ヤンデレナンバーズ(Ver.1.0)
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足を踏み入れたことの無いエリアにやってきた。ボスステージなどではなく、おそらく生活空間があるエリアだろうから危険はないと思っていたが、工事現場の足場のように張り巡らされた道はかなり複雑で、来た道順を覚えるのがやっとだ。
「あれ~、なんでこんなところにナナシがいるのかなぁ」
そう言って道を塞ぐのはヒートマンとスパークマンだ。
「いけないんだ~」
「おこられちゃうよぉ」
くすくすと笑う2機はどこか熱に浮かされたようであった。
(もしかして2人とも感染してる……?)
「ちょっと見逃してくれない?」
「う~ん、どうしよっかなぁ」
「遊んでくれるなら見逃してあげるよ」
わざとらしく考えるふりをするヒートマン、無邪気そうに遊びを提案するスパークマン。
感染している以上、何をしてくるか分からないらしいし、何より他のナンバーズに見つかりたくはない。
「緊急事態だからごめんね。そこ通してもらっていいかな?」
「え~、僕たちと遊ぼうよ」
不満そうに頬を膨らませるヒートマン。スパークマンは眠そうな眼をさらにとろんとさせてこちらを見ている。
「あ!あれなんだ!?」
「え~?」
「なになに?」
2機がよそを向いている間に逃げ出した。子供だましのような手だが一応の効果はあったようだ。
「鬼ごっこだ!」
ヒートマンが叫び、駆け出す。一歩遅れてスパークマンが続いて追いかけてくる。
普段の様子からして2機ともそこまで素早くないはず……と甘く見すぎていた。すぐに追いつかれ、つかず離れずの距離を追いかけてくる。キャハハと背後で笑う声が聞こえる。捕まえようと思えば捕まえられるのにわざと逃がしているようだ。
走っているとつきあたりで道が二手に分かれている。
どちらへ行く?
→18.右
→19.左
「あれ~、なんでこんなところにナナシがいるのかなぁ」
そう言って道を塞ぐのはヒートマンとスパークマンだ。
「いけないんだ~」
「おこられちゃうよぉ」
くすくすと笑う2機はどこか熱に浮かされたようであった。
(もしかして2人とも感染してる……?)
「ちょっと見逃してくれない?」
「う~ん、どうしよっかなぁ」
「遊んでくれるなら見逃してあげるよ」
わざとらしく考えるふりをするヒートマン、無邪気そうに遊びを提案するスパークマン。
感染している以上、何をしてくるか分からないらしいし、何より他のナンバーズに見つかりたくはない。
「緊急事態だからごめんね。そこ通してもらっていいかな?」
「え~、僕たちと遊ぼうよ」
不満そうに頬を膨らませるヒートマン。スパークマンは眠そうな眼をさらにとろんとさせてこちらを見ている。
「あ!あれなんだ!?」
「え~?」
「なになに?」
2機がよそを向いている間に逃げ出した。子供だましのような手だが一応の効果はあったようだ。
「鬼ごっこだ!」
ヒートマンが叫び、駆け出す。一歩遅れてスパークマンが続いて追いかけてくる。
普段の様子からして2機ともそこまで素早くないはず……と甘く見すぎていた。すぐに追いつかれ、つかず離れずの距離を追いかけてくる。キャハハと背後で笑う声が聞こえる。捕まえようと思えば捕まえられるのにわざと逃がしているようだ。
走っているとつきあたりで道が二手に分かれている。
どちらへ行く?
→18.右
→19.左