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みんなに質問!その1

 これは登場人物に様々な質問をするという企画です。今回は主人公の走太、特待生の髪木と亜理子、そして一般入試で入学した翼のインタビューの模様です。
〜走太〜
1、あなたの憧れの人は誰ですか
走太「僕の父さんかな。実は父さんも同じ雄英高校ヒーロー科だったんだ。僕は父さんの後を追うって感じでこの学校に入ったんだ。ちなみに父さんは料理が上手で、僕が小さい頃はよく一緒にパンを作ったなー!特に食パンは絶品で、すっごくフワフワ、モチモチしてて、世界の食パンの中で一番美味しいんだ…。また食べたいなぁ…。あ、話がそれちゃった!」
2、あなたの個性のメリット、デメリットがあれば教えてください
走太「うーん、僕の個性はスピード。動くスピードならば誰にも負けない自信があるよ!デメリットは体力が消耗されやすいってところかなー。メリットは…、カルタで誰よりも早く札を取れることかなぁ…。あとバスに遅れそうになっても個性を使えば間に合う!ってところかな。…あれ?これってみんな羨ましがるかなぁ?」
3、あなたは本当に主人公ですか?ぶっちゃけ髪木に主人公の座を譲ったらどうです?
走太「体育祭から本気出します(キリッ)。」
4、なぜヒーローを目指しているのですか
走太「…。それはちょっと重い話になるかもしれないけど…。結論から言うと、僕の父さんがー」
亜理子「いつまで待たされなきゃいけないのよ!さっさと終わらせなさいよ!」
走太「ひえっ!ご、ごめんね!今代わるからー!」

〜亜理子〜
1、あなたは誰の個性がすごいと思いますか
亜理子「私は巣杯田サンの個性が一番素晴らしいと思うわ。彼女が持つ蜘蛛の糸は様々な用途に使えるし、クモっぽいことなら何でも出来るらしいから壁に張り付いて動いたりもできる。言わば万能な個性よね。でもこの亜理子様にかかればどんな個性であれ、どの人よりも格段に使いこなせるわ!やっぱり私はすごいのよ!」
2、あなたにとってトップヒーローに必要なものは何ですか
亜理子「この私に良い質問したわね!私が考えるに、豊富な知識、体力、そして素早い判断力が要ね。トップヒーローはヴィランとただ戦うだけではダメだもの。人も建物も治安も守らなくてはいけないから。これが全部備わっているのがこの私よ!」
3、同じ特待生でライバルの髪木さんに一言お願いします
亜理子「はあ?あの女が私のライバルなんてあり得ないわ!だって特待生試験の時から嫌な思い出しかないものね!…ふん、仕方ないわ。言ってあげる。私を越せるものなら越してみなさい!というか、この言葉は全ての人に言えることよね!だって私こそがトップヒーローに君臨する女、鏡沢亜理子様だもの!おーほっほっほっ!」

〜髪木〜
1、あなたが一番得意な料理は何ですか
髪木「確かに俺はいろんな料理をする。特に得意とか苦手とかは無いけどな…。強いて言うならばカレーか?いや、唐揚げか?あ、肉じゃがだな!俺の母さん直伝の肉じゃがは俺の大好物だから何度も作ってるし、一番慣れてて得意ってことになるんじゃねーか?」
2、髪の毛のケアはどうしていますか
髪木「特に手入れしてるわけじゃないけど、俺が使ってるシャンプーはメリットだぜ。てか個性の関係もあるし10人も兄妹いりゃすぐに無くなっちまうしな。俺たちの個性はただ髪を自由に動かせるだけで、伸縮できるってわけじゃねぇからさ。メリットはコスパもいいし頭もさっぱりするし、個人的には香りも好きなんだぜ。あとポニーテールにセットするのは二分くらいで終わるんだ。小さい頃からやってるからな。もう当たり前になってるんだよな。」
3、亜理子の好きな所、嫌いな所を教えて下さい
髪木「悪いが、嫌いな所の方が何個も浮かぶぜ。憎まれ口を叩く所とか、高飛車な所とか、いつも嘲笑してばかりの所とか…。思い出すだけでほんとムカつくぜ!あー、好きな所か…。ヒーローとしての心構えがあるって所だな。ヒーロー相応試験の時も、アイツに救われちまったっけ!あの時は一本取られたって感じだったぜ!」

〜翼〜
1、なぜダジャレが好きなのですか
翼「まあまあそんなことより鶏の話でもしよう。昔俺の隣の家には鶏を飼っているおばあさんがいたんだよ。いっつもいっつも鳴いていて騒がしかったのにおばあさんは全く怒らない。あいつは本当にチキンだ。本当「チキン(キチン)」としてほしいよな。でも今思えば「コッケー(滑稽)」な人だったよ、鶏だけに。」
2、着替えるのはやっぱり大変ですか
翼「幼稚園までは大変だったけど、今はもう気にしてない。むしろ大変なのは俺の羽に合った服を作ることだろうか。雄英高校は生徒一人一人に合った制服を作ってくれるから、俺の羽に合った制服をちゃんと作ってくれたんだよな。それには感動した。死野田もお子ちゃまみたいな身長だけど、そいつのサイズもちゃんとあったみたいだな。」
3、あなたにとってゾンビーとは
翼「話したら長くなる。でも今回は端的にまとめる。ゾンビーがいなければ今の俺はいなかった。この羽が憎らしくなる時もあった。ゾンビーも自分の醜さを何度も恨んだらしいな。でも彼はそんな自分を受け入れたんだ。だから俺もこの姿を受け入れる事にしたら気持ちが楽になったんだ。そしてヒーローゾンビーのようになるって目標ができたんだ。今はそれに向かっている途中なんだろうな。…少し真面目に答えすぎたか?」
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