3 過去編(1)
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「ひっく⋯ひっく⋯ふぇ⋯ん」
「おい、レナス?また泣いてるのか?」
「あっ…ゼロス…な、泣いてない⋯もん」
そう言ってレナスは慌てて目をゴシゴシと服の袖で拭う
「…⋯⋯うん。そうか、そうだね⋯⋯」
そんな様子を見てもゼロスは否定をせず、静かに頷いてレナスの頭を撫でた
「ぐす⋯⋯うん」
「でも、僕も母上もレナスのこと大好きだから、泣きたくなったらいつでもおいでよ」
「……………うん。ありがとう、ゼロス!」
「あ⋯⋯あのね。ゼロス、私これからおばあ様の家に行くの。ゼロスも…来る?」
うつむき加減でレナスはゼロスの服の裾をぎゅっと掴む
その姿は一緒に来てくれることを期待していた
そしてレナスのその言葉に期待通りゼロスは目を輝かせた
「行くっ!レナスまた歌を教えてもらうんだろ?僕、レナスの歌大好きだ!」
「ありがと⋯ゼロス⋯。じゃあ、私もっともっと上手くなってゼロスのために歌うね」
嬉しそうにレナスは頬を緩め、ゼロスに向け手を差し出した
差し出された手をゼロスはしっかりと握り返し、2人は小走りにかけていった
「おい、レナス?また泣いてるのか?」
「あっ…ゼロス…な、泣いてない⋯もん」
そう言ってレナスは慌てて目をゴシゴシと服の袖で拭う
「…⋯⋯うん。そうか、そうだね⋯⋯」
そんな様子を見てもゼロスは否定をせず、静かに頷いてレナスの頭を撫でた
「ぐす⋯⋯うん」
「でも、僕も母上もレナスのこと大好きだから、泣きたくなったらいつでもおいでよ」
「……………うん。ありがとう、ゼロス!」
「あ⋯⋯あのね。ゼロス、私これからおばあ様の家に行くの。ゼロスも…来る?」
うつむき加減でレナスはゼロスの服の裾をぎゅっと掴む
その姿は一緒に来てくれることを期待していた
そしてレナスのその言葉に期待通りゼロスは目を輝かせた
「行くっ!レナスまた歌を教えてもらうんだろ?僕、レナスの歌大好きだ!」
「ありがと⋯ゼロス⋯。じゃあ、私もっともっと上手くなってゼロスのために歌うね」
嬉しそうにレナスは頬を緩め、ゼロスに向け手を差し出した
差し出された手をゼロスはしっかりと握り返し、2人は小走りにかけていった