3 過去編(1)
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「おばあ様~レナスだよ―!」
部屋の奥からはレナスと同じ綺麗な銀髪の中年の女性が現れた
おばあ様と呼ばれるにまだ若そうな年齢のようにみえる
「あら、レナスそれにゼロス様もご一緒だったんですね」
「いつも呼び捨てでって言ってるのに」
「はいはい。ゼロス、ごめんなさい」
少しふてくされ気味のゼロスの頭を優しく撫でていると、後ろから服をグイグイ引っ張られ、後ろを向くとレナスが無邪気な顔を向けてきた
「ねぇ~おばあ様、またお歌教えて!」
「えぇ。勿論よ」
「やった!私も早くおばあ様みたいに歌いたい」
~♪
♪~
♪♪
「レナスだいぶうまくなったな」
「本当、ゼロス!でもまだまだだもん⋯目標はおばあ様なの!」
「クスクス…ありがとうレナス。私を目指すのだったら、レナスだけの歌を作りなさい。あなたは私と同じご先祖様の特別な力をもっているんだもの」
「私だけの歌…?」
「そうよ。人を慈しみ、優しい気持ちで貴女だけの歌詞を作るのよ。そうすれば自ずと私の様に歌えるわ」
「う~ん…よく分かんないけど頑張る!あ、あのね、私⋯ゼロスの為に歌いたいんだ。それでも大丈夫かな?できるかな?」
「ふふ⋯。ゼロスが大好きなのね。でもそんなレナスなら、今はできなくてももう少し大きくなったらきっとできるようになるわ」
「じゃあ、レナスが作った歌は僕だけのものだね」
「 うん!私だけの歌詞……ゼロスのことを考えて作れるように頑張るね」
「じゃあ、そうね。そんな2人に祝福の唄をプレゼントするわ」
優しく笑い、普通の歌とは違う、魔力を含んだ特別な唄を彼らの為に歌う
心地良い唄がレナスとゼロスを包み込んだ
これはシルヴィスの家系にを生を受けた銀髪の女にのみ、与えられる特別な力
唄
これは特別な付与効果をもたらすものであり、聴く者にリラックス効果を与えたり、魔力・体力を増幅させたり、種類は様々
ただし、唄っている術者には効果はもたらさず、魔術を使うのと同じ体内のマナを消費する
効果範囲や対象人数によってはとてつもなくマナを消費するという欠点もある
部屋の奥からはレナスと同じ綺麗な銀髪の中年の女性が現れた
おばあ様と呼ばれるにまだ若そうな年齢のようにみえる
「あら、レナスそれにゼロス様もご一緒だったんですね」
「いつも呼び捨てでって言ってるのに」
「はいはい。ゼロス、ごめんなさい」
少しふてくされ気味のゼロスの頭を優しく撫でていると、後ろから服をグイグイ引っ張られ、後ろを向くとレナスが無邪気な顔を向けてきた
「ねぇ~おばあ様、またお歌教えて!」
「えぇ。勿論よ」
「やった!私も早くおばあ様みたいに歌いたい」
~♪
♪~
♪♪
「レナスだいぶうまくなったな」
「本当、ゼロス!でもまだまだだもん⋯目標はおばあ様なの!」
「クスクス…ありがとうレナス。私を目指すのだったら、レナスだけの歌を作りなさい。あなたは私と同じご先祖様の特別な力をもっているんだもの」
「私だけの歌…?」
「そうよ。人を慈しみ、優しい気持ちで貴女だけの歌詞を作るのよ。そうすれば自ずと私の様に歌えるわ」
「う~ん…よく分かんないけど頑張る!あ、あのね、私⋯ゼロスの為に歌いたいんだ。それでも大丈夫かな?できるかな?」
「ふふ⋯。ゼロスが大好きなのね。でもそんなレナスなら、今はできなくてももう少し大きくなったらきっとできるようになるわ」
「じゃあ、レナスが作った歌は僕だけのものだね」
「 うん!私だけの歌詞……ゼロスのことを考えて作れるように頑張るね」
「じゃあ、そうね。そんな2人に祝福の唄をプレゼントするわ」
優しく笑い、普通の歌とは違う、魔力を含んだ特別な唄を彼らの為に歌う
心地良い唄がレナスとゼロスを包み込んだ
これはシルヴィスの家系にを生を受けた銀髪の女にのみ、与えられる特別な力
これは特別な付与効果をもたらすものであり、聴く者にリラックス効果を与えたり、魔力・体力を増幅させたり、種類は様々
ただし、唄っている術者には効果はもたらさず、魔術を使うのと同じ体内のマナを消費する
効果範囲や対象人数によってはとてつもなくマナを消費するという欠点もある