7 過去編(2)
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セレスへの面会時間は最初に手短にと言われていた為、2人はすぐ修道院をあとにした
メルトキオに着くと先に送迎してくれたゼロスの家の従者を帰し、2人は街の出入口でしゃがみこんで話していた
「レナス、一緒についてきてくれてありがとう」
「うん」
「レナスはこれからどうするんだ?」
「うん。また親戚の家に戻るよ。ねぇ?時々、会いに来てもいいかな…?」
「当たり前だろ」
「ありがと⋯。じゃあ、父様に見つからないうちに戻るね。ここにいることは父様には内緒だから⋯。じゃあ、迎えがくるから⋯じゃあね」
「あ、レナス…待って」
ゼロスは先に行こうとするレナスの腕を掴むと、自身の方へ引き寄せてレナスの頬に口づけをした
突然の事にレナスは真っ赤になっているとゼロスはまたな、と言って走っていってしまう
「……はぅ…あっ‥クラトスさんに⋯連絡しなきゃ…」
クラトスが来てからもまだ顔の火照りはなかなかおさまることはなかった
迎えにきたクラトスに熱でもあるのか?と聞かれたが、気のせいと答えるしかなかった…
そしてデリス・カーラーンに着いてから、クラトスにゼロスの母ミレーヌが自分とゼロスを庇い死んでしまったこと
そんな中ゼロスを1人にできなかったこと
優しくしてくれたミレーヌの葬儀に出席したかった事を話した
クラトスはレナスを気遣い、必要以上に話を聞くことはせず、ゆっくり休むようにだけ言われた
1人部屋に戻ってきたレナスはセレスに会って帰る途中のゼロスを思い出していた
~~~~~~~~~~~
「僕は…何のために生まれてきたんだろ…僕はみんなを不幸にするから…生まれてこない方がよかったんだ…セレスも…僕がいない方が…」
と、ゼロスが言い放つとレナスは珍しく声を張り上げる
「ゼロスッ!!!!言っていいことと悪いことがあるよ…だから…そん‥な…こと‥言わな‥いでよ‥」
目に涙を溜めてしゃくりあげながらレナスはゼロスの両肩に手を置き、ギュッと手に力を込める
「ごめん‥」
~~~~~~~~~~~
レナスはその夜、ある決意を胸に抱き、書庫の方で夜を明かした
メルトキオに着くと先に送迎してくれたゼロスの家の従者を帰し、2人は街の出入口でしゃがみこんで話していた
「レナス、一緒についてきてくれてありがとう」
「うん」
「レナスはこれからどうするんだ?」
「うん。また親戚の家に戻るよ。ねぇ?時々、会いに来てもいいかな…?」
「当たり前だろ」
「ありがと⋯。じゃあ、父様に見つからないうちに戻るね。ここにいることは父様には内緒だから⋯。じゃあ、迎えがくるから⋯じゃあね」
「あ、レナス…待って」
ゼロスは先に行こうとするレナスの腕を掴むと、自身の方へ引き寄せてレナスの頬に口づけをした
突然の事にレナスは真っ赤になっているとゼロスはまたな、と言って走っていってしまう
「……はぅ…あっ‥クラトスさんに⋯連絡しなきゃ…」
クラトスが来てからもまだ顔の火照りはなかなかおさまることはなかった
迎えにきたクラトスに熱でもあるのか?と聞かれたが、気のせいと答えるしかなかった…
そしてデリス・カーラーンに着いてから、クラトスにゼロスの母ミレーヌが自分とゼロスを庇い死んでしまったこと
そんな中ゼロスを1人にできなかったこと
優しくしてくれたミレーヌの葬儀に出席したかった事を話した
クラトスはレナスを気遣い、必要以上に話を聞くことはせず、ゆっくり休むようにだけ言われた
1人部屋に戻ってきたレナスはセレスに会って帰る途中のゼロスを思い出していた
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「僕は…何のために生まれてきたんだろ…僕はみんなを不幸にするから…生まれてこない方がよかったんだ…セレスも…僕がいない方が…」
と、ゼロスが言い放つとレナスは珍しく声を張り上げる
「ゼロスッ!!!!言っていいことと悪いことがあるよ…だから…そん‥な…こと‥言わな‥いでよ‥」
目に涙を溜めてしゃくりあげながらレナスはゼロスの両肩に手を置き、ギュッと手に力を込める
「ごめん‥」
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レナスはその夜、ある決意を胸に抱き、書庫の方で夜を明かした
