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シルヴァラントベース内の倉庫の中
「ここなら誰もこないだろう」
「ここどこよ?そして⋯もう…降ろして…」
「ここは今は使われていない倉庫だ。それはそうと、レナス。いつの怪我だ?」
「昨日⋯⋯⋯ちょっとね。途中までは治癒してもらったし、その時は傷口はほぼ塞がってたからもう大丈夫だと思ってたの。でも今朝起きたら⋯⋯」
「塞がったと思ってた傷口がまた開いてたんだな」
「そう⋯。でも出血もないし、走ろうと思えば走れたの!荷物じゃあるまいし、なにも担がなくてもいいじゃない」
「見つかってからでは遅いからな」
「⋯⋯⋯⋯⋯まぁ、ごもっとも⋯」
呆れながらユアンはレナスを降ろし、床に座らせると手をかざし、回復術を施す
傷はメルトキオでゼロスの取り巻きにやられた時のもの
まさか今になって傷口が開くとはレナスも思ってもみなかった
ゼロスに治癒してもらっていたが、確かに途中で中断をさせ、完治とまでいってなかったのも事実
深く後悔もしながら、仕方ないとレナスは諦め半分で息を吐いた
「これでいいだろう…」
「ん…ありがと……ユアンって回復術もちゃんとできたんだ」
「当たり前だ。少なくともお前よりはかなりマシだ」
「むっ!」
レナスは頬を膨らませ、ユアンを睨むが、当の睨まれた本人はまったく意に介しておらず、話を進め始める
「これからどうするつもりだ…?」
「まっ、どうせ行動ルートはボータを適当にあしらって今はここから近い…トリエットってとこかな?」
「…妥当な判断だな」
するとレナスは少し意外そうな顔をし、俯き加減のユアンの顔を床に座ったまま、下から覗き込む
「…なんだ?」
「自分でボータに任せておいて、あしらわれ発言は否定しないんだ?」
「奴がいる…そう簡単にいくまい」
「あ~そ~。……あたしはじゃあ予定通り神子達と合流するから。あ、治癒はありがと」
そういうとユアンに背を向け手をヒラヒラ振り、シルヴァラントベースを後にした
「ここなら誰もこないだろう」
「ここどこよ?そして⋯もう…降ろして…」
「ここは今は使われていない倉庫だ。それはそうと、レナス。いつの怪我だ?」
「昨日⋯⋯⋯ちょっとね。途中までは治癒してもらったし、その時は傷口はほぼ塞がってたからもう大丈夫だと思ってたの。でも今朝起きたら⋯⋯」
「塞がったと思ってた傷口がまた開いてたんだな」
「そう⋯。でも出血もないし、走ろうと思えば走れたの!荷物じゃあるまいし、なにも担がなくてもいいじゃない」
「見つかってからでは遅いからな」
「⋯⋯⋯⋯⋯まぁ、ごもっとも⋯」
呆れながらユアンはレナスを降ろし、床に座らせると手をかざし、回復術を施す
傷はメルトキオでゼロスの取り巻きにやられた時のもの
まさか今になって傷口が開くとはレナスも思ってもみなかった
ゼロスに治癒してもらっていたが、確かに途中で中断をさせ、完治とまでいってなかったのも事実
深く後悔もしながら、仕方ないとレナスは諦め半分で息を吐いた
「これでいいだろう…」
「ん…ありがと……ユアンって回復術もちゃんとできたんだ」
「当たり前だ。少なくともお前よりはかなりマシだ」
「むっ!」
レナスは頬を膨らませ、ユアンを睨むが、当の睨まれた本人はまったく意に介しておらず、話を進め始める
「これからどうするつもりだ…?」
「まっ、どうせ行動ルートはボータを適当にあしらって今はここから近い…トリエットってとこかな?」
「…妥当な判断だな」
するとレナスは少し意外そうな顔をし、俯き加減のユアンの顔を床に座ったまま、下から覗き込む
「…なんだ?」
「自分でボータに任せておいて、あしらわれ発言は否定しないんだ?」
「奴がいる…そう簡単にいくまい」
「あ~そ~。……あたしはじゃあ予定通り神子達と合流するから。あ、治癒はありがと」
そういうとユアンに背を向け手をヒラヒラ振り、シルヴァラントベースを後にした
