第五章 〜告白〜
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第五章 〜告白〜
人攫いの事件から1週間が過ぎた。
私は最初は落ち込んでいたけれど
徐々に落ち着き、日常を取り戻してきていた。
こうやってまたクロコダイルさんとの生活を送れていることに感謝する毎日だ。
今日はとても良い天気。
庭に洗濯物を干し終えて、ふと海に目をやると船が急に現れた。
どうやら島の正面から海岸沿いを回ってきたようだ。
1週間前のことを思い出して身体が強張る。
でも大丈夫。
今日はクロコダイルさんもダズさんもアジトにいる。
よく見るとその船の帆にはドクロのマーク。
海賊だ。
私は急いで中にいるクロコダイルさんのもとへ報告に行った。
「海賊です!海賊船が海岸に!」
クロコダイルさんは机に向かって書類をまとめていたが、すぐに立ち上がる。
私の声を聞いて、ダズさんも自室から出てきた。
「ここんとこ迷惑な客ばかりですね。」
「面倒臭ェが行くか。」
2人の後についで、海岸へ戻った。
ーーーーーーーーーーー
こちらは麦わらの一味の船
サウザンド・サニー号。
一味は到着した島に興味津々で
全員が甲板に集まり、上陸しようとしていた。
「おいナミ!まだ船着けねェのか?」
「港町からだいぶ遠ざかったし、この辺りなら停泊できそうね。」
「待て。前方に船が泊まってるぜ。」
「船?私たちの他にも海賊が?」
「あそこに家も見えるぞ!ちょっと待て。誰か出てきた!」
「大きな男性2人に、可愛らしいお嬢さんもいますね。」
「お嬢さんだと!?おいどこだブルック!!」
「「「……!!あいつは!!」」」
ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパーの6人が
相手の姿を見て驚き、目を見開く。
「あら。懐かしい人ね。」
冷静なロビン。
「なんだ?おめェらの顔見知りか?」
「前の船もあの方達のものでしょうか?お友達なら問題ないですね。ヨホホホホ!」
「友達なんかじゃねェよ。」
「どうする?ルフィ。こんなところにあいつがいるなんて…」
「うん、まァあいつは大丈夫だ。このまま上陸しよう!」
ミドリ達のもとにサニー号は上陸した。