5章「Determination of President」
よろけたので、槍をついてバランスを取るワタル。そこに、サラとヒサメが駆け寄る。
「ワタル…無理するな」
ヒサメがワタルの肩を支える。
「大丈夫だ…少しよろけただけだ」
「お父さん!」
ミサキはワタルの所に走る。
「ミサキ…お前の勝ちだ」
「あなた、スマホ見て!」
サラに言われたので、スマホを確認するワタル。そこには、ミナトからのメールの通知があった。
ミナトのメールには、このようなことが描かれていた。
お父さんもお母さんも忙しそうだし、
お仕事がんばってるから言い出せなかったんだけど…
本当はさびしかったんだ。
姉さんのことも心配だったんだ。
また家族みんなで一緒に過ごしたいよ。
「ミナト…辛い思いさせたな」
ワタルは呟いた後、こう言った。
「グレイ、サラ、帰るぞ。これからは仕事だけじゃなく、家族のことも考えよう!」
「あなた、そうね…ミサキ、あなたも帰りましょう」
「そうだね…あ、アクアやハナ達も連れて来ていい?」
ミサキは両親に聞くと、二人は笑顔で答えた。
「ああ、もちろんだ」
「今日は久々にホームパーティーしようかしら?」
グレイはヒサメに聞いた。
「ヒサメ…今日はもう帰っていいか?」
「ああ、グレイもワタルたちと過ごしてくれ。後のことは俺に任せろ」
その様子を後ろから見るハナ達。
「和解できてよかったね」
ハナが言うと、ブレイズが両親に話しかけた。
「やった!今日ホームパーティーだって!」
「ああ、ゆっくりできるな」
「まさかお呼ばれされちゃうなんて思わなかったわ」
フウトとダイチも感慨深そうに見ている。
「ケンカしても仲直りできるなんて…ミサキ、よかったな」
「そうだな!しかもホームパーティーだぜ!…アース、食べ過ぎるなよ」
ダイチにくぎを刺されたアースだが、笑顔になって言う。
「食べ過ぎないよ!メレシュのホームパーティーだからお寿司かな?」
「たこ焼きもいいですね!」
ハルもその話に入った。
「ミサキの家に泊まれるのね?」
アクアが聞くと、ミサキが振り返って答えた。
「うん!みんなも今日、私の家に来ていいって!」
それを聞いて、喜ぶハナ達。
「…僕は呼ばれてないみたいだね」
その時、背後から少年のような声がした。振り返ると、猫耳のような紫色のエレメントがいる。
「アビス!」
イグニスが叫ぶと、アビスは淡々とした調子で言った。
「親子で戦うみたいだから来てみたけど、もう仲直りしてたんだね…」
「水を差すなんて…あなた、空気読めないわね!」
フレイアが怒ったが、アビスは動じない。
「皇帝クリムゾン、いや…今はイグニスと呼ぶべきか……君はよく言うことを聞いてくれた下僕なのに、どうして逃げたんだい?」
「それは…」
「今となっては用済みだ…僕はアストラルタワーで君達を待つよ。来なかったら…わかってるよね?」
「ワタル…無理するな」
ヒサメがワタルの肩を支える。
「大丈夫だ…少しよろけただけだ」
「お父さん!」
ミサキはワタルの所に走る。
「ミサキ…お前の勝ちだ」
「あなた、スマホ見て!」
サラに言われたので、スマホを確認するワタル。そこには、ミナトからのメールの通知があった。
ミナトのメールには、このようなことが描かれていた。
お父さんもお母さんも忙しそうだし、
お仕事がんばってるから言い出せなかったんだけど…
本当はさびしかったんだ。
姉さんのことも心配だったんだ。
また家族みんなで一緒に過ごしたいよ。
「ミナト…辛い思いさせたな」
ワタルは呟いた後、こう言った。
「グレイ、サラ、帰るぞ。これからは仕事だけじゃなく、家族のことも考えよう!」
「あなた、そうね…ミサキ、あなたも帰りましょう」
「そうだね…あ、アクアやハナ達も連れて来ていい?」
ミサキは両親に聞くと、二人は笑顔で答えた。
「ああ、もちろんだ」
「今日は久々にホームパーティーしようかしら?」
グレイはヒサメに聞いた。
「ヒサメ…今日はもう帰っていいか?」
「ああ、グレイもワタルたちと過ごしてくれ。後のことは俺に任せろ」
その様子を後ろから見るハナ達。
「和解できてよかったね」
ハナが言うと、ブレイズが両親に話しかけた。
「やった!今日ホームパーティーだって!」
「ああ、ゆっくりできるな」
「まさかお呼ばれされちゃうなんて思わなかったわ」
フウトとダイチも感慨深そうに見ている。
「ケンカしても仲直りできるなんて…ミサキ、よかったな」
「そうだな!しかもホームパーティーだぜ!…アース、食べ過ぎるなよ」
ダイチにくぎを刺されたアースだが、笑顔になって言う。
「食べ過ぎないよ!メレシュのホームパーティーだからお寿司かな?」
「たこ焼きもいいですね!」
ハルもその話に入った。
「ミサキの家に泊まれるのね?」
アクアが聞くと、ミサキが振り返って答えた。
「うん!みんなも今日、私の家に来ていいって!」
それを聞いて、喜ぶハナ達。
「…僕は呼ばれてないみたいだね」
その時、背後から少年のような声がした。振り返ると、猫耳のような紫色のエレメントがいる。
「アビス!」
イグニスが叫ぶと、アビスは淡々とした調子で言った。
「親子で戦うみたいだから来てみたけど、もう仲直りしてたんだね…」
「水を差すなんて…あなた、空気読めないわね!」
フレイアが怒ったが、アビスは動じない。
「皇帝クリムゾン、いや…今はイグニスと呼ぶべきか……君はよく言うことを聞いてくれた下僕なのに、どうして逃げたんだい?」
「それは…」
「今となっては用済みだ…僕はアストラルタワーで君達を待つよ。来なかったら…わかってるよね?」
