第五章 〜告白〜
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帆には麦わら帽子をかぶったドクロ。
船を確認すると、クロコダイルさんの眉間にシワが寄る。
「……麦わら。」
「あいつら船を着けるつもりだ。どうします?」
「…まぁ害はねェだろ。つっかかってくるようなら相手をすればいい。」
「……お二人の知り合い?お友達ですか?」
「「友達じゃねェ。」」
「おーーい!!クロコダイルー!!ひっさしぶりだな〜!!」
麦わら帽子をかぶった人が
嬉しそうに走りながら近付いてくる。
この人、最近新聞で見たことがある。
クロコダイルさんとダズさんの知り合いだったんだ。
「てめェらおれのナワバリに堂々と。」
「ここお前んちだったのかー!」
「家じゃねぇ。拠点にしているだけだ。てめェら何しにきた。」
「ログを辿って来ただけだ。表の港じゃ街から丸見えだったからよォ。」
麦わらの男の人に続いて
続々と仲間たちがやってくる。
「よう。刃物野郎。」
「ロロノア……」
緑頭の男の人は
何やらダズさんと仲が悪そう。
「ルフィ、あんた勝手に行かないでよね。」
「な、なんで砂野郎がこんなところにいるんだよ〜。」
「知らねェよ。ルフィのやつは知らないうちに仲良くなっちまってるみたいだしよ。」
オレンジの髪の可愛らしい女の人に、金髪の男の人。その後ろには鼻の長い男の人が隠れている。
「ルフィ!そいつ本当に近付いて大丈夫なのか!?あのクロコダイルだぞ!」
「大丈夫よ、チョッパー。前にルフィが助けられたみたい。」
「オウ、知り合いならちゃんとこのスーパーなおれのことを紹介しやがれ。」
黒髪の綺麗な女の人に
…たぬきとロボットが……しゃべってる。
「麗しいお嬢さん。パンツ見せてもらってもよろしいですか?」
横から声がしたかと思って振り返ってみれば
「っい…イヤーーーー!!ガイコツ!!ガイコツが動いてます!!」
思わず隣にいたダズさんの後ろに隠れる。
「確かに妙だが気にするな。」
「いきなり無礼だぞブルック!そこのレディー。どうしてこんなむさ苦しい奴らといるのかは存じませんが、よかったらこのおれとそこでお茶でも♡」
さっきの金髪の男の人が
目をハートにしてクルクルと回りながら
ガイコツを押し除けてやってくる。
「あの、お茶はしませんけど…クロコダイルさんのお友達なら、これから昼食にするので、ご一緒にどうですか?」
「なっ…」
「おい、ミドリ。勝手に誘うんじゃねェよ。」
ダズさんとクロコダイルさんにギロっと睨まれる。
「久しぶりに会ったならせっかくだからと思って…」
「お前メシ食わしてくれるのか!いい奴だなー!!」
「ミドリちゃんて言うのか〜♡食事の準備はおれにも手伝わせてくれ。」
「チッ…面倒なことになったな。勝手にやってろ。」