落ち着いて
名前変換
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「結婚してください」
「やっ、えっと、待って。落ち着いて」
バジルくん…、名前を呼びつつ目を泳がせる。彼の勢いに語尾が小さくなった。
目の前で華麗にジャパニーズDOGEZAを決められればそうなるってものだ。
「大丈夫だよ。初めてじゃあるまいに…」
「いえ!そういうわけにはいきません!拙者に責任を取らせてください」
顔を上げたバジルくんの真剣な表情に気圧されて、後ずさる。キャミソールの紐がするっと落ちたのを見てバジルくんが赤くなった。幼気な思春期の美少女もかくや、という赤面につられてわたしも赤くなる。これ責任取らなきゃいけないのわたしの方なのでは?
ことの発端は……覚えてない。覚えてないのだ。昨日パーティでお酒飲んだことは覚えてるけど。途中からさっぱりだ。翌朝目覚めたら、バジルくんが隣で寝てた。寝顔もイケメン過ぎて天使と見間違うかと思った。夢かと思った。夢じゃなかった。どうしよう、と頭を抱えているとバジルくんが「う、うん」とかわいくもセクシーな声を上げて目を覚ました。うるんだサファイアと目が合う。
「え、っと…バジルくん?」
そして今に至る。
「拙者との結婚はいやですか…?」
「いや、そういうわけじゃないけど。結婚って大事なことだからよく考えた方がいいと思う。ちゃんとお付き合いしてお互いを知って段階を…」
何言ってるんだろうわたし同衾しておいて。混乱してきた。
「……ではお付き合いから、はじめていただけませんか?」
わたしの格好を見て目をそらしていたバジルくんがずい、と近づいてきてわたしの手を取った。両手で包み込まれる。
「いけませんか?」
イケメンの至近距離でのダメ押し。負けました。
「…は、い」
「!うれしいです!よろしくお願いいたします。大事にするとお約束しますね!」
彼はそう言ってわたしをぎゅうぎゅう抱きしめる。どきどきした。
わたしも「不束者ですが」と返して意外とたくましい背中に腕を回した。
「あ、昨日は何もしてませんのでご安心ください」
「え?」
「好きな人が酔っているからってその隙に付け込んだりしませんよ」
「えっ」
ワンライに参加させていただいた時のものです
「やっ、えっと、待って。落ち着いて」
バジルくん…、名前を呼びつつ目を泳がせる。彼の勢いに語尾が小さくなった。
目の前で華麗にジャパニーズDOGEZAを決められればそうなるってものだ。
「大丈夫だよ。初めてじゃあるまいに…」
「いえ!そういうわけにはいきません!拙者に責任を取らせてください」
顔を上げたバジルくんの真剣な表情に気圧されて、後ずさる。キャミソールの紐がするっと落ちたのを見てバジルくんが赤くなった。幼気な思春期の美少女もかくや、という赤面につられてわたしも赤くなる。これ責任取らなきゃいけないのわたしの方なのでは?
ことの発端は……覚えてない。覚えてないのだ。昨日パーティでお酒飲んだことは覚えてるけど。途中からさっぱりだ。翌朝目覚めたら、バジルくんが隣で寝てた。寝顔もイケメン過ぎて天使と見間違うかと思った。夢かと思った。夢じゃなかった。どうしよう、と頭を抱えているとバジルくんが「う、うん」とかわいくもセクシーな声を上げて目を覚ました。うるんだサファイアと目が合う。
「え、っと…バジルくん?」
そして今に至る。
「拙者との結婚はいやですか…?」
「いや、そういうわけじゃないけど。結婚って大事なことだからよく考えた方がいいと思う。ちゃんとお付き合いしてお互いを知って段階を…」
何言ってるんだろうわたし同衾しておいて。混乱してきた。
「……ではお付き合いから、はじめていただけませんか?」
わたしの格好を見て目をそらしていたバジルくんがずい、と近づいてきてわたしの手を取った。両手で包み込まれる。
「いけませんか?」
イケメンの至近距離でのダメ押し。負けました。
「…は、い」
「!うれしいです!よろしくお願いいたします。大事にするとお約束しますね!」
彼はそう言ってわたしをぎゅうぎゅう抱きしめる。どきどきした。
わたしも「不束者ですが」と返して意外とたくましい背中に腕を回した。
「あ、昨日は何もしてませんのでご安心ください」
「え?」
「好きな人が酔っているからってその隙に付け込んだりしませんよ」
「えっ」
ワンライに参加させていただいた時のものです
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