8 火の封印
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新たな技も覚えて嬉しそうに駆け寄ってくるロイド
そんなロイドを見てレナスは何か言いたげに立ち上がる
「ねぇ、ロイド?」
「どうしたんだレナス?」
「ノイシュいないけど、いいの?」
「えぇぇぇ!!!!」
そう先程、ファイアエレメントが出た辺りからノイシュの姿は既になかった
もっともレナスとクラトスはいないのに気付いていたらしいが…
ロイド達は全く気付いていない様子
「気付いてなかったのね…」
「あいつ、また逃げ出しやがったな」
「また?」
「あぁ、そうかレナスとは会う前だったからな。前にも同じことがあったんだよ」
「魔物に敏感なのだろう。今後も魔物が多そうな場所では、ノイシュをあてにしない方がいい。かわいそうだ」
「そうね。前にも同じ事があってちゃんと戻ってきたなら大丈夫でしょ」
「うーん、そうなんだけど」
「⋯⋯⋯ってコレットもいなくなってるけど⋯?コレットもノイシュと同じなの?」
「えっ!!コレット!!?」
レナスの言葉にロイド、ジーニアス、リフィルがハッとした様子で周りを見渡す
するとクラトスはやはり分かってなかったか⋯と言わんばかりの様子で言う
「⋯⋯⋯神子ならあちらに行った。魔物もいないようだから、すぐに追いつくだろう」
コレットの様子を見守っていたクラトスが冷静に答えると3人は安堵の溜め息を漏らす
どうやらこの様子だとコレットが迷子になるのは常習らしい
安堵していると奥の方から当の本人の声が響き渡る
「あっ!ねぇねぇ!みんなー!」
クラトスの言った方向からは確かにコレットの声がして他のメンバーは直ぐにそちらの方へ向かった
するとそこには遺跡がそびえ立っていた
「ねぇねぇ、ここが封印なのかな?ウチの紋章があるけど」
「くくくくくく」
(ん!?この笑い声ってどこかで聞いた……ような…あっ!あたしが泊まった隣の部屋からした奇妙な笑い声って…もしかして…)
「素晴らしい!!みろ、この扉を!!周りの岩とは明らかに性質が違う。くくくく……思った通りだ。これは古代大戦時の魔術障壁として開発されたカーボネイドだ!あぁ、このすべらかな肌触り。見事だ♪」
「⋯⋯⋯⋯⋯」
「…⋯⋯⋯⋯」
「…⋯⋯⋯?」
「⋯⋯??⋯」
皆、リフィルの突然の豹変にぽかんと空いた口が塞がらず、その場に立ち尽くす
そして唯一の肉親であるジーニアスはというと、余程知られたくなかったのか、しゃがみこみ頭を抱え項垂れている……
きっとこれまでも頑張って知られぬようにしてきたのだろう
「…いつもこうか?」
「…そうなのか?」
「…てか誰よ…」
順にクラトス 、ロイド 、レナスが言った
3人が同時にうなだれるジーニアスに容赦なく問いかける
「あぁ…隠してたのに」
4人がそんなやり取りをしてる間にもリフィルとコレットは勝手に扉を開けていた
「あっ!開いたよ」
「うぉ!!いつの間に」
「2人とも行くぞ」
「よ~し!わくわくしてきたぞ!早く入ろうぜ 」
「……その集中力が続けばいいが」
「無理そうじゃない」
そんなロイドを見てレナスは何か言いたげに立ち上がる
「ねぇ、ロイド?」
「どうしたんだレナス?」
「ノイシュいないけど、いいの?」
「えぇぇぇ!!!!」
そう先程、ファイアエレメントが出た辺りからノイシュの姿は既になかった
もっともレナスとクラトスはいないのに気付いていたらしいが…
ロイド達は全く気付いていない様子
「気付いてなかったのね…」
「あいつ、また逃げ出しやがったな」
「また?」
「あぁ、そうかレナスとは会う前だったからな。前にも同じことがあったんだよ」
「魔物に敏感なのだろう。今後も魔物が多そうな場所では、ノイシュをあてにしない方がいい。かわいそうだ」
「そうね。前にも同じ事があってちゃんと戻ってきたなら大丈夫でしょ」
「うーん、そうなんだけど」
「⋯⋯⋯ってコレットもいなくなってるけど⋯?コレットもノイシュと同じなの?」
「えっ!!コレット!!?」
レナスの言葉にロイド、ジーニアス、リフィルがハッとした様子で周りを見渡す
するとクラトスはやはり分かってなかったか⋯と言わんばかりの様子で言う
「⋯⋯⋯神子ならあちらに行った。魔物もいないようだから、すぐに追いつくだろう」
コレットの様子を見守っていたクラトスが冷静に答えると3人は安堵の溜め息を漏らす
どうやらこの様子だとコレットが迷子になるのは常習らしい
安堵していると奥の方から当の本人の声が響き渡る
「あっ!ねぇねぇ!みんなー!」
クラトスの言った方向からは確かにコレットの声がして他のメンバーは直ぐにそちらの方へ向かった
するとそこには遺跡がそびえ立っていた
「ねぇねぇ、ここが封印なのかな?ウチの紋章があるけど」
「くくくくくく」
(ん!?この笑い声ってどこかで聞いた……ような…あっ!あたしが泊まった隣の部屋からした奇妙な笑い声って…もしかして…)
「素晴らしい!!みろ、この扉を!!周りの岩とは明らかに性質が違う。くくくく……思った通りだ。これは古代大戦時の魔術障壁として開発されたカーボネイドだ!あぁ、このすべらかな肌触り。見事だ♪」
「⋯⋯⋯⋯⋯」
「…⋯⋯⋯⋯」
「…⋯⋯⋯?」
「⋯⋯??⋯」
皆、リフィルの突然の豹変にぽかんと空いた口が塞がらず、その場に立ち尽くす
そして唯一の肉親であるジーニアスはというと、余程知られたくなかったのか、しゃがみこみ頭を抱え項垂れている……
きっとこれまでも頑張って知られぬようにしてきたのだろう
「…いつもこうか?」
「…そうなのか?」
「…てか誰よ…」
順にクラトス 、ロイド 、レナスが言った
3人が同時にうなだれるジーニアスに容赦なく問いかける
「あぁ…隠してたのに」
4人がそんなやり取りをしてる間にもリフィルとコレットは勝手に扉を開けていた
「あっ!開いたよ」
「うぉ!!いつの間に」
「2人とも行くぞ」
「よ~し!わくわくしてきたぞ!早く入ろうぜ 」
「……その集中力が続けばいいが」
「無理そうじゃない」
