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何の変哲の無い人々が賑わいを見せる忍者の里"木の葉の里"。
仏様が今日も高ーい処から俺らを暖かく見守ってくれてます。なんて、どうだか。
「ただいま~。」
俺の名前はうずまきナナミ。ライトノベルよろしくな挨拶で失礼するゾ~。そんな俺は遊びたい盛りの13歳。現役中学生です。
本日の最高気温は37.6度。暑さにより気だるげな第一声で失礼します。
「ナナミ~エアコン壊れたてばよっ~!!」
そして今、扉を開けた瞬間自分めがけて勢い良く抱き付いてきたのは、自分で云うのは恥ずかしいけど、兄です。―金髪碧眼。そう聞くととても響きはいいし、イケメンを彷彿させるが実際はとても喧しい性格なのでみんなが想像するイケメンとはえらくかけ離れています。兄、うずまきナルト15歳。
俺は兄を自分の体から離し何故エアコンが壊れたか問いただすとリビングから女性の怒鳴り声が聞こえた。
「ナナミ!!どうでもいいけど早く玄関閉めてよ!外気が入って来るじゃない!」
「奈暗…どうでもと云うけどあなたがこの部屋を涼しくする為のエアコンを壊した張本人…なんだからね。」
怒鳴り声に続いてとても落ち着いた女性の声が怒鳴った彼女を鎮めさせる。モノに八つ当たりされたらたまったもんじゃないから、俺は取り敢えず云われたとおりに玄関を閉め靴からスリッパに履き直す。
部屋に入ると、吃驚。外よりかなり暑い、蒸し暑い…これはなんの地獄?俺は制服であるベストとシャツ、スカートを脱ぎ捨て、キャミソールとパンツ姿になる。この姿じゃなきゃぶっ倒れてしまうのでお見苦しいでしょうがご容赦を…。我が家に集えし皆もギリギリを攻めた薄着が何よりの証拠だ。と、何故か煙を上げている多分元はエアコンであったであろうものを見つめ。
「ナナミ!いや、ナナミ様お願い!エアコンが壊れちゃったのぉ!機械いじり得意なんでしょ?直してぇ~?」
さっきまで怒鳴っていたのを性格を180度変え、猫撫で声で俺の手を握ってきたのは、尸魂界では泣く子も黙る鬼の特別任務機関副隊長として恐れられている火野島奈暗ちゃん。確かに通り名の通り短気で怒るとかなり怖い。正直関わりたくない。けれどこの家に居候している。
そして、彼女を宥めているのは
「それで、もう一度聞くが"どうして"エアコンが"大破され"煙までも出てんだ?」
「えっと…実は昨年より暑くなった今日の10時31分43秒に起きた事だってばよ…」
「こっまけぇな…」
ナルトの細かい時間に対するこだわりはさて置き、壊れた一連の流れは―三人でうだうだしながらリビングで過ごしていた。扇風機一台と外からの風だけじゃ暑さが紛れないことから、普段節約でつけていないエアコンを稼働しようとしたところ、誰がエアコンのスイッチを付けるかで揉め始めた(ここいるのか?)。結果じゃんけんで負けた奈暗ちゃんがスイッチをいれようとするがリモコンが反応しない。本体のコンセントが抜けている訳でもない、3人でどうするか話し合っていたが「叩けば多分直る」と云い張る脳筋奈暗ちゃんだが結末がわかってしまった残り2人、だが………
「その制止を無視して叩いちゃったのかい…。」
「だってぇ…。」
ブーイングを漏らすのは大破させた張本人。自業自得で周りに迷惑かけるんじゃないよ!そう叱ると奈暗ちゃんは、みんなのアイス買ってきまーす。と家を出て行った。しかしここまで大破されると直すどころの問題じゃねぇぞこりゃあ。そもそもスイッチが入らないと云ってたし、このエアコン俺がここに来た時からあるしそろそろ買い替え時かな…。
家計簿を見ながらエアコン買い替えを考えていたら突如として「死神代行証」が奇声を上げた。
「もうこりゃエアコン買い替えるしかねぇな…!ってことで後でパンフレット見るから俺の体よろしく!」
「えーあっちぃよ…」
「扇風機強風にしてろ!」
ナルトが唇を尖らしブイーイングを零す中俺は家を後にした。
うだる暑さ、手の甲で汗を拭い、俺は虚の場所へと向かった。この時まさか自分の人生をひっくり返されるだなんて思わなかった。
*
虚の図体がでかくて助かった。図体がでかい割に未だ周りに被害が出ていなかった…森に出現してくれたのが感謝ナス。
ここになんか未練があったのかなぁと上空から様子を見ていたがなんだか様子がおかしい。虚が2体、その内の1体が共食いをはじめる。この生態が共食いをするのは知っているが、あまり見たくはない光景だ。
共食いをした方の虚は楕円形…卵の様な球体で体には砲台がいくつも付いている、正面に人間が苦しんでいる様な仮面がついている。しかし、虚は体の真ん中にあたる場所が円形の空洞があるはず。共食いで生き残っているヤツにはその空洞が開いてない。が。
「敵なのは変わりがないか!」
俺は陸に着地し虚に斬魄刀を押し付ける。虚は少しキョトンとしてから無機質な言葉が出てきた。
「お前、エクソ、シ…カ?」
エク…?エクステ…?うまく聞き取れなかったがブリッジしながら襲ってくるので有名なホラー映画のことか?…それとも…?なにか胸元で突っかかる疑問だが取り敢えず置いといて…。
俺は相手に問い質された質問をそれは何だ。と敵に質問し返したが無視された。悲しい。
「千…ネ、ハ…サノ命令、エ…ソ、ストヲ破壊、ル。」
「いや、だからそのエク?スト?ってやつ?なんなんだよ。質問に答えろよ!?」
斬魄刀を振り落とし大砲の一個を切り落とす。急な攻撃で驚いたが一瞬だが仮面の目が見開く。俺はその一瞬も見逃さなかった。
「いいか、虚…お前はここに居てはいけねぇんだ…。」
柄のキワの刀身から先までをスッとなぞりきると刀身がバチバチと静電気みたいなのが発生する。距離はあるがその刀で
「
相手は耳がつんざくのではないかと云う叫び声で体は塵になり風に乗って消えていった。―さようなら。
空を見つめ、魂が去っていくのを見送ってやった。しかし、なんだったんだ一体。見慣れていたつもりであった敵はなんだか違う気もするし…でもあの形をどっかで見た気もする…。ひとりで悶々と考えてこの場を後にしようとした時だった。草木がガサガサっと揺れた。
「誰だ!」
まさかさっきの虚以外にもいるのか?戦闘態勢を取り、音のする方向に刃先を向ける。するとそこから出てきたのは白髪がやたら目立つおじ…?おじさん?青年?少年がハンズアップをして現れた。
「て、敵ではありません!」
「…あんた誰?なんで俺の姿見えるの?」
「あの…えっと」
声がちっさくぼそぼそと云うので
「敵じゃねぇんならはっきり喋ろって!」
「ごめんなさいぃ!」
つい声を大にして云ってしまった。この勢いのままずんずんと云わんばかりに彼に近寄り胸倉を掴む。
「まず、なんで俺の姿見えてんだ?もしや
「プ…プラスって何なんですか?てか、ぐるしい…」
苦しいと云われ仕方なく掴んでいた服を放す、ふいに不思議と彼への不信感が拭われた、なんだか会ったことはないが、見たことあるような気がする…?それによく見たら自分と…ナルトと歳が変わらなそう、白髪のせいか?遠目だと少し上にに見えてしまった。
整を知らなさそうだし、なんだか生きてる人間ぽいから魂葬するのをやめた。それに俺だって生きているのに勝手に魂葬された身。彼を俺と同じ身にさせるのにも気が引ける。
だが、かと云って木の葉では見かけない居出立ち。整ではなければ「忍者」かと問いただしたが彼は頭に疑問符を浮かべる。
「ぼ、僕アレン・ウォーカーと云います!
「クラーヂマン…?」
「えっと、エクソシストです。」
エクソシスト…さっきの虚も同じこと云ってたな…そのエクソシストって何かと聞くと。
「さっき貴女が倒したもの…」
「ああ…虚の事か?」
「えっと?ホロウ…?あれはホロウと云うものではありません。」
「どういうことだよ…。」
俺は不審な眼差しでアレンを睨む。
確かに…虚なら体の真ん中にぽっかり穴が開いているはずだ…でも、さっき倒した虚には穴が開いていなかった。―彼は咳払いをし続けた。
少年少女の出会い
(これは期すべくして出会った物語)
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