6 腕試し
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そして腕試しの模擬戦が決まり、一行は一旦トリエットの外へ出る事にする
そしてリフィルが決めたメンバーとは……
ロイド、ジーニアスの2人
そんな彼らを見てレナスは余裕そうにクラトスを見て言う
「彼らまだ子供でしょう……?クラトスさんも如何ですか?見てるだけじゃつまらないでしょ?」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
クラトスは腕組みをし、外壁に寄りかかったままで何も言わない
そんなクラトスの代わりにリフィルがレナスに答えた
「いいの?貴女はまだロイドとジーニアスの実力すらを知らないのに、ベテランの傭兵であるクラトスを参戦させるなんて」
「だってその方がより実力が分かりやすいでしょう?」
腰のベルトにある剣を一気に引き抜き、クラトスへその剣の先端を向ける
まるでその様子はクラトスを挑発してるかのようにも見える
そしてそんなやり取りをする3人の背後ではロイドとジーニアスがコソコソ話していた
「えぇ!!ねぇ、ロイド…レナスさんていくつなんだろう?僕……ロイドと同じくらいと思ってた」
「俺も…」
「2人共…聞こえてますからね」
「「!!!?」」
「…………まったく…わかった。だが⋯やるからには手加減せんぞ」
そう言って腰に差す剣の柄を握りしめる
仕方なさそうに剣を鞘から引き抜いているのかと思いきや、最後にレナスを一瞥するクラトスの眼光はかなり鋭く内心ほんのちょっと後悔をした
(!ヤッバ~目がマジだ。迂闊に近寄るのは止めて、クラトスは後回し後回し…)
面白そうだからと軽い気持ちで言うもんじゃないなと心から思った
というわけで街からさらに離れてトリエット砂漠まで移動してきた
(まぁ、ロイドは大体わかるからよしとしよう。実力が分からないのはジーニアス…あの子だけね)
一度、ロイドとはシルヴァラントベースで剣を交えているレナスはおおよその把握はしていた
「じゃあ、4人共よろしくって?」
「おぉ!」
「うん。大丈夫だよ」
「…⋯⋯⋯あぁ」
「大丈夫です」
「始め!」
リフィルの呼びかけでレナスの世界再生の旅の同行を掛けたバトルが始まる
ロイドが二つの剣を抜き、レナス目掛け走ってくる
当のレナスは何も構えず、ただつっ立っている
クラトスも剣の柄に手を置きながら動く
「サイクロン」
「風迅剣!」
ジーニアスの魔術が放たれるが、最初から彼を注視していたレナスはとっさに技をくり出し対応する
レナスは向かってくるジーニアスの魔術に向かってわざと自分の技がぶつかるように仕向けて放った
剣技の風と魔術の風は互いにぶつかり合い、魔術の風…ジーニアスの放ったサイクロンは押し負け放った本人……ジーニアスへと向かってゆく
それは最初より勢いを増しながら
「ジーニアス!!?」
ロイドが気付いてレナスに向けていた足を止め、ジーニアスの助けに向かう
(さてと…今のうちクラトスを…)
「――――っ!?」
気配を感じ、即座に後ろを振り返るとクラトスの剣が襲ってくる
キィーン
剣で対応したレナスは、咄嗟の対応に態勢を崩しながらだったが、バックステップで一旦逃れる
後ろからジーニアスを援護したロイドがレナス達の元へまた戻ってくる
「チッ!」
レナスは小さく舌打ちし、更に下がる
その間にロイド、クラトスの両名が距離を縮め、剣の切っ先を向けようとしていた
そしてリフィルが決めたメンバーとは……
ロイド、ジーニアスの2人
そんな彼らを見てレナスは余裕そうにクラトスを見て言う
「彼らまだ子供でしょう……?クラトスさんも如何ですか?見てるだけじゃつまらないでしょ?」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
クラトスは腕組みをし、外壁に寄りかかったままで何も言わない
そんなクラトスの代わりにリフィルがレナスに答えた
「いいの?貴女はまだロイドとジーニアスの実力すらを知らないのに、ベテランの傭兵であるクラトスを参戦させるなんて」
「だってその方がより実力が分かりやすいでしょう?」
腰のベルトにある剣を一気に引き抜き、クラトスへその剣の先端を向ける
まるでその様子はクラトスを挑発してるかのようにも見える
そしてそんなやり取りをする3人の背後ではロイドとジーニアスがコソコソ話していた
「えぇ!!ねぇ、ロイド…レナスさんていくつなんだろう?僕……ロイドと同じくらいと思ってた」
「俺も…」
「2人共…聞こえてますからね」
「「!!!?」」
「…………まったく…わかった。だが⋯やるからには手加減せんぞ」
そう言って腰に差す剣の柄を握りしめる
仕方なさそうに剣を鞘から引き抜いているのかと思いきや、最後にレナスを一瞥するクラトスの眼光はかなり鋭く内心ほんのちょっと後悔をした
(!ヤッバ~目がマジだ。迂闊に近寄るのは止めて、クラトスは後回し後回し…)
面白そうだからと軽い気持ちで言うもんじゃないなと心から思った
というわけで街からさらに離れてトリエット砂漠まで移動してきた
(まぁ、ロイドは大体わかるからよしとしよう。実力が分からないのはジーニアス…あの子だけね)
一度、ロイドとはシルヴァラントベースで剣を交えているレナスはおおよその把握はしていた
「じゃあ、4人共よろしくって?」
「おぉ!」
「うん。大丈夫だよ」
「…⋯⋯⋯あぁ」
「大丈夫です」
「始め!」
リフィルの呼びかけでレナスの世界再生の旅の同行を掛けたバトルが始まる
ロイドが二つの剣を抜き、レナス目掛け走ってくる
当のレナスは何も構えず、ただつっ立っている
クラトスも剣の柄に手を置きながら動く
「サイクロン」
「風迅剣!」
ジーニアスの魔術が放たれるが、最初から彼を注視していたレナスはとっさに技をくり出し対応する
レナスは向かってくるジーニアスの魔術に向かってわざと自分の技がぶつかるように仕向けて放った
剣技の風と魔術の風は互いにぶつかり合い、魔術の風…ジーニアスの放ったサイクロンは押し負け放った本人……ジーニアスへと向かってゆく
それは最初より勢いを増しながら
「ジーニアス!!?」
ロイドが気付いてレナスに向けていた足を止め、ジーニアスの助けに向かう
(さてと…今のうちクラトスを…)
「――――っ!?」
気配を感じ、即座に後ろを振り返るとクラトスの剣が襲ってくる
剣で対応したレナスは、咄嗟の対応に態勢を崩しながらだったが、バックステップで一旦逃れる
後ろからジーニアスを援護したロイドがレナス達の元へまた戻ってくる
「チッ!」
レナスは小さく舌打ちし、更に下がる
その間にロイド、クラトスの両名が距離を縮め、剣の切っ先を向けようとしていた
