6 腕試し
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(あ~失敗~。魔術なしでクラトスに勝つのは結構しんどいかも…ってゆーか、使っても勝てる保証もないけど)
レナスは面倒くさそうにクラトスを一瞥していると目の前から真っ赤な炎の気配を察知する
「負けないよ!ファイアボール!」
「!」
ジーニアスが下級魔法ではあるが、詠唱に時間のかからない魔法を仕掛けてきた
ファイヤボールを上手くかわしつつ、ジーニアスへと距離をジリジリ詰め反撃をする
「風迅剣!」
(⋯⋯⋯これは使える…よし)
レナスは今の反撃の時にいいことを思いつき、思わずその瞳は愉しそうに笑いを浮かべていた
その頃のロイドとクラトスはというとレナスから少し距離を置き、攻撃のタイミングを狙っていた
また不用意に近づけばどうせ避けられてしまうからだ
「ちくしょー。あいつ思った以上に素早いな」
「ロイド、油断するなよ。⋯⋯新人と言っていたが⋯彼女はなかなか戦闘のセンスはあるようだ」
「わかってるよ。あいつちょこちょこ素早くて追い付かないんだよな~」
レナスは何を思ったのかクラトス、ロイドに攻撃してくれと言わんばかりに背を向けた
「「??」」
彼らを背にし、ニヤリと意味深に笑う
勿論、背を向けているため、彼ら2人にはレナスの顔は見えない
そうこうしてるうちにジーニアスがまた魔術を撃ってくる
「いっけ~!もう1発、ファイアボール!」
「こっちもいくわよ!風迅剣!」
ジーニアスが数発撃ったファイアボールは、レナスの風迅剣によって生まれた風によって煽られ、なんと周りに火が燃え広がったのだ
さらに追い討ちをかけるようにレナスはもう1発燃える炎に風迅剣を放つ
みるみるうちに炎は周囲に広がって、火の壁となり、砂も舞いクラトス、ジーニアス、ロイドの視界を奪う
隙を見て距離を詰めていたロイドとクラトスはというと
クラトスはギリギリのところで避けるがロイドはレナスと共に火の壁になってしまった中にいた
「あら、見事に掛かったのはロイドさんですね。暫くは2人きりですね。せっかくだから楽しみましょうか?」
そう言いながら人懐っこい笑みを浮かべ、レナスはロイドへ斬りかかった
レナスの剣を受けながらロイドはその剣戟の重さに僅かに顔を歪めた
「っ!あんた強いな。」
「…ありがと」
一旦ロイドはバックステップで下がり、改めて
レナスに斬りかかる
再び金属が交わり音が二人の間に鳴り響く
「ん~まだまだ荒いわね。それに軽すぎるわ。…剣ていうのはね…こう使うのよっ!!」
そう言うとまたレナスの重い一撃がロイドの剣にのしかかる
「!!ぐっ…」
砂埃も炎の壁も漸く消えかけてきた頃には勝負がつこうとしていた
「これで終わりよ。ロイド・アーヴィング…」
「「ロイド!!!」」
パチン
「?」
「はい!1人脱落です。腕試しじゃなかったら死んでましたね。ロイドさん」
にっこり笑い、先程とはレナスの表情はうって変わって穏やかだ
ロイドがレナスから受けたトドメはデコピン
「これで残りはあと2人ですね」
予想外の出来事にポカンとするロイド
すると…クラトスが溜め息を吐き言った
「リフィル、もういいだろう?彼女の実力は私は充分だと思うが」
「そうね。なかなか腕は立つようね。私は構わなくてよ。コレット、あなたはどうするの?」
「勿論!同行してもらいたいです!」
「ありがとうございます。宜しくお願いしますね。(クラトスめ。余計なことを…。もうちょっと遊びたかったのに)」
レナスは面倒くさそうにクラトスを一瞥していると目の前から真っ赤な炎の気配を察知する
「負けないよ!ファイアボール!」
「!」
ジーニアスが下級魔法ではあるが、詠唱に時間のかからない魔法を仕掛けてきた
ファイヤボールを上手くかわしつつ、ジーニアスへと距離をジリジリ詰め反撃をする
「風迅剣!」
(⋯⋯⋯これは使える…よし)
レナスは今の反撃の時にいいことを思いつき、思わずその瞳は愉しそうに笑いを浮かべていた
その頃のロイドとクラトスはというとレナスから少し距離を置き、攻撃のタイミングを狙っていた
また不用意に近づけばどうせ避けられてしまうからだ
「ちくしょー。あいつ思った以上に素早いな」
「ロイド、油断するなよ。⋯⋯新人と言っていたが⋯彼女はなかなか戦闘のセンスはあるようだ」
「わかってるよ。あいつちょこちょこ素早くて追い付かないんだよな~」
レナスは何を思ったのかクラトス、ロイドに攻撃してくれと言わんばかりに背を向けた
「「??」」
彼らを背にし、ニヤリと意味深に笑う
勿論、背を向けているため、彼ら2人にはレナスの顔は見えない
そうこうしてるうちにジーニアスがまた魔術を撃ってくる
「いっけ~!もう1発、ファイアボール!」
「こっちもいくわよ!風迅剣!」
ジーニアスが数発撃ったファイアボールは、レナスの風迅剣によって生まれた風によって煽られ、なんと周りに火が燃え広がったのだ
さらに追い討ちをかけるようにレナスはもう1発燃える炎に風迅剣を放つ
みるみるうちに炎は周囲に広がって、火の壁となり、砂も舞いクラトス、ジーニアス、ロイドの視界を奪う
隙を見て距離を詰めていたロイドとクラトスはというと
クラトスはギリギリのところで避けるがロイドはレナスと共に火の壁になってしまった中にいた
「あら、見事に掛かったのはロイドさんですね。暫くは2人きりですね。せっかくだから楽しみましょうか?」
そう言いながら人懐っこい笑みを浮かべ、レナスはロイドへ斬りかかった
レナスの剣を受けながらロイドはその剣戟の重さに僅かに顔を歪めた
「っ!あんた強いな。」
「…ありがと」
一旦ロイドはバックステップで下がり、改めて
レナスに斬りかかる
再び金属が交わり音が二人の間に鳴り響く
「ん~まだまだ荒いわね。それに軽すぎるわ。…剣ていうのはね…こう使うのよっ!!」
そう言うとまたレナスの重い一撃がロイドの剣にのしかかる
「!!ぐっ…」
砂埃も炎の壁も漸く消えかけてきた頃には勝負がつこうとしていた
「これで終わりよ。ロイド・アーヴィング…」
「「ロイド!!!」」
「?」
「はい!1人脱落です。腕試しじゃなかったら死んでましたね。ロイドさん」
にっこり笑い、先程とはレナスの表情はうって変わって穏やかだ
ロイドがレナスから受けたトドメはデコピン
「これで残りはあと2人ですね」
予想外の出来事にポカンとするロイド
すると…クラトスが溜め息を吐き言った
「リフィル、もういいだろう?彼女の実力は私は充分だと思うが」
「そうね。なかなか腕は立つようね。私は構わなくてよ。コレット、あなたはどうするの?」
「勿論!同行してもらいたいです!」
「ありがとうございます。宜しくお願いしますね。(クラトスめ。余計なことを…。もうちょっと遊びたかったのに)」
