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あなたのお名前をおしえて
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「はー…それにしても疲れたぁ。」
「ですね、今日はずっと不思議な1日でしたし。」
「だよなぁ〜。」
アレンは教団に向かっている最中に何故か俺の世界に迷い込んでしまい、方や俺も
ようやく色んな意味で解放された俺らは他愛のない世間話に花を咲かす。会って1日も経ってもいないがそりゃあ歳が近いからね…なんやかんや気が合うわけですよ。
そしてふいにアレンがあの部屋に行ってみようと云うから首を傾げる。
「ほらアレですよ!アレ!」
「ああ、あれね。」
「いやぁ…やめといた方がいいって…」
「なんでですか?もしかして怖いんですか?」
「私は別に。」
俺はホラー大好きっ子だ。名作からB級ホラー…かの有名なビデオシリーズまでも録画をしたりビデオを借りまくったものだ。
お化け屋敷だって大好き、脅かす障害物もとい造形の作り込みが気になって仕方ない。それに俺は死神だぞ。"お化け"を怖がっていたら相手なんかできやしない。が、それをおおっぴろげに彼に話したところで余計に好奇心を擽らせるだけだ、それに…
「なんか危なそうだろ?しかも汚いし…汚れたくねーんだよ。」
なんかばっちー。至るところに血痕……いや漏れ出したオイルだろうな、それにサビだったりと謎の生命体が出来てしまったのか緑や青といった謎の着色料の跡も見える。
ただでさえ時空移動の使用、ユウとの交戦、ヘブラスカによるイノセンス測定…疲れが溜まってんだ…。アレンは「気を付けながら歩けばいい」なんて云うがそういった問題ではない。
「そう云う問題じゃぁ…そこまで行きたいんならユウと行って来いよ。」
「ユウ…?」
―カンダ
彼の名前を出した途端顔色を一瞬に変え「誰があんなヤツなんか!」と云いそっぽを向く。なら明日とかでいいじゃないか。と適当にあしらえば彼はやっと大人しくなり諦めてくれた。疲れるなぁ…。
その時だ、曲がり角で誰かとぶつかった。ぶつかったヤツに謝ろうとしたらソイツはそそくさと逃げていった。くそぅ…礼儀がなってねーな…。
しかしそんな礼儀のないヤツの背中を眺める人物、アレン。
「どうかした?」
「え?いや…なんか見た事があるような気がして。……気のせいですよね…?」
アレンは悲しそうな顔をして俯く。何故そんな切なさそうな、泣き出しそうな顔を。
「大丈夫か?話聞かせてよ」そう云いかけたが、不意に脳内が深堀りするなと制止をかける。なんだろう、心の奥底から"まだ"触れるなと云われているような感覚。あくまで"まだ"なんだ…。だが俺はその心が云うまま信じる。俺の第六感は割と信用できるからな。今は彼に深堀りするのはやめておこう。
おかげで俺らの間に沈黙が鎮座してしまい気まずい…少し歩き進むとリナリーがいた!俺は気まずさを打破したいのが前のめりになり、やや大きめな声で彼女を呼びかける。
「あっ、リナリー!私達の部屋何処?」
手を思いっきりぶんぶん振ってたら彼女も気づき此方に近寄り案内すると云ってくれた。
俺らはヘブラスカの間での出来事や
「リナリー何であそこにいたんだ?」
柵にもたれなにか考え事をしてた、それもなんだか深刻そうな面持ちで。もしかして彼氏とケンカ?みたいなことを云ったら笑われながら「いませんよ〜」と苦笑いされた。そりゃあそっか、原作にも今のところ彼氏はいなかったんもんな。
彼女は友達と話していたと教えてくれた。友達?俺らは首を傾げた。リナリーが気さくに話せると云えばユウ、他数名の団員が思い浮かぶがここには今いないはず。それなら科学班や探索部隊?原作にない友達って?他に班や部隊があるしな、
そのご友人は女の子で6年前からここにいるらしくリナリーの親友。なんと雰囲気がアレン似てるとか…もしかして…さっきぶつかったヤツがそうなのかな?方向的に。あああ!ならもう少し顔を良く見とけばよかった!……だとしてもリナリーがあんな顔つきで思い悩み、人とぶつかっても謝る余裕がないなんてどんな話をしていたんだろう…。
やや上の空でいたらあっという間に部屋にたどり着いた。
「アレン君の部屋は右側ナナミちゃんの部屋は左側よ。二人共の部屋から私の部屋近いから時々遊びに来てね?」
そう云ってリナリーは俺らから別れ、アレンとも短く就寝前の挨拶を交わしお互い部屋に入った。
俺は一呼吸し中を見渡す、部屋はシンプルでベット、机にいす、ボックス、カーテンも付いてる、必要最低限が揃っている、あとは自分好みにしろ!てのがまたいいね〜。
だけど今はお疲れモード!俺ははベットにライブしゴロゴロ寝転がる。しかし頭の中は先ほど話題になった「リナリーのお友達」でいっぱいだ。
確かに存在しなくても影のキャラクターがいたっておかしくない。だけど彼女の事は何故かひっかる。"アレンと雰囲気が似てる"…もしかして、アレン・ウォーカーの知り合い?でもそんな人いたっけ?となると俺が知らない物語の先の人物なのか?自身がコミック派であるのが憎い!しゃーなしよ!任務があったりでね中々追えないんだよ本誌が!それに考えたって埒が明かない、"明日の朝"は早いだろうし!明日や他の日にアレンに聞けばいいや!俺は鞄から一枚の紙とペンを取り出した。
「エクソシストにとっての必需品…コイツを造ってから寝るか。」
紙にティムキャンピーにソックリのゴーレムを描き、周りには魔法陣ぽく見えるが"こんなふうで"と要望を描いたものを床に置いた。そして…―パンッ バンっ
ぼぅ、と赤紫の光が出て煙と共に銀色の羽がついた球体が現れた。ゴーレムの出来上がりだ。人差し指を指し伸ばせばゆっくりと乗っかる。
「…前々からゴーレムが出来たらと思って考えてたんだ…ガル…!お前の名前は"ガイルタンピ"だ。」
ガイルタンピは嬉しそうに飛び回った。
エクソシストには1体の通信用ゴーレムが支給されるみたいだが、やっぱここは憧れのティムキャンピーに似せたゴーレムでしょ!それに自分で作った分愛着湧くし、それに追加機能付けやすいしな…。
まずは"アイテムボックス"つぎに"俺専用
―ポンッ!
出来上がり!試しにガイルタンピの口の中にコインを出し入れする動作、次にハンカチを出し入れする動作をしアイテムボックス機能が働いてるか確認。OKだ。
窓を開け、そこから思いっきり投げ飛ばす…この時間ご迷惑だろうがガルの名を叫べば勢いよく…大型犬がはしゃいで飛び込んでくる…10倍の威力で戻ってきた。GPSと意思疎通もOKだ。
さて、寝るか。大分能力を色々使っちまったしな…へとへとな俺はベットの中に入った。
「"一度云った事は曲げねぇ"か…ナルト…俺もその忍道貫くぞ、
アナザーストーリを知っているだろうか?
(夢に出てきたのは…)
