8 火の封印
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ファイアエレメントの周囲にいた雑魚を一掃したクラトス、そしてサポートに徹していたリフィルもロイド達の元へやってくる
「2人ともご苦労だったな」
「あんたもな」
「ロイド、火傷しているわ。今、治癒術を」
そう言ってリフィルはロイドにファーストエイドで治癒をしてやると、クラトスはレナスの方を見て気付いた
「レナスお前も火傷しているではないか」
レナスの腕は赤く少し爛れてしまった痕があった
「平気よ、これくらい。少し火傷しただけだもの、ほっとけば治るわよ」
「ファーストエイド」
「むっ、いいっていったのに!クラトスっていつも過保護よね」
レナスはロイド達には聞こえないように小声でクラトスにぼやく
「回復出来る者がいるならやってもらうにこしたことない」
「そうだぜレナス。ジーニアスは治癒術はできないけどリフィル先生は治癒術得意だしな!」
「悪かったね、治癒術できなくて~」
「まーま!そういじけるなよジーニアス。あっ!そうそう先生達はエルフで魔術使えるんだよ」
「…………へぇ、どおりで。最初腕試しの時は驚いたわ。いきなり魔術かまされると思わなかったもの」
少し間を置き、意味深に笑ってレナスはジーニアスの方を見た
レナスのその様子を見てロイドとじゃれ合っていたジーニアスは少し戸惑うような素振りでまぁね。と答えるだけ
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯エルフねぇ」
レナスがボソリと独り言を呟く
「………このままでは足手まといになりかねん」
「「「?」」」
突然のクラトスの言葉に皆、疑問符
ロイドはすぐにクラトスに聞いた
ロイドの真っ直ぐな性格は気になった事はそのままにしておく事はまずしない
「何がだ?」
「いや……。とりあえずお前たちは自分の身を守るための技術を学んだ方がいい」
「それは護身術みたいなものですか?」
「そうだな。戦いの際、自らの防御を高める技だ。私が今から見本を見せる。理屈さえ分かれば修得は容易なはずだ」
「へぇ―すげぇな!レナスもできるのか?」
「えっ……あぁ…一応できるけど……」
突然ふられた話題に戸惑いながらもレナスは答える
「ロイド、ジーニアス、神子の3人には私が教えよう。その間、リフィルとレナスは少し休むといい」
こうして彼ら3人はクラトスから防御技を教わる事になった
彼らを待っている間、リフィルは荷物の整理、そしてレナスは1人、地面に座り込み考えごとをしていた
(あのジーニアスとリフィルがエルフねぇ?……それにしても、クラトスも相変わらず心配性ね…)
(そういえばあたしも昔、自分の身は自分で守れるようにって教わったわね。たしかにその技に助けられた事は何度もあったから覚えて損はないか)
(治癒術も教わってなんとか使えるようにはなったけど、結局擦り傷治す程度しか効果ないのよね)
少し昔を懐かしみながらボーッとしているとロイドの大きな声が響いてくる
「よーし!何だかわかんねぇけど、強くなった気がするぜ!早く試してぇなぁ!」
「気のせいだと思うけどね…」
教えてもらったロイドは張り切り、対してジーニアスはそんなロイドを見てどこか呆れてる感じもあったが、どこか嬉しそうであった
「2人ともご苦労だったな」
「あんたもな」
「ロイド、火傷しているわ。今、治癒術を」
そう言ってリフィルはロイドにファーストエイドで治癒をしてやると、クラトスはレナスの方を見て気付いた
「レナスお前も火傷しているではないか」
レナスの腕は赤く少し爛れてしまった痕があった
「平気よ、これくらい。少し火傷しただけだもの、ほっとけば治るわよ」
「ファーストエイド」
「むっ、いいっていったのに!クラトスっていつも過保護よね」
レナスはロイド達には聞こえないように小声でクラトスにぼやく
「回復出来る者がいるならやってもらうにこしたことない」
「そうだぜレナス。ジーニアスは治癒術はできないけどリフィル先生は治癒術得意だしな!」
「悪かったね、治癒術できなくて~」
「まーま!そういじけるなよジーニアス。あっ!そうそう先生達はエルフで魔術使えるんだよ」
「…………へぇ、どおりで。最初腕試しの時は驚いたわ。いきなり魔術かまされると思わなかったもの」
少し間を置き、意味深に笑ってレナスはジーニアスの方を見た
レナスのその様子を見てロイドとじゃれ合っていたジーニアスは少し戸惑うような素振りでまぁね。と答えるだけ
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯エルフねぇ」
レナスがボソリと独り言を呟く
「………このままでは足手まといになりかねん」
「「「?」」」
突然のクラトスの言葉に皆、疑問符
ロイドはすぐにクラトスに聞いた
ロイドの真っ直ぐな性格は気になった事はそのままにしておく事はまずしない
「何がだ?」
「いや……。とりあえずお前たちは自分の身を守るための技術を学んだ方がいい」
「それは護身術みたいなものですか?」
「そうだな。戦いの際、自らの防御を高める技だ。私が今から見本を見せる。理屈さえ分かれば修得は容易なはずだ」
「へぇ―すげぇな!レナスもできるのか?」
「えっ……あぁ…一応できるけど……」
突然ふられた話題に戸惑いながらもレナスは答える
「ロイド、ジーニアス、神子の3人には私が教えよう。その間、リフィルとレナスは少し休むといい」
こうして彼ら3人はクラトスから防御技を教わる事になった
彼らを待っている間、リフィルは荷物の整理、そしてレナスは1人、地面に座り込み考えごとをしていた
(あのジーニアスとリフィルがエルフねぇ?……それにしても、クラトスも相変わらず心配性ね…)
(そういえばあたしも昔、自分の身は自分で守れるようにって教わったわね。たしかにその技に助けられた事は何度もあったから覚えて損はないか)
(治癒術も教わってなんとか使えるようにはなったけど、結局擦り傷治す程度しか効果ないのよね)
少し昔を懐かしみながらボーッとしているとロイドの大きな声が響いてくる
「よーし!何だかわかんねぇけど、強くなった気がするぜ!早く試してぇなぁ!」
「気のせいだと思うけどね…」
教えてもらったロイドは張り切り、対してジーニアスはそんなロイドを見てどこか呆れてる感じもあったが、どこか嬉しそうであった
