華が乱れる
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リクエスト
カーテンで光を遮断してある部屋に、倉永の携帯の光がピカリと光る。
次に着信音、そしてバイブレーション。
倉永はベッドにうつ伏せに寝転がりながら、枕元に置いてあるスマホの画面をタンッと叩いた。
すると表示される彼からのメール。もう何度目だろうか。
『今度いつ会える?』
理由はないけど、今は会いたくない。
そんな自分勝手な気持ちで彼と会うことを避け続けてきた。
憂鬱だと彼女は思いながら枕に顔を埋めた。
まだ、彼には返信していない。
会いたい、けれどどんな気持ちで会えばいいのか分からない。
もう長いこと付き合っているが、倉永はまだ“恋人”という存在にギクシャクしていた。
ッ...と不意に首筋を伝う汗に身震いする。
外はミンミンうるさい。彼女の部屋は閉めきっていて蒸し暑い。
身体がダルい。重い。
その症状は気持ちから来ているのか。
なにもする気が起きないまま、複雑な気分で眠りについた。
「おい、起きろ」
聞き慣れたトーンの声が聞こえて倉永は重たい瞼をゆっくりと開く。
声の聞こえた方向に、目を擦りながら上半身を起こして向き変えった。
あれ・・・どう、して。
跡部くんがここにいるんだろう。
そう思う彼女の瞳に映った姿に、倉永は思わず目を見開く。
不機嫌そうにドアを開ける跡部はラフなポロシャツとベルベットのズボン。
まあそこまでは良い。普通だ。彼にとっては。
まず片手にはお盆を持ち、パーティー開きされたお菓子。
それとシュワシュワと冷たくて美味しそうなサイダーがコップ二つ。
ああ、絶対ママが持たせたんだ。と倉永は肩を落とす。
そのまま視線も落とせば、彼の履いているスリッパが目に入る。
ピンクでフワフワした女の子用のスリッパ。それは彼女のお気に入り。
それを悠然と履いている跡部を倉永は何も言う気に慣れなくて溜め息を吐く。
「お前の親、出掛けるってよ」
部屋の真ん中の机にお盆をコトリと置きながら、跡部は他人事のように呟いた。
そして勝手にクーラーのリモコンをいじって26°Cにする。
これぐらい普通だ、と言わんばかりに凄い勢いで設定して、冷えた空気が自分の身体に当たるのを感じた。
倉永がモソモソとベッドに潜るのを満足げに跡部は眺める。
一方で倉永は毛布の中で鈍りきった頭を必死に回転させていた。
どうして彼が来ているの。怒っているの?あ、そういえば返信してなかったな。
だんだんと毛布の中で温かくなっていく身体が唐突に冷やされる。
それは跡部に毛布を剥がされたからで。
不敵に微笑むと、彼女の横のスペースに跡部も寝転がった。
倉永は驚きのあまり身を固くしたが、彼の行動に少しの嬉しさを感じた。
ギチ、とシングルベッドが窮屈そうに揺れる。
流石にキツいか。
毛布を彼女と自分の上にパサリとかけ直す。
それからギュゥと彼女を抱き寄せれば恋しかった香りがした。
唯一落ち着くことのできる香り。
俺の一番好きな香りだ。
倉永は跡部の厚い胸板にホゥと息を吐く。
こんなに跡部くんってガッシリしてたっけ。
跡部の胸板に添えていた手で彼を探る。
腕もこんなに男らしかったかな。
手ももうちょっと綺麗かと思ってたら豆出来てる。温かい。
ピタリと彼の頬に手を置けば熱くて驚いた。
耳を澄ませば彼の鼓動が聞こえて、緊張しているんだ、と嬉しくなる。
そのまま親指でソッと頬をなぞればくすぐったそうに跡部は目を閉じた。
長い睫毛・・・お人形さんみたい。
そのままフニッと右目下の泣きボクロを押さえれば、薄目で彼が自分を見る。
ブラウンの髪にかかる青い瞳はいつ見ても綺麗で好きな色だった。
そのまま吸い込まれるように接吻をする。
水水しい音が部屋に響いたとき、どうして会うのを避けていたんだろうと感じた。
跡部はそのままニヤリと笑うと、今度は俺の番だと言わんばかりにキツく抱き締める。
彼の美しく長い指が自分の髪を触る度にくすぐったくて身をよじる。
跡部の手が倉永の身体のラインを探った。
彼女はフルフルと身を縮めて押し寄せる恥ずかしさに耐える。
跡部はそんな彼女が愛しく思えて、もう一度キスをした。そしてまた抱き締める。
「どうして最近会ってくれなかったんだよ」
「ごめ、忙しくて」
跡部はすぐに彼女の嘘を見抜いた。が、追求することはしなかった。
別に浮気じゃなけりゃいいか。と。
これから俺なしじゃ生きていられねえ身体にしてやれば良いだけだ。
跡部は無言で倉永の上にのしかかり、首筋を舐めた。
冷たいクーラーのお陰か彼に舐められた所がスゥと冷えていくのを感じる。
けれど身体は熱くなる一方で。
跡部の胸板に押されている自分の胸が少し苦しかった。
それと時折自分の顔にかかる跡部のサラリとしたブラウンが薔薇の香りがしてクラクラした。
跡部はそのまま首筋、耳裏、鎖骨へ唇で印をつける。
その部分は当然紅い華が咲く。
倉永は自然と出そうになる声が憎くて、必死に我慢した。
跡部の背中にいつの間にか手を回して彼を受け止める。
彼は温かい。沈んでいた気持ちを意図も簡単に突起させ彼を欲しがらせる。
押し寄せている気持ちの高鳴りに浅い呼吸を繰り返していると、
跡部は少し頬を赤く染め、困ったように笑った。
「可愛すぎるぜ、倉永」
「ぁ、ぅ」
最後に胸の膨らみにチゥッと強く吸い付かれて、しっとりと汗が滲むのを感じた。
ドサリと跡部は倒れ込んで、今度は後ろから倉永を抱き締める。
跡部は彼女の開いた背中に唇を当てた。
それだけで倉永はフルフルと震えていて、どうしようもない愛しさを感じる。
跡部はお腹に回していた手をソロリとさりげなく、彼女の膨らみを服の上から探った。
「ぁ、やぁっ」
「嫌か・・・?」
突発的に出たような彼女の声に、跡部は問いかける。
嫌だと言うなら素直に止めようと思ったのだ。
けれど倉永は小さく首を振った。
それを見て跡部は自分の胸のうちから溢れでる背徳感と征服感にクラリとした。
優しく彼女の膨らみを愛する。
汗のせいか薄い生地の服がピタリと彼女の身体に張り付いていて、果実の形がよく分かった。
跡部はそれに満足感を得て、彼女の髪に顔を埋めた。
初めて触ったが、こんなに柔らけぇもんなのか。
というかコイツ・・・ノーブラかよ。
小さな突起が二つ、跡部は自分の手のひらに当たっている事に気がついた。
それは跡部がやわやわと手を動かすごとに確かな感触となっていく。
感じてんのか?
そう思えば心の内がくすぐったくなるのを感じた。
ならばもっと感じさせてやろうとその可愛らしい突起を軽くピンと指で弾いてみる。
「ぅんっ!・・・っ」
「気持ちいい、のか?」
跡部は状態を起こし、彼女の顔を覗き込めば
顔を真っ赤にして必死に快楽を我慢している恋人の姿が目に飛び込む。
倉永はしきりに首を頷かせ、跡部に答えようとした。
跡部はそんな彼女の様子にさらなる欲情をする。
トクと自分自身が熱くなり、硬くなるのを感じた。
跡部は再び彼女の膨らみを愛し始める。
手のひらで彼女の柔らかい感触を楽しみ、時々指先で突起を弄ってやる。
そうすれば倉永は小さな体をより小さくさせて快楽に身をよじった。
「ん、ぁっ、ぅぅう」
「声、エロいの出てんぞ」
「っ、・・・んん」
口をへの字に閉ざして自然に出てしまう声を抑えようとする彼女にまた跡部は自身を熱くした。
ばか。そうすると余計に・・・。
欲情する跡部をよそに倉永は
頬を真っ赤に染めて、目尻には涙を溜めて。ベッドのシーツを固く握りしめている。
可愛い、素直にそう思って。メチャクチャにしたい、と強く望んだ。
けど迷いに迷ってまだ下には手を出せないでいた。彼女はそんなこと望んでいないかもしれない。
跡部は彼女の薄いシャツを捲り上げ、直に膨らみへ触れた。
しっとりとした彼女の汗が跡部の手のひらに吸い付く。
その途端、倉永は一回り大きく身体を反らせる。
「ひゃぁ、ぅんっ!」
勢いで倉永の頭が跡部の胸へトンと当たる。
逆さまになった彼女の顔が跡部を望みこんだ。
彼女のその目は潤みに潤んでいて跡部は思わず息を飲んだ。
思わず優しく抱き寄せる。
彼女の髪をクシャクシャと乱暴に撫でる。
そうすることにより、少しは熱が収まると思ったけれど全然収まる気がしない。
っ、ヤベェ・・・。
本当に倉永を襲っちまいそうだ。
自分の欲望を押さえるために必死に目をつぶる。
その時、少しでも彼女から視線を外した跡部が悪かった。
倉永はあろうか事が跡部の上にまたがり、胸にピンと手を置いた。
そして頭上から言葉を落としたのだ。
トロンとした甘い表情と共に。
「私も、跡部くん、を気持ちよくしたい」
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カーテンで光を遮断してある部屋に、倉永の携帯の光がピカリと光る。
次に着信音、そしてバイブレーション。
倉永はベッドにうつ伏せに寝転がりながら、枕元に置いてあるスマホの画面をタンッと叩いた。
すると表示される彼からのメール。もう何度目だろうか。
『今度いつ会える?』
理由はないけど、今は会いたくない。
そんな自分勝手な気持ちで彼と会うことを避け続けてきた。
憂鬱だと彼女は思いながら枕に顔を埋めた。
まだ、彼には返信していない。
会いたい、けれどどんな気持ちで会えばいいのか分からない。
もう長いこと付き合っているが、倉永はまだ“恋人”という存在にギクシャクしていた。
ッ...と不意に首筋を伝う汗に身震いする。
外はミンミンうるさい。彼女の部屋は閉めきっていて蒸し暑い。
身体がダルい。重い。
その症状は気持ちから来ているのか。
なにもする気が起きないまま、複雑な気分で眠りについた。
「おい、起きろ」
聞き慣れたトーンの声が聞こえて倉永は重たい瞼をゆっくりと開く。
声の聞こえた方向に、目を擦りながら上半身を起こして向き変えった。
あれ・・・どう、して。
跡部くんがここにいるんだろう。
そう思う彼女の瞳に映った姿に、倉永は思わず目を見開く。
不機嫌そうにドアを開ける跡部はラフなポロシャツとベルベットのズボン。
まあそこまでは良い。普通だ。彼にとっては。
まず片手にはお盆を持ち、パーティー開きされたお菓子。
それとシュワシュワと冷たくて美味しそうなサイダーがコップ二つ。
ああ、絶対ママが持たせたんだ。と倉永は肩を落とす。
そのまま視線も落とせば、彼の履いているスリッパが目に入る。
ピンクでフワフワした女の子用のスリッパ。それは彼女のお気に入り。
それを悠然と履いている跡部を倉永は何も言う気に慣れなくて溜め息を吐く。
「お前の親、出掛けるってよ」
部屋の真ん中の机にお盆をコトリと置きながら、跡部は他人事のように呟いた。
そして勝手にクーラーのリモコンをいじって26°Cにする。
これぐらい普通だ、と言わんばかりに凄い勢いで設定して、冷えた空気が自分の身体に当たるのを感じた。
倉永がモソモソとベッドに潜るのを満足げに跡部は眺める。
一方で倉永は毛布の中で鈍りきった頭を必死に回転させていた。
どうして彼が来ているの。怒っているの?あ、そういえば返信してなかったな。
だんだんと毛布の中で温かくなっていく身体が唐突に冷やされる。
それは跡部に毛布を剥がされたからで。
不敵に微笑むと、彼女の横のスペースに跡部も寝転がった。
倉永は驚きのあまり身を固くしたが、彼の行動に少しの嬉しさを感じた。
ギチ、とシングルベッドが窮屈そうに揺れる。
流石にキツいか。
毛布を彼女と自分の上にパサリとかけ直す。
それからギュゥと彼女を抱き寄せれば恋しかった香りがした。
唯一落ち着くことのできる香り。
俺の一番好きな香りだ。
倉永は跡部の厚い胸板にホゥと息を吐く。
こんなに跡部くんってガッシリしてたっけ。
跡部の胸板に添えていた手で彼を探る。
腕もこんなに男らしかったかな。
手ももうちょっと綺麗かと思ってたら豆出来てる。温かい。
ピタリと彼の頬に手を置けば熱くて驚いた。
耳を澄ませば彼の鼓動が聞こえて、緊張しているんだ、と嬉しくなる。
そのまま親指でソッと頬をなぞればくすぐったそうに跡部は目を閉じた。
長い睫毛・・・お人形さんみたい。
そのままフニッと右目下の泣きボクロを押さえれば、薄目で彼が自分を見る。
ブラウンの髪にかかる青い瞳はいつ見ても綺麗で好きな色だった。
そのまま吸い込まれるように接吻をする。
水水しい音が部屋に響いたとき、どうして会うのを避けていたんだろうと感じた。
跡部はそのままニヤリと笑うと、今度は俺の番だと言わんばかりにキツく抱き締める。
彼の美しく長い指が自分の髪を触る度にくすぐったくて身をよじる。
跡部の手が倉永の身体のラインを探った。
彼女はフルフルと身を縮めて押し寄せる恥ずかしさに耐える。
跡部はそんな彼女が愛しく思えて、もう一度キスをした。そしてまた抱き締める。
「どうして最近会ってくれなかったんだよ」
「ごめ、忙しくて」
跡部はすぐに彼女の嘘を見抜いた。が、追求することはしなかった。
別に浮気じゃなけりゃいいか。と。
これから俺なしじゃ生きていられねえ身体にしてやれば良いだけだ。
跡部は無言で倉永の上にのしかかり、首筋を舐めた。
冷たいクーラーのお陰か彼に舐められた所がスゥと冷えていくのを感じる。
けれど身体は熱くなる一方で。
跡部の胸板に押されている自分の胸が少し苦しかった。
それと時折自分の顔にかかる跡部のサラリとしたブラウンが薔薇の香りがしてクラクラした。
跡部はそのまま首筋、耳裏、鎖骨へ唇で印をつける。
その部分は当然紅い華が咲く。
倉永は自然と出そうになる声が憎くて、必死に我慢した。
跡部の背中にいつの間にか手を回して彼を受け止める。
彼は温かい。沈んでいた気持ちを意図も簡単に突起させ彼を欲しがらせる。
押し寄せている気持ちの高鳴りに浅い呼吸を繰り返していると、
跡部は少し頬を赤く染め、困ったように笑った。
「可愛すぎるぜ、倉永」
「ぁ、ぅ」
最後に胸の膨らみにチゥッと強く吸い付かれて、しっとりと汗が滲むのを感じた。
ドサリと跡部は倒れ込んで、今度は後ろから倉永を抱き締める。
跡部は彼女の開いた背中に唇を当てた。
それだけで倉永はフルフルと震えていて、どうしようもない愛しさを感じる。
跡部はお腹に回していた手をソロリとさりげなく、彼女の膨らみを服の上から探った。
「ぁ、やぁっ」
「嫌か・・・?」
突発的に出たような彼女の声に、跡部は問いかける。
嫌だと言うなら素直に止めようと思ったのだ。
けれど倉永は小さく首を振った。
それを見て跡部は自分の胸のうちから溢れでる背徳感と征服感にクラリとした。
優しく彼女の膨らみを愛する。
汗のせいか薄い生地の服がピタリと彼女の身体に張り付いていて、果実の形がよく分かった。
跡部はそれに満足感を得て、彼女の髪に顔を埋めた。
初めて触ったが、こんなに柔らけぇもんなのか。
というかコイツ・・・ノーブラかよ。
小さな突起が二つ、跡部は自分の手のひらに当たっている事に気がついた。
それは跡部がやわやわと手を動かすごとに確かな感触となっていく。
感じてんのか?
そう思えば心の内がくすぐったくなるのを感じた。
ならばもっと感じさせてやろうとその可愛らしい突起を軽くピンと指で弾いてみる。
「ぅんっ!・・・っ」
「気持ちいい、のか?」
跡部は状態を起こし、彼女の顔を覗き込めば
顔を真っ赤にして必死に快楽を我慢している恋人の姿が目に飛び込む。
倉永はしきりに首を頷かせ、跡部に答えようとした。
跡部はそんな彼女の様子にさらなる欲情をする。
トクと自分自身が熱くなり、硬くなるのを感じた。
跡部は再び彼女の膨らみを愛し始める。
手のひらで彼女の柔らかい感触を楽しみ、時々指先で突起を弄ってやる。
そうすれば倉永は小さな体をより小さくさせて快楽に身をよじった。
「ん、ぁっ、ぅぅう」
「声、エロいの出てんぞ」
「っ、・・・んん」
口をへの字に閉ざして自然に出てしまう声を抑えようとする彼女にまた跡部は自身を熱くした。
ばか。そうすると余計に・・・。
欲情する跡部をよそに倉永は
頬を真っ赤に染めて、目尻には涙を溜めて。ベッドのシーツを固く握りしめている。
可愛い、素直にそう思って。メチャクチャにしたい、と強く望んだ。
けど迷いに迷ってまだ下には手を出せないでいた。彼女はそんなこと望んでいないかもしれない。
跡部は彼女の薄いシャツを捲り上げ、直に膨らみへ触れた。
しっとりとした彼女の汗が跡部の手のひらに吸い付く。
その途端、倉永は一回り大きく身体を反らせる。
「ひゃぁ、ぅんっ!」
勢いで倉永の頭が跡部の胸へトンと当たる。
逆さまになった彼女の顔が跡部を望みこんだ。
彼女のその目は潤みに潤んでいて跡部は思わず息を飲んだ。
思わず優しく抱き寄せる。
彼女の髪をクシャクシャと乱暴に撫でる。
そうすることにより、少しは熱が収まると思ったけれど全然収まる気がしない。
っ、ヤベェ・・・。
本当に倉永を襲っちまいそうだ。
自分の欲望を押さえるために必死に目をつぶる。
その時、少しでも彼女から視線を外した跡部が悪かった。
倉永はあろうか事が跡部の上にまたがり、胸にピンと手を置いた。
そして頭上から言葉を落としたのだ。
トロンとした甘い表情と共に。
「私も、跡部くん、を気持ちよくしたい」
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