス
少し迷ったのか2人の間に数秒の沈黙があったが、やはりコレットはにっこり笑って答える
「うん!みんなが幸せでいられるんだもん!嬉しいよ」
「そう、強いのね。羨ましい」
そう呟いてレナスは悲しげに笑いかけると、自分も剣の柄をギュッと握りしめて、ロイドらの戦ってる守護者に立ち向かっていった
(一つずつ…人として必要な物を奪われていくとも知らないで……果たして最後までそう⋯思っていることができるかしら)
この後はレナスも戦闘に加わったことでスムーズに戦闘も進み、守護者を倒すことに成功
そして守護者を倒すと、どこからともなく真っ白の羽根が生えた天使が現れた
「再生の神子よ。祭壇に祈りを捧げよ」
「…はい!大地を護り育む大いなる女神マーテルよ。御身の力をここに」
祭壇でコレットが祈りを捧げると天使はそれに応えるように降臨した
「我が娘コレットよ。見事な働きだった」
「ありがとうございます。…お父…さま…」
照れながら天使レミエルを父と呼ぶコレット
その表情は嬉しそうだ
しかしコレットとはまた逆の感情⋯苦々しく嫌悪の表情を示す者もまたそこにいた
「レナス…あからさまに顔に出ている…」
クラトスが小声で話しかけてきて、レナスはハッとする
「…元々あたしは、そんなにレミエルが好きじゃないの。⋯⋯⋯そんなに顔に出てた?」
そうクラトスに聞くと溜め息混じりにあぁ。と短く答えた
「⋯⋯分かった⋯できるだけ気をつける」
「あぁ、そうした方がいい。今後我々が怪しまれるのを避けるためにもな」
(フン、それにしても我が娘…ねぇ…人間を劣悪種と蔑んでいるくせによく言うわ…)
レナスは嘲笑的に笑うとまたレミエルとコレットの方を見た
「封印を守護する者は倒れ、第一の封印は解かれた。程なくイフリートも目覚めよう。クルシスの名のもと、そなたに天使の力を与えよう」
「はい。ありがとうございます」
