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先程まで馬鹿みたいに晴れていたのに急に雲行きが怪しくなる。それは俺らの核心に近づいているようですごく嫌な感じ。
俺らは手当たり次第師匠が居そうな部屋を巡ったが見当たらない。最後はここかと会議室に向かうが…人が立っている。当りでもあるが入室禁止の意味もある。俺は早急に「緊急事態、例のヤツ、弟子から」と言伝を残し反応がある場所にアレンと向かう。
脳裏に浮かぶのはAKUMAの性質…確か4巻だったけな?エクソシストの団服について。何故"ローズクロス"を堂々と掲げてるのかを…
「キャーー!」
近くで爆音が聞こえたと思ったらつんざく様な叫び声が聞こえた。瞬歩を使い叫び声が聞こえた場所へ急いだら案の定子供たちは爆発に驚き逃げ惑っていた。しかし爆発よりも驚いてる最大の根源は…
「AKUMA…っ!!!」
このでかい無機質な球体の事だろうとすぐに分かった。AKUMAはレベル1が3体。その内の1体が砲口を子供に突きつけ人質に捕る。子供は俺に手を伸ばして助けを求める。
そうそうところでなんでこの"ローズクロス"を堂々と掲げてるのかをって話なんだけど、一言で云えば"目立つ"
「ごめんな…」
俺はら
ここ最近任務でなくなってしまった親子が奴の手を伸ばしてしまった結果なのだろう…
「早く助けだせなくてごめんよ…。」
さて、悲しむのはこれでおしまい。
「順番なんていらねーよまとめて来いよ…
さあ、真っ赤な舞踏会が始まる。
*
AKUMAの反応があった場所に向かっていた僕ら、だけどナナミのあまりにの素早さについて行けず…別行動になってしまった…。僕はこの土地についてなんかまったくもって知らない。土地勘がないと云えばいいか。そりゃあそうだよ!今日来たばっかだもん!断じて僕が、僕が。
「迷子になったわけじゃないんだよ。」
ぼそっとつぶやいたもの、誰もいない道でぽつーんと突っ立ていた。とほほ、彼女ったら何処に行ってしまったのやら。こんな緊急時に悠長に地図を見ながら歩けないし…。
すると僕の左目が急に反応し始めた。つまりAKUMAに反応したということだ。彼女と合流できるならと反応がする方に走り出した。
それにナナミさんの生まれ育った
雨が降り出した。冷たい、鉄くさい雨が。反応が強くなるからあともう少しだ。と云うあたりで曲がり角で誰かにぶつかった。ててて…。
「お前…!?アレンか!?」
「!?」
聞き覚えのある声で顔を勢いよく上げた。上げた先にはこの雨空には似合わないほど眩しい色の髪の持ち主であり、ナナミさんの兄である
「ナルトさん!?」
ナルトさんがいた。
彼は近所で爆音が聞こえたから嫌な気がして走ってきたという。爆音…?全く聞こえなかった。でもその爆音がこの目の反応としたら…もしかしたら…。
僕はナルトさんに共に来ることを勧め、一緒に走り出した。
走り出してそう距離がないところに大きな公園に辿り着いた。その公園にはたくさんの遊具があった。本来なら沢山の子供で賑わっているはずだったが…あくまで"本来"だ。
僕たちの目の前に広がるのは、足元には血の海が広がり、鉄くさい臭い、遊具は壊れて原形をとどめていない。そして無残なAKUMAの死骸と、まだ数体はいるレベル1のAKUMA達。
そこの中心に立つのは傷だらけで息切れをし、足元の血の海のように深い赤色の髪をした少女…ナナミさんがいた。
「ナナミっ!!」
彼女に気付いたナルトさんは叫んだ。しかし彼女の耳には入らなかった。
彼女は宙に浮かんだと思ったら一気に囲みこんできたAKUMAを一気に倒していく。僕は攻撃を繰り出していく彼女を見てぞっとした。彼女の周りには無数の字が浮かんでいてその字は赤黒くぼやけながら光っている。そして、茶色いはずの彼女の目が赤黒く光っていて、まるで獲物をしとめる獣のように鋭くひどく冷たい目をしていたからだ。
この世界で会った時とも、マテールの時とも見たこともない光景で後ろへ身を引かせてしまった。彼もだ、ナルトさんも…狼狽えていた。
「あんな…戦い方をしてるのなんて…いつぶりだ…」
「え…?」
「あいつ、あまりにも感情的になると。ああなるんだって聞いた、それにアイツ。俺が知らない頃にやばい任務をこなしてたみたいだって聞いたってばよ。」
震える声で彼はつづけた。
「それで、こんな感情的に戦ってるのも俺は一回だけ見た。それは仲間を助けるため…に。」
つまり彼女は感情的=自分の身の周りの大事なものを守る為だと強く確信したらこの様になる。そんな戦い方をしている彼女をただ唖然と眺めてることしかできない自分らが無力に感じる。
しかし戦うとなるとナルトさんを一度遠ざけなければならない。なにせ彼はただの人間だ、AKUMAの弾丸が当たってしまえばお終いだ。それこそ悲劇を生みかねない。
いくら心が強いナナミさんでも最愛な家族が失ったら……僕みたいにアイツにすがってしまうかもしれない。それはダメだ。
「ナルトさん、ここは危険です!いったん引きましょう!」
「でもナナミが…!」
「彼女はとても強いです…信じましょう!」
「でも…でも…。」
強気な態度の彼が少し弱気になり指をさす。
「さっきからあのAKUMA…数が減ってねーんだってばよ…。」
僕は振り返った。
確かに…あれだけナナミさんが攻撃をしているというのに敵がまだまだ湧き出る。何故だ…!
その時ティムが尻尾である方向を指す。そこはやけに左目の反応が増す。
何故だ…?と思ったら空間に何やら歪みが出来ていて、カーテンをめくるように横に立っていたのはなんと…
「レベル…2…!?」
口角をにんまりと吊り上げ頭でっかちで体は2mくらいの細見。
レベル1は体が球体の1種のみ、レベル2からとなるとその体は未知数、そして能力や自我が芽生える。
まともに口もきけるようになる…だからあのAKUMAがはっきりと
「さぁさぁ…レベル1ちゃん達…この村を破壊しなさ~い。」
と云ってるのを聞き取れた。
レベル2がそう云うと、それに従うかのようにレベル1がぞろぞろと出てくる。一体絶対どうなってるんだ。
時空の歪み?だってナナミさんがいる世界と僕らがいる世界は本来時代が異なっていたはずだ(僕が見てきた家づくりや道に馬車がないとかで時代背景が見れた)。
なのにどうしてあの幕からレベル1が出てくるんだ、あのレベル2は何者なんだ。
思考を張り巡らせている内にもナナミさんは一人あのケモノのような冷酷な目でレベル1を攻撃しては破壊していく。
確かに変わった性格の持ち主でお茶らけているけど、すごく優しくて思いやりの心を持っている彼女から想像を絶する戦い方を今も尚続けている。
胸が、チクリと痛む。
「まったく~さっきからなんなのさ、このエクソシスト…さっきからレベル1達攻撃して…仕事が進まないじゃない!もぉん!」
舌打ちを交えて地団太を踏むレベル2
仕方がなさそうに溜め息を零して、最後の群れのレベル1を放出したら自分が輪の中に入りナナミさんの上空にふわふわと浮いている。
一体何をするつもりだ…?僕はいつあのAKUMAが攻撃をしてきてもおかしくない様に戦闘態勢に移せるようにしていた。
ナルトさんは僕の横で生唾を飲み込む。どんな動きが繰り出されるのかと、そして何より自分の妹が心配そうな眼差しであった。
「ちょっと~そこのエクソシストォ?すごい派手にやってくれたじゃないの。」
ナナミさんが最後の群れを倒し切りAKUMAのウィルスが混ざった血を頭から靴先まで浴びた姿でレベル2を睨んでいる。
「なんだよ…文句あんかよ…。」
ゾクッ。体が凍った。
彼女のイノセンスのせいか、はたまた怒りのせいか…彼女の声はドスが利いて暗く冷たい底から這いつくばる闇の声…といった感じのように重かった。
その言葉一つひとつで体が押しつぶされそうになった。
「まぁ!生意気!!!もぉっと~~女の子らしくなったらどうなのぉ~?」
煽っていくレベル2。
只でさえ怒りの頂点に立っている彼女はレベル2に殴り掛かった。拳にはあの赤黒く光る文字が纏わりついていた。殴り掛かった音はあまりにも耳に不快を与える音でおもわず耳をふさぎたくなった。彼女は何度も何度もレベル2を殴りつけた。
そして何十発も行った頃だ。最後の一発なのか思いっきり拳を振り上げ…殴りつける。はずが…
「好き勝手やってもらっては困るのよねぇん~。私だって伯爵様のメイレーがあるんだから…っと」
何かが彼女の左手の動きを封じた。
それは、どこから現れたかわからないゴム管のような紐が数本ナナミさんの腕を縛り上げている。どこからのもなく現れたソレに流石の彼女も驚き左腕を引っ張り、右手で引き千切ろうとする。そんな姿を見てレベル2は高笑いをする。
それが癪だったのか彼女は左足で蹴りつけようとしたがそれしもが封じられてしまった。
解くよう睨みを利かすが、拘束されてるならと余裕そうな態度を見せるAKUMA、ぐいっっと顔をナナミさんに近づける。にんまりと相変わらず口角を上げている。気色悪い…
「このまま殺すのは惜しいわぁ~ちょっとオモチャになってもらおうかしら。」
小首を傾げるが、まったくもって可愛くない。なにするんだ一体…
突如いくつかの空間を裂いて出てきたゴム管のゴム紐、それらが彼女にまとわり一気に縛り上げていく…しかし、えっとこれは…仲間が大ピンチと云うのになんて云うか…エッッ!
ファスナーを開けて戦っていたのか、縛られたことによって団服の下の彼女の普段着があらわになってしまっている。
白のトップスは返り血を浴びて真っ赤になっているし、びたびたになって彼女の肌にぴったりと張り付いている。そして紐が胸に食い込んでしまっているのかそこが強調されている。
黒のミニスカートからちらちらと覗かせる細く引き締まった脚は片方は先程蹴り上げるためか後ろの方で折り曲げられていて、もう片方は少し開かれた状態だ。
「ほれほれ、お顔も拭かなきゃね~」
レベル2は自分の掌でナナミさんの顔に付いた血を拭う。
「ふふふ!くぁわいいいいんん!」
奇声にも近い声で叫びナナミさんの体に頬ずりをする
AKUMAてめぇ!なにうらやましいことしてんだワレ!!うらやましさと屈辱でイライラし飛び込もうとしたら、レベル2がそっとナナミさんの腹に手を触れる。
そのままゆるゆると上に這いついて食い込む胸あたりのゴム紐の上を行ったり来たり…このままうっかり隣の胸なんか行ってしまったらひとたまりもない!
ナナミさんも羞恥とその中途半端な行為に悔しさのあまりか歯を食いしばっている。そのままレベル2はにやにやしながら彼女の頬に触れる
「やっぱり殺さないで飾ってコレクションにしてあげるわ…」
僕は我慢の限界でナルトさんの制止も聞かずに飛び込んだ。
屈辱
(それでも、僕が彼女を救わなければ)
