8 火の封印
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遺跡に入ると、そこは外とは違いヒヤッとした空気が漂っていた
「そういえば、レナスの鎖骨のとこに付いてるのってもしかして、エクスフィアか?」
「あ、あぁこれね。そうよ」
途中出てくる魔物を蹴散らしながら進む最中ロイドに質問される
「⋯⋯⋯レナスはどこで手に入れたんだ?」
「⋯⋯⋯傭兵やってると色んな人と知り合うからね。仕事中に出会った人から譲ってもらったのよ」
「⋯⋯⋯ふーん」
「それがどうかしたの?」
「いや、なんでもない。ちょっと気になっただけで⋯。それよりさっきファイアエレメントとの戦闘で使ってた技とかもその人から鍛えてもらったのか?」
「その人は勿論、他にもその伝手で色々、ね。まぁ周りに恵まれてたのかもね」
「羨ましいぜ。俺は周りにそういう関係の人はいなかったから、自己流で覚えるしかなかったもんな」
ロイドががっくりした表情で言うとレナスはクスクス笑い出した
「レナス?」
「今からでも遅くないわよ。た~っぷりあたしが鍛えてあげるわ」
目を細め、薄い笑みをこぼしながらロイドの方を見るレナス
「へっ!?」
「ほらほら!こんな中衛にいないで、前衛でクラトスと魔物叩いてきなさい!」
レナスはロイドの背中を一押しし、前衛に行かせる
一方でロイドは背後にいたジーニアスに思わずぼやく
「レナスって最初の敬語口調の時とだいぶ雰囲気違うよな?」
「うん…でも顔は幼い分、年上だけど親しみやすいんだよね…」
そんなことを話していると……中衛に控えていたレナスの声がした …
「それで小声で話してたつもり?小声っていうのはね、相手に聞こえないように話すものよ」
「「うぇ!レナス!!」」
両手を腰に当て、にっこり黒い笑みで笑うレナス に2人はゾワゾワ鳥肌が立つのを感じざるを得なかった
「熱~い火の海に落とされたくなかったら、きびきび倒しちゃいなさい」
「「合点!姉御!!」」
そういうとロイドとジーニアスはそそくさとレナスから逃げ、クラトスのいる前の方へ走っていく
「まったく…」
そんなやりとりをしていると、後ろでコレットが笑っていた
「レナス、なんだかお姉さんみたいでロイド達も嬉しいんだよ」
「……お姉さん‥ね…。でもそしたらリフィルもそうじゃない?」
コレットはそっかぁといいながら、暫く考え込むようにしながら首を横に振る
「やっぱりリフィル先生は先生って感じかなぁ」
「ふふ‥そうね。姉というより、この子達の教師でいることの方が多いものね」
レナスはなるほど、とだけ答え、その後はコレットの守りをしつつ、最深部まで順調に魔物を斬りながら、足を進めていった
「そういえば、レナスの鎖骨のとこに付いてるのってもしかして、エクスフィアか?」
「あ、あぁこれね。そうよ」
途中出てくる魔物を蹴散らしながら進む最中ロイドに質問される
「⋯⋯⋯レナスはどこで手に入れたんだ?」
「⋯⋯⋯傭兵やってると色んな人と知り合うからね。仕事中に出会った人から譲ってもらったのよ」
「⋯⋯⋯ふーん」
「それがどうかしたの?」
「いや、なんでもない。ちょっと気になっただけで⋯。それよりさっきファイアエレメントとの戦闘で使ってた技とかもその人から鍛えてもらったのか?」
「その人は勿論、他にもその伝手で色々、ね。まぁ周りに恵まれてたのかもね」
「羨ましいぜ。俺は周りにそういう関係の人はいなかったから、自己流で覚えるしかなかったもんな」
ロイドががっくりした表情で言うとレナスはクスクス笑い出した
「レナス?」
「今からでも遅くないわよ。た~っぷりあたしが鍛えてあげるわ」
目を細め、薄い笑みをこぼしながらロイドの方を見るレナス
「へっ!?」
「ほらほら!こんな中衛にいないで、前衛でクラトスと魔物叩いてきなさい!」
レナスはロイドの背中を一押しし、前衛に行かせる
一方でロイドは背後にいたジーニアスに思わずぼやく
「レナスって最初の敬語口調の時とだいぶ雰囲気違うよな?」
「うん…でも顔は幼い分、年上だけど親しみやすいんだよね…」
そんなことを話していると……中衛に控えていたレナスの声がした …
「それで小声で話してたつもり?小声っていうのはね、相手に聞こえないように話すものよ」
「「うぇ!レナス!!」」
両手を腰に当て、にっこり黒い笑みで笑うレナス に2人はゾワゾワ鳥肌が立つのを感じざるを得なかった
「熱~い火の海に落とされたくなかったら、きびきび倒しちゃいなさい」
「「合点!姉御!!」」
そういうとロイドとジーニアスはそそくさとレナスから逃げ、クラトスのいる前の方へ走っていく
「まったく…」
そんなやりとりをしていると、後ろでコレットが笑っていた
「レナス、なんだかお姉さんみたいでロイド達も嬉しいんだよ」
「……お姉さん‥ね…。でもそしたらリフィルもそうじゃない?」
コレットはそっかぁといいながら、暫く考え込むようにしながら首を横に振る
「やっぱりリフィル先生は先生って感じかなぁ」
「ふふ‥そうね。姉というより、この子達の教師でいることの方が多いものね」
レナスはなるほど、とだけ答え、その後はコレットの守りをしつつ、最深部まで順調に魔物を斬りながら、足を進めていった
