番外・過去編
……――二年前。俺は十八で高校三年生だった。
小学校の時からやっていたのもあり中学、高校と剣道部に所属。今は大学受験のため引退し塾に通っている。
そして何時ものように塾から家へ帰ってくると中学二年生で十四歳の乃亜が宿題を手に持って玄関の前で待っていた。
「ただいま!」
「ねえ……兄。あとで宿題みてほしいんだけど」
「ああ……風呂と夕食のあとでな」
そう言い俺は二階に上がり着替えたあと、お風呂と夕飯を済ませ乃亜の宿題をみる。それらを終えると自分の部屋に戻った。
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部屋に入るなり俺は、パソコンが置かれている机までくると椅子に座る。
別に何もやることがなかったけれど暇だったのでパソコンのスイッチを入れた。
受験勉強はと言われそうだが、ノルマを決めてやっているので問題ないと思う……多分だけど。
「ハアー……なんか最近て面白いゲームないよなぁ。ありきたり過ぎて……もっとワクワクするようなのがあればいいのに」
そう言いながらマウスをクリックしてゲームを探し始めた。
「このゲームは、この前カンクリしたし……それにあきた。もっと他にないかなぁ……」
画面をみながら探していると……。
「これって……」
他とは明らかに違う雰囲気のゲームをみつける。
「見た感じ面白そうだな。どんなゲームなんだろう?」
マウスを使い画面をスライドさせ内容や画像をみながら事細やかに調べた。
このゲームはMMORPGで選べる種族はヒュウーマンのみ。職業と装備が多いみたいだ。性別は変更できないけど姿を替えることができる。
このゲームの内容も……結構面白そう。
早速ダウンロードをして、インストールも終えた。そのあとアカウントを作りログインする。
あとは……分身となるアバターをつくるだけだよなぁ。
「ん〜……見た目は、カッコいい方がいい。あとは名前だけだ」
何にしようかと思考を巡らせた。
「名前は……あとでも変えられるのか。どうしようかなぁ……カタカナ入力しか出来ないし。ヒカルだと女っぽい。何時もと同じ、コウキでいいか」
名前を入力したあと初期の職業を決める。
「流石に、こんなに職業があると悩むよなぁ。本当なら、サムライがいいけど……上級職で無理だ」
サムライになるための条件やルートを確認してみた。
「サムライになるためには、いくつかルートがあるみたいだけど。ファイターからの方がいいかもしれない。この説明を見る限りだと……」
更に詳しく調べてみる。
「ファイターだと他の職業を覚えるのにもいいみたいだ。それに……何時でも職業は変えられる。さて……作成したしゲームを開始するぞ!」
そう言い俺はワクワクしながらアバターの下に表示された【召喚】をクリックした。
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……――暫くしてチュートリアルが終わり【ギルドに入りますか?】と表示される。だけど今の段階では、このゲームを続けるのか分からなかったので【いいえ】を選んだ。
予想に反して俺は何時の間にかゲームに夢中になってしまっていた。
レイドボスか……今のレベルじゃ無理そうだ。それに一人じゃキツいだろうな。
そう思い高望みせず地道なノーマルクエストをやることにする。
★☆★☆★
……――ゲームにハマり数日が過ぎた。
そろそろギルドを探そうと募集の掲示板やワールド内のチャットなどをみる。
良さそうなギルドがないか探していたが中々自分の条件に合う所をみつけられなかった。
そんなある日……マルチプレイでイベントクエストをしていた時に声をかけられる。
「中々筋がいいじゃないか。ステータスを見る限りだと初心者みたいだな。このゲームをやるのは本当に初めてなのか?」
「初めてだけど……他のゲームを結構やっていたので、ある程度ならなんとか」
「なるほどな……そういえば、まだギルドにも所属してないようだが。ソロの方がいいのか?」
そう聞かれ俺は「いいえ」とチャットに書き込んだ。
「そろそろ探そうと色々あたってはみたんですけど……中々自分に合いそうなギルドがなくて」
「そうか……もし、うちのギルドで良ければこないか?」
そう言われ俺は、その人のステータス画面をみた。
「ちょっと待ってください! SSランクのギルドって最高ランクじゃ!?」
「まあ……そうだけどな。だがウチのギルドは初心者から受け付けてる。お前なら直ぐにでも即戦力になるだろう」
「本当にいいんですか? 即戦力になるかは分かりませんが……俺で良ければ入れて下さい!」
まさか最高ランクのギルドに誘われると思っていなかったので嬉しくなり、パソコンの前で万歳をしてしまう。
「じゃあ決まりだな。今から勧誘申請するから承認してくれ。あっ、そうそう。自己紹介まだだったな。俺はリュウキだ。よろしく!」
「承認を押せばいいんですね。あっ……俺はコウキ、よろしくお願いします」
その後、無事にリュウキさんのギルド【∞ドラゴン&タイガーΩ】に入ることができた。
「これからギルドに戻るがくるか?」
「はい! 勿論です」
そう返事をすると俺は、リュウキさんのあとを追いかけギルドへワープする。
★☆★☆★
ワープしてきた俺はギルドロビーをみて驚いた。思っていた以上に広く棚にはギルド本戦で勝ち取った優勝トロフィーがたくさん並べられている。
このギルドのマスターであるリュウキさんは、どれだけ強いのかと思った。
ギルド内をリュウキさんに案内してもらってメンバーが多いことにもビックリするほどだ。
リュウキさんは今日ログインしているメンバーに俺のことを紹介してくれた。
その度に俺は自己紹介する。少し面倒だと思ったけれど、こう云うのもいいなと思い喜んでいた。
「コウキ、このギルドは俺がマスターだ。このギルドに、もう一人マスターに匹敵するヤツがいる。だが今はインしていないけどな」
「もう一人……だけど、どういう事なんですか?」
「ここを立ち上げる前の俺は別のギルドのマスターをしていた。最初の頃は、なんとかやれたんだ」
こんなに凄い人なのに信じられない。何があったんだろう。
「だけど俺の考えにメンバーがついてこれなくなって次々に辞めていったんだ」
他の人が考えについていけないほどリュウキさんて厳しい人なのか?
「そんなこともあり一番仲のよかったフレに相談した。そいつも他のギルドのマスターをしていて悩んでいたんだ。俺とは別の悩みでな」
「もしかして……その人とギルドを立ち上げたんですか?」
「ああ、アイツとな……」
二人で立ち上げたギルドかすごいなぁ。
そう思っていると俺とリュウキさんの目の前に残像のように誰かが現れる。
「やっと来たな今日は忙しかったのか?」
「ああ課題が終わらなくてな。それよりも、コイツは新入りか?」
そう言い俺をみた。
「さっきクエストで知りあってな。何処のギルドにも所属してなかったから声をかけてみた」
「なるほど、ステータスを見る限り……まだ始めたばかりみたいだな」
「つい最近始めました。えっと……もしかして、さっきリュウキさんが言ってた人ですか?」
もしそうなら凄いことだ。この人のステータスもリュウキさんと引けを取らないほど強い。
「リュウキ、この新人に何を話した?」
「さあなぁ……まあ安心しろ。お前の悪口は言ってない」
「それが本当か…………まあいい。それより自己紹介しないとな。俺はシュウ・ライオロス……よろしく! 一応|い《・》|ま《・》|は《・》サブマスターをしている」
サブマスかぁ……でも、なんで一応今だけなんだ?
「俺はコウキ、よろしくお願いします。一応って、どういう事なんですか?」
「このギルドを立ち上げる時に、シュウと揉めた。どっちがギルマスになるかってな」
「ああ……今でもだが」
なるほど……。
「それで結局はバトルを三回やって決めることになったんだ。だが一勝一敗一ドローで決着つかず」
「あれは最悪だった」
「結局は一ヶ月に一度バトルをして勝った方が翌月の一ヶ月間ギルマスをすることになった」
じゃあ毎月二人のバトルがみれるのか。なんかワクワクしてきた。
「もしかして……このギルド名って?」
「感がいいな。そういう事だ……俺とリュウキの元いたギルドの名前を合わせた。そうそう……どっちがリュウキのギルド名か分かるか?」
「イメージ的にシュウさんが∞ドラゴンでリュウキさんはタイガーΩですか?」
なんか沈黙の間が半端ない。間違えたのか?
「なんでそう思う?」
リュウキさん……そう言われても適当に回答しただけです。
「なんとなく、そんなイメージかなって思っただけなんですが……違いました?」
「俺が∞ドラゴンで、タイガーΩはシュウなんだけどな」
「ごめんなさい! そうだったんですね」
やらかし感……最悪だ。
「まあいい……」
「そういえば、リュウキ……これからどうする?」
「クエストでも行くか……コウキ、お前はどうする?」
どうしよう……クエスト次第かなぁ。
「なんのクエストをするんですか?」
「今報酬がいい超難関クエストに行きたいと思ってる。リュウキ……そもそも、イベクエだって今のコウキじゃ俺たちについてこれないんじゃないのか?」
「……確かに超難関じゃ余計に無理ですね」
行きたい……だけど足手まといになる。
「仕方ないコウキ……悪いな。狙ってるアイテムがあるんだ。またあとで、やれそうなクエストあったら誘う。じゃあリュウキ……行くぞ!」
そう言いシュウさんとリュウキさんは、スッと目の前から残像のように消えた。
二人共……凄いなぁ。よし!! 俺もあの人たちと一緒にクエストできるぐらいに強くなるぞ。
そう思い俺は、モニター越しに強くなると誓いをたてる。
その後、俺はノーマルクエスト以外でできるのがないかと探した。
どうしよう……あるけど、このイベクエはカンストしちゃったしなぁ。
新しいイベクエは三日後だろうし……仕方ない終わってないノマクエをチマチマやるしかないかぁ。
そう考えが纏まりノーマルクエストの続きをすることにし、メニュー画面を操作する。そしてクエストへと向かった。
小学校の時からやっていたのもあり中学、高校と剣道部に所属。今は大学受験のため引退し塾に通っている。
そして何時ものように塾から家へ帰ってくると中学二年生で十四歳の乃亜が宿題を手に持って玄関の前で待っていた。
「ただいま!」
「ねえ……兄。あとで宿題みてほしいんだけど」
「ああ……風呂と夕食のあとでな」
そう言い俺は二階に上がり着替えたあと、お風呂と夕飯を済ませ乃亜の宿題をみる。それらを終えると自分の部屋に戻った。
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部屋に入るなり俺は、パソコンが置かれている机までくると椅子に座る。
別に何もやることがなかったけれど暇だったのでパソコンのスイッチを入れた。
受験勉強はと言われそうだが、ノルマを決めてやっているので問題ないと思う……多分だけど。
「ハアー……なんか最近て面白いゲームないよなぁ。ありきたり過ぎて……もっとワクワクするようなのがあればいいのに」
そう言いながらマウスをクリックしてゲームを探し始めた。
「このゲームは、この前カンクリしたし……それにあきた。もっと他にないかなぁ……」
画面をみながら探していると……。
「これって……」
他とは明らかに違う雰囲気のゲームをみつける。
「見た感じ面白そうだな。どんなゲームなんだろう?」
マウスを使い画面をスライドさせ内容や画像をみながら事細やかに調べた。
このゲームはMMORPGで選べる種族はヒュウーマンのみ。職業と装備が多いみたいだ。性別は変更できないけど姿を替えることができる。
このゲームの内容も……結構面白そう。
早速ダウンロードをして、インストールも終えた。そのあとアカウントを作りログインする。
あとは……分身となるアバターをつくるだけだよなぁ。
「ん〜……見た目は、カッコいい方がいい。あとは名前だけだ」
何にしようかと思考を巡らせた。
「名前は……あとでも変えられるのか。どうしようかなぁ……カタカナ入力しか出来ないし。ヒカルだと女っぽい。何時もと同じ、コウキでいいか」
名前を入力したあと初期の職業を決める。
「流石に、こんなに職業があると悩むよなぁ。本当なら、サムライがいいけど……上級職で無理だ」
サムライになるための条件やルートを確認してみた。
「サムライになるためには、いくつかルートがあるみたいだけど。ファイターからの方がいいかもしれない。この説明を見る限りだと……」
更に詳しく調べてみる。
「ファイターだと他の職業を覚えるのにもいいみたいだ。それに……何時でも職業は変えられる。さて……作成したしゲームを開始するぞ!」
そう言い俺はワクワクしながらアバターの下に表示された【召喚】をクリックした。
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……――暫くしてチュートリアルが終わり【ギルドに入りますか?】と表示される。だけど今の段階では、このゲームを続けるのか分からなかったので【いいえ】を選んだ。
予想に反して俺は何時の間にかゲームに夢中になってしまっていた。
レイドボスか……今のレベルじゃ無理そうだ。それに一人じゃキツいだろうな。
そう思い高望みせず地道なノーマルクエストをやることにする。
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……――ゲームにハマり数日が過ぎた。
そろそろギルドを探そうと募集の掲示板やワールド内のチャットなどをみる。
良さそうなギルドがないか探していたが中々自分の条件に合う所をみつけられなかった。
そんなある日……マルチプレイでイベントクエストをしていた時に声をかけられる。
「中々筋がいいじゃないか。ステータスを見る限りだと初心者みたいだな。このゲームをやるのは本当に初めてなのか?」
「初めてだけど……他のゲームを結構やっていたので、ある程度ならなんとか」
「なるほどな……そういえば、まだギルドにも所属してないようだが。ソロの方がいいのか?」
そう聞かれ俺は「いいえ」とチャットに書き込んだ。
「そろそろ探そうと色々あたってはみたんですけど……中々自分に合いそうなギルドがなくて」
「そうか……もし、うちのギルドで良ければこないか?」
そう言われ俺は、その人のステータス画面をみた。
「ちょっと待ってください! SSランクのギルドって最高ランクじゃ!?」
「まあ……そうだけどな。だがウチのギルドは初心者から受け付けてる。お前なら直ぐにでも即戦力になるだろう」
「本当にいいんですか? 即戦力になるかは分かりませんが……俺で良ければ入れて下さい!」
まさか最高ランクのギルドに誘われると思っていなかったので嬉しくなり、パソコンの前で万歳をしてしまう。
「じゃあ決まりだな。今から勧誘申請するから承認してくれ。あっ、そうそう。自己紹介まだだったな。俺はリュウキだ。よろしく!」
「承認を押せばいいんですね。あっ……俺はコウキ、よろしくお願いします」
その後、無事にリュウキさんのギルド【∞ドラゴン&タイガーΩ】に入ることができた。
「これからギルドに戻るがくるか?」
「はい! 勿論です」
そう返事をすると俺は、リュウキさんのあとを追いかけギルドへワープする。
★☆★☆★
ワープしてきた俺はギルドロビーをみて驚いた。思っていた以上に広く棚にはギルド本戦で勝ち取った優勝トロフィーがたくさん並べられている。
このギルドのマスターであるリュウキさんは、どれだけ強いのかと思った。
ギルド内をリュウキさんに案内してもらってメンバーが多いことにもビックリするほどだ。
リュウキさんは今日ログインしているメンバーに俺のことを紹介してくれた。
その度に俺は自己紹介する。少し面倒だと思ったけれど、こう云うのもいいなと思い喜んでいた。
「コウキ、このギルドは俺がマスターだ。このギルドに、もう一人マスターに匹敵するヤツがいる。だが今はインしていないけどな」
「もう一人……だけど、どういう事なんですか?」
「ここを立ち上げる前の俺は別のギルドのマスターをしていた。最初の頃は、なんとかやれたんだ」
こんなに凄い人なのに信じられない。何があったんだろう。
「だけど俺の考えにメンバーがついてこれなくなって次々に辞めていったんだ」
他の人が考えについていけないほどリュウキさんて厳しい人なのか?
「そんなこともあり一番仲のよかったフレに相談した。そいつも他のギルドのマスターをしていて悩んでいたんだ。俺とは別の悩みでな」
「もしかして……その人とギルドを立ち上げたんですか?」
「ああ、アイツとな……」
二人で立ち上げたギルドかすごいなぁ。
そう思っていると俺とリュウキさんの目の前に残像のように誰かが現れる。
「やっと来たな今日は忙しかったのか?」
「ああ課題が終わらなくてな。それよりも、コイツは新入りか?」
そう言い俺をみた。
「さっきクエストで知りあってな。何処のギルドにも所属してなかったから声をかけてみた」
「なるほど、ステータスを見る限り……まだ始めたばかりみたいだな」
「つい最近始めました。えっと……もしかして、さっきリュウキさんが言ってた人ですか?」
もしそうなら凄いことだ。この人のステータスもリュウキさんと引けを取らないほど強い。
「リュウキ、この新人に何を話した?」
「さあなぁ……まあ安心しろ。お前の悪口は言ってない」
「それが本当か…………まあいい。それより自己紹介しないとな。俺はシュウ・ライオロス……よろしく! 一応|い《・》|ま《・》|は《・》サブマスターをしている」
サブマスかぁ……でも、なんで一応今だけなんだ?
「俺はコウキ、よろしくお願いします。一応って、どういう事なんですか?」
「このギルドを立ち上げる時に、シュウと揉めた。どっちがギルマスになるかってな」
「ああ……今でもだが」
なるほど……。
「それで結局はバトルを三回やって決めることになったんだ。だが一勝一敗一ドローで決着つかず」
「あれは最悪だった」
「結局は一ヶ月に一度バトルをして勝った方が翌月の一ヶ月間ギルマスをすることになった」
じゃあ毎月二人のバトルがみれるのか。なんかワクワクしてきた。
「もしかして……このギルド名って?」
「感がいいな。そういう事だ……俺とリュウキの元いたギルドの名前を合わせた。そうそう……どっちがリュウキのギルド名か分かるか?」
「イメージ的にシュウさんが∞ドラゴンでリュウキさんはタイガーΩですか?」
なんか沈黙の間が半端ない。間違えたのか?
「なんでそう思う?」
リュウキさん……そう言われても適当に回答しただけです。
「なんとなく、そんなイメージかなって思っただけなんですが……違いました?」
「俺が∞ドラゴンで、タイガーΩはシュウなんだけどな」
「ごめんなさい! そうだったんですね」
やらかし感……最悪だ。
「まあいい……」
「そういえば、リュウキ……これからどうする?」
「クエストでも行くか……コウキ、お前はどうする?」
どうしよう……クエスト次第かなぁ。
「なんのクエストをするんですか?」
「今報酬がいい超難関クエストに行きたいと思ってる。リュウキ……そもそも、イベクエだって今のコウキじゃ俺たちについてこれないんじゃないのか?」
「……確かに超難関じゃ余計に無理ですね」
行きたい……だけど足手まといになる。
「仕方ないコウキ……悪いな。狙ってるアイテムがあるんだ。またあとで、やれそうなクエストあったら誘う。じゃあリュウキ……行くぞ!」
そう言いシュウさんとリュウキさんは、スッと目の前から残像のように消えた。
二人共……凄いなぁ。よし!! 俺もあの人たちと一緒にクエストできるぐらいに強くなるぞ。
そう思い俺は、モニター越しに強くなると誓いをたてる。
その後、俺はノーマルクエスト以外でできるのがないかと探した。
どうしよう……あるけど、このイベクエはカンストしちゃったしなぁ。
新しいイベクエは三日後だろうし……仕方ない終わってないノマクエをチマチマやるしかないかぁ。
そう考えが纏まりノーマルクエストの続きをすることにし、メニュー画面を操作する。そしてクエストへと向かった。
