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あなたのお名前をおしえて
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朝の5時30分。背筋を伸ばしたら間接の音が部屋を響かす。
最初見ず知らずの天井や壁を見たから思考停止しちゃったけど、よくよく思い返せば昨日大好きなマンガの世界に時空移動しちゃったんだよなぁ、しかも自ら。
クソ早すぎる朝と書いて早朝。しみじみ好きな世界に来たことを実感しつつ教団を探検。体が温まり、そろそろ鍛錬でもといつの間にか木々が生い茂る裏庭についていた。更に奥に進むと何かを降る音が聞こえる。草木を使い影からこっそり覗くとユウがいました!イエイ!第一村人ならぬ第一団員!
彼は黙々と素振りをし、次は型を、また素振り…と何度も繰り返す。いやーストイックだなぁと眺めていたら。声をかけられた。かけられたというより「いつまで
「…手合わせ願おう。」
目覚ましにも丁度いいし。はたして提案に乗ってくれるか。
云うなれば彼はあまり空気を読むような人物ではない、良くも悪くも超絶素直。自身を高める為に常に鍛錬を怠らない…そこは俺と似ているけど、挑戦が受理されるの……
「はっ、イイぜ。」
されたーー!!え、まさかすぎる…。が彼の気が変わらない内に手合せを取り付ける。どちらかが方膝つくまで、勿論卑怯な手以外ならなにやってもいい。いたってシンプルなルール。
暫しの沈黙…そしてお互いの懐を目指す。ユウは無論イノセンス…
刃と刃が重なり合う音が響く、壁ギリギリまで追い込まれたのは俺。逃げ場ナシ。だがニヤつい笑みがこぼれるも容赦なく六幻を俺の頬に掠める。頬からツゥと血が伝う。
「なに…笑ってやがる…」
「いや…ありがたいなって。」
「は?」
俺は彼の太もも辺りを蹴飛ばし間合いをとる、両掌をパンッと合わせたのち、背後の壁に触れ一"壁"から刀をだす。ほら、なんで壁から刀が?!みたいに目を思いっきり開く神田氏、それは卑怯だ…。だなんて呟くが、「これは俺の力だ」と返す。
技も力の内、断じて今の行動は"卑怯"ではない。
「ほらほら、いつまでぼーっとしてるのさ。」
「っるせ!」
刀を交えているうちに俺らはいつの間にか動きを止め、間合いを取りながら睨み合っていた。
なかなかやるな…。そっちこそ。なんて憎まれ口を叩きながらまたお互い動き出した瞬間―
「おいおいおーいなぁにやってんだ?」
「おばばばあぁぁ!?」
「…っチ!」
到底女とは思えないほど絶叫してしまった。いや!だって土の中からにんげんが…っ!?つか、コイツ誰?探索部隊の服着てるけど…?こんな人いた!?
「カンダーなにカワイイ子ちゃんいじめてんだ?」
「虐めてねぇって…どう見てもただの組み手だろうが。」
「えー?女の子相手に本気だして?」
なんだコイツ、なんだコイツ…!ユウと彼を交互に見る、ひとつわかった事は…妙に仲いい!気味が悪いほど、だって孤高の剣士神田ユウよ!?ほら!肩組んできたのに嫌そうにせずなんやかんや口角上がってるし、まんざらでもなさそう!心の中で考えていたら彼が話しかけてきた。服に付いた土汚れを払いながら。
「そういえば、君ってアレだよね?写らない死神って子。」
「…確かにレントゲンには写りませんでしたが名前はありますよ。」
「おおっ!なんだっけ?教えて〜。」
おいおいおい、写らない死神は覚えているくせに名前は覚えておらんのか…
くそぅつくづく変な輩だな
俺はうずまきナナミです、ファーストネームがナナミです。と伝えると早速彼はちゃん付けでよろしく!と両手を握り手を目一杯両手を振る。あががもげる。
ところで、こっちにに名乗らせといてテメーは教えないのか?と思い俺は名前を尋ねると。
「俺の名前はボジーノ・ヨークシャ!よくポチやテリアなんて呼ばれるんだ!よろしくっ!」
と彼は自己紹介してくれた。笑顔まぶし〜。確かに犬っぽい。ポチとはボジーノから取ったものか。テリア?…ヨークシャテリアか!後者の考えついた人すっげぇな。と感心しているとボジーノから提案が。
「そうだ!カンダにナナミちゃん、もしよかったら一緒に朝食なんてどう?」
「一緒にか…?」
うん!いい?なんてまるで子犬のように小首を傾げるからついOKを出してしまった。かーっ!これが犬属性な甘え上手か!
ユウはどうする?なんて聞くと邪魔しないならいい。なんて素直じゃない返答。俺もせっかくなら。と誘いを受ける。
お互い汗やらなんやらで汚れたので着替えたのち待ち合わせをすることに。本日のお召し物は浅紫色で統一されたノースリーブのチャイナ風トップスと膝よりやや上の黒のスパッツ。軽く洗顔やスキンケアをしガイルタンピを引き連れて待ち合わせ場所に向かう。
心の片隅でアレンとも食べたかったなーなんて思いながら。
*
食堂に着くとボジーノはなにするなにする?なんて聞いてくるから。俺は何頼んでもいいんですか?と聞いたとき順番が回ってきた。
「アラん!?新入りさん?んまーーこれまたカワイイ子が入ったわねーー!」
「はじめまして…」
見事な筋骨隆々な御姿、どんな料理も作ってしまう料理長ことみんなのママ、ジェリー。…がニコニコしながら身を乗り出してきた。漫画でハイテンションだってのは分かっていたが…タッパもあるせいか圧がすごい。
しかしこちらなんてお構い無しにジェリーは話を勝手に進めていく。神田の彼女?と聞けば誰がこんなヤツなんか。イラついて足を思いっきり踏んでやった。じゃあポチの彼女?と聞けば未来の嫁です。と俺の肩に腕を回す。が、ユウに足を踏まれてた。なんでやねん。
よかったわね!早速友達が出来て。なんか微笑ましいみたいな笑顔を向けられて俺はありがとうございます。としか云い様がなかった。
「で、何食べる?何でも作っちゃうわよアタシ!!」
ユウはざるそばと山椒と茄子の天麩羅を頼み、ボジーノはグラタンとヨーグルトを頼んだ。こいつら男のクセに全然食べないな…!だからほそっこいんだぞ!もっと食え!そして俺の番に。何でもいいって云ったもんな?
「じゃあ……
麻婆の豆腐、春雨、茄子。酸辣湯麺、あ、これ全部激辛でお願いします、それと餃子5人前。
えびアボカドのグラタンにイカスミスパゲティ、サーモンとバジルとオリーブつかったサラダとそれにバケット3本!生卵2個と納豆出来れば3パック、オクラとキムチ…
んでもってデザートはアロエヨーグルトとチョコクロワッサン…!とハイボール、できればデカめジョッキで。」
※未成年の飲酒はダメだぞ!良い子はちゃんと20歳を向かえてから飲もうな!
「すっごーい。女の子なのに良く食べるね!それに最後お酒よね?」
「寄生型ですから!」
「「(なのに、何故あんな痩せているんだ?それに最後お酒だよね?)」」
流石に家だと食費がかかるから色んなものかさ増しでなんとか凌いできたけど、なんでもいいってなると頼んじゃうよね〜。ジェリーが何度も確認して何度も二度見…五度見してきたがちゃんと用意してくれた。カートで運びようやく席に着き食事を開始!
前に座るユウとボジーノがドン引きする中食事を楽しんでいたら…事件が起きた。あ〜〜っだよね、あれだよね?まだゆっくりご飯を楽しみたかったな…。涙目でグラタンを食べる。
喧嘩ぼっ発5分前
(ううっ…くそ…)
(?どうしたんでしょう?)シラジラ(ああ、彼の隊の人がAKUMAに殺されたんだって…)(フン、くらだねー)
(!!!!なんだと!)
たのむから…火に油を注がないでくれ。
