0 序章
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レナスside
「お二方、少し騒がしいですよ。向こう側まで声が響いてます」
レオーネとゼロスは聞きなれた声が頭上からすると、そちらに視線を向けた
そこには腰に手を当て若干呆れ気味のレナスの姿だった
「レオーネ、来ているのだったら先に王様達に御挨拶してらっしゃい。そして⋯ゼロス“様”はまたサボリですか…?目を通さないといけない書類があるんじゃなくて?」
この日のレナスは自身の銀髪によく映える白の衣装用ドレスを着用していた
先程まではとても神秘的で美しく女神のように見えていたはずが、残念なことに今のゼロスとレオーネには悪魔降臨にしか思えなかった
「「ぅ゙っ…」」
ニコリ
レナスが2人に意地悪そうな笑みを向けていると、レオーネは少し泣きそうになりながら言う
「ゔぅ゙…姉様のいぢわる…だってだって!!暫く姉様出掛けてお戻りにならないって言うから、会いに来たのにぃ」
「はぁっ~?!ちょ‥ちょっとレナス!俺様そんなの聞いてねぇぜ!」
同時にゴチャゴチャ文句を並べる2人にレナスはまたニコリとまた笑うが、明らかに目が笑っていない
そして城内の方を指差しながら、今度は強めの口調で言う
「御託は結構です!さ、レオーネは早く御挨拶行へ。私とゼロス“様”は執務室で待っているから」
「⋯⋯はぁ~い」
ぷくーと頬を膨らましたレオーネは渋々王様達の所へ歩み寄っていった
「レナスっ…」
まだなにか言いたげなゼロスにレナスは説明はあとだ、と言いたげな視線を向ける
「さぁ…私達も執務室へ参りましょう」
レナスは妖艶に笑ってみせ、ゼロスに執務室に進むよう促した
王宮の廊下を2人で歩いて行く途中、レナスとゼロスの間に会話はなく、静かに目的の場所へ足を進めた
暫くし執務室に着き、2人は部屋に入る
カチャリ
鍵が閉められた
「お二方、少し騒がしいですよ。向こう側まで声が響いてます」
レオーネとゼロスは聞きなれた声が頭上からすると、そちらに視線を向けた
そこには腰に手を当て若干呆れ気味のレナスの姿だった
「レオーネ、来ているのだったら先に王様達に御挨拶してらっしゃい。そして⋯ゼロス“様”はまたサボリですか…?目を通さないといけない書類があるんじゃなくて?」
この日のレナスは自身の銀髪によく映える白の衣装用ドレスを着用していた
先程まではとても神秘的で美しく女神のように見えていたはずが、残念なことに今のゼロスとレオーネには悪魔降臨にしか思えなかった
「「ぅ゙っ…」」
レナスが2人に意地悪そうな笑みを向けていると、レオーネは少し泣きそうになりながら言う
「ゔぅ゙…姉様のいぢわる…だってだって!!暫く姉様出掛けてお戻りにならないって言うから、会いに来たのにぃ」
「はぁっ~?!ちょ‥ちょっとレナス!俺様そんなの聞いてねぇぜ!」
同時にゴチャゴチャ文句を並べる2人にレナスはまたニコリとまた笑うが、明らかに目が笑っていない
そして城内の方を指差しながら、今度は強めの口調で言う
「御託は結構です!さ、レオーネは早く御挨拶行へ。私とゼロス“様”は執務室で待っているから」
「⋯⋯はぁ~い」
ぷくーと頬を膨らましたレオーネは渋々王様達の所へ歩み寄っていった
「レナスっ…」
まだなにか言いたげなゼロスにレナスは説明はあとだ、と言いたげな視線を向ける
「さぁ…私達も執務室へ参りましょう」
レナスは妖艶に笑ってみせ、ゼロスに執務室に進むよう促した
王宮の廊下を2人で歩いて行く途中、レナスとゼロスの間に会話はなく、静かに目的の場所へ足を進めた
暫くし執務室に着き、2人は部屋に入る
鍵が閉められた