tweet tweet

とりとめのないことをそのままに
(完結した小説の後日談はカテゴリーを切り替えると
お読みいただけます)

記事一覧

  • 叶える

    20231123(木)06:00
    11/19の記事、黄昏時から夕闇の時間をまた歩けたら、と言うもの。
    夕方の時間帯はどうしてもバタバタと慌ただしいからと時間を作ろうと努力しなかっただけ。
    そこに気づいてはいたのだけど…
    結局は行動に移すか移さないかの違いなだけだった。
    そんな思考に変化すると、その時間を捻出するために動こうとするから不思議なものだ。
    残念ながら西へお日さまが沈む、空がオレンジ色に染まる時間帯に出ることは出来なかったが、晩ごはんを済ませ、洗い物を終えたのが19時。
    外はすでにとっぷり暮れてはいたけれど、気分も乗って、この日に投稿した記事の思いのまま、その日の夜にふらりと歩き出した。

    首から小さなアウトドア用のライトを下げて、対向車が来た場合にと、念のため備える。
    ドライバーからすれば歩行者認識は早めにしたいところだからだ。

    等間隔に立ち並ぶLED街灯。
    灰色の電柱に似つかわしくない明るさが上からぶら下がっている。
    眩しい……
    だけど確かに夜間歩行には明るくて不安も少ない。
    闇夜を明るく照らしてくれるのは安心だからこれはこれでいいのだろう。
    直視だけしないように、気をつけながら。
    空を見上げれば上弦の月が澄み渡った夜空に明るく佇んでいた。
    雲ひとつなく、西から南にかけて金星、土星、木星といった惑星が明るく輝いている。星や惑星には疎くて…これ以上語ることは出来ないのが残念なのだが…
    詳しくなりたいなあ。

    住宅街を歩いているとしばらく見ない内に一軒、また一軒と家主が引越している様子が目に止まる。
    見慣れたそれらの家は家族が引き継げなくなったのか、取り壊わされ、更地にしてからまた新しい建物が建てられ、新しい家主へと移り変わっていた。
    全国的に珍しくない入れ替わりの姿ではあるだろう。それが同級生の家だったりすると、みんな地元から離れたのだなと、理解する。
    淋しさ以上にこの先、この街から人がいなくなって息絶えてしまうのかも知れないと、妙に現実を見せつけられる気がした。

    歩けば同級生の家ばかりなのだがみんなどこかで元気にしているだろうか。
    通っていた中学には不良ちゃんもいたが、あれはあれでかけがえのない時代だった。
    不良ちゃんが入ってはいけない屋上から足を踏み外し、5階下の地面に転落した事故もあった。当時の保健体育の先生がCPR蘇生法(心肺蘇生法)を学んでいて救急が到着するまで蘇生を続けていた。

    救われた命。

    さらに卒業式に1階の窓ガラスが全部割られていたこともあったっけ。
    それもまた、あの年代の意思表示だったのだろうな。
    バカだなぁ、と思うことも彼らは必死に何かを表現して生きていた。
    そして全力で人生を楽しんでいた。

    私の親友はこの頃に亡くなっている。

    救われなかった命。

    それぞれが懸命に生きた時代が今に繋がっている。
    この年は特に目まぐるしく時間が過ぎていたように思う。
    15歳。
    中学3年。

    そんなことを久しぶりに思い出しながら歩き続ける。
    住宅街を抜けると家々の間隔や敷地が広くなるが、それは地主さんや農家さんの家だから。
    その方々がこの地を開拓し、代々作物を育て、農業を守って来てくれた。
    その隣には畑が残り、季節毎に野菜が栽培されている。
    この畑の先は梨園があり、その先は遠く、遠く富士山のシルエットまで昔は見えたものだ。それも住宅地が増えてしまい富士山の見える隙間がなくなってしまって、今はどうだろう、見えなくなってしまったかも知れない。
    赤橙色に染まる16時から17時くらいの空に富士山のシルエットが浮かび上がる時間を狙ってまた来るとしよう。

    先に進む。
    段々と住宅が途切れ、後継ぎがいないと言う手付かずの農地や広大な梨園が増えて来る。
    Pear toxic」を描いた当時、一度も足を運ばずに書き上げてしまったけれど、モデルにさせてもらったこの梨園はもちろん今も健在だ。
    収穫期は終わり、伸び切った枝たちは年明け頃から剪定が始まるだろう。
    1年を通して行われる梨栽培の移り変わりも、小学生時代の犬の散歩で見た光景が今も記憶の一部となって創作に繋がった。

    民家がなくなると街灯もまばらになり、空の色彩も先ほどまでの街灯で明る過ぎた緑味を含んだ青色
    藍鉄色あいてついろとも言うらしい。伝統色のいろは、と言うサイトより)だったものからより深い紺色へ。深い紺色は鉄紺てつこんと言うそうだ。いわゆる「鉄色」がかった「紺色」で、わずかに緑みを帯びた暗い青色にわたしは見えた(色弱を持っているから正式な色の見え方はしていないかも…)
    漆黒の闇、ではない。
    都会の夜は明るすぎるんだ。

    まばらな街灯を横目に県の広大な施設が目に入る。縦200×横300mくらいの敷地の中に施設があって、あとは畑と梨園しかない場所だ。
    少し坂を下れば「Pear toxic」の
    firefly, fireworks」で登場した傾斜の梨畑と階段がある。この階段で登場人物たちに花火を観てもらったんだっけ。実際にはここから海は見渡せず、花火も上がらない。でも想像通り街灯もなく、ここだけが木々に囲まれた異空間のようだった。ここなら
    monochrome」で起きたスケーベなことも誰も来なければ可能だろうwwwと心の中でガッツポーズをする変人、いやヘンタイがここに……www

    この階段を勇気を振り絞って下りたわけだが、本当に前が何も見えず度胸のあるわたしも流石に鼓動が早くなる。頭上の木々は時折カサカサ、カサカサっと葉を揺らし合うものだから余計に。
    下り切ると目の前は休耕地ばかり。
    本来なら稲作が盛んに行われているはずの地。ここが再び農地として使われることはないと思うと侘しさが募るばかりだ。
    完全に農道に入った形で並行して小川が流れる。
    firefly, fireworks」で登場させたホタルはまだいない。しかしこの先、この整備された小川にホタルがやって来てくれたら最高だ。
    暗過ぎて少々不安になる気持ちが足取りを速くさせる。

    「ガサガサッ」

    ビクッとしたその音はきっと野良猫だったと思う。耳も目も研ぎ澄ませることを強いられるがこれが人間に備わっている力なのだろう。
    街灯がない世界はこうも人を敏感にさせ、本来の生きる力を呼び戻してくれるような気がした。
    見上げた空はやはり先ほどよりも星が綺麗に見えて、街灯が人の感覚を鈍らせていたと思い知らされる。
    鉄紺色の闇は鈍色にびいろと混ざり合い、深く、人々の暮らしを包んでいた。
    自然は長い年月の中で変化もするが、こうして何十年と変わらない姿で佇んでいてくれることもある。
    喋らないからこそ、この景色は守ってあげたい。

    再び別の階段から上って、県の施設を横目にぐるりと1周。
    また街灯のある場所に戻って来てしまったから先ほどの夜の闇とはお別れ。
    丘陵地のような農道に入り、立ち止まる。
    この丘から見渡せる360度の景色も小さい頃のお気に入りだった。何か特別なものが見えるわけではないけれど丘の天辺から見下ろす畑の様子やほんの少しだけ空に近い場所、そして流れる空気が落ち着かせてくれる気がして。
    恐らくは気の流れがいい場所なんじゃないかと勝手に思っている。

    真っ暗闇の中でごろりと寝っ転がってただひたすらに星々を眺める夜の過ごし方は今や贅沢なものとなってしまった。
    それでも育った街に戻って来た今、このままこの地で過ごすことが自分にとって穏やかに暮らせることなんだろうな。
    この先、もしこの地を離れることがあったとしても最期に戻る故郷はここでいい。

    寒くなるこの季節、夜間に散歩なんてと思っていたが歩けばぽかぽか温まるし、何より自分の人間としての感覚を取り戻すには誰もいない街を歩いてみるといいのかも知れない。
    約40分、20時前だと言うのに人っこひとり、すれ違うことなく帰宅したのだったw
    人口65万人いる市なのだけどwww

    行動すれば叶うもの。
    叶わないことなんてない。
    やはり地球は「行動の星」であると自然と思えた。
    コメントする ( 0 )
  • 幸福

    20231122(水)05:59

    「幸福は香水のごときものである。人に振りかけると自分にも必ずかかる」

    Happiness is a perfume you cannot pour on others without getting a few drops on yourself.

    エマーソン(米国の思想家、哲学者、作家、詩人 / 1803~1882)



    「行動は必ずしも幸福をもたらすものではない。しかし、行動のないところに幸福はない」

    Action may not always bring happiness; but there is no happiness without action.

    ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家、小説家 / 1804~1881)





    今日は「幸福」についてふたつご紹介します。
    どう捉えるか次第で幸福と思える。
    また自分が幸福の魔法を纏っていればまわりも幸福になれる。
    幸福になる、のではなくて自分自身が幸福の人になれたら……最高なのかも知れません。

    今日も穏やかな幸福いっぱいの1日になりますように。
    コメントする ( 0 )
  • 脱力

    20231121(火)06:03
    「睡眠」の悩みを持つ方、たくさんいらっしゃるかと思います…
    高額な寝具にしてみるものの、たくさん寝ても倦怠感が続き、疲れが取れない。
    枕ジプシーの方もいらっしゃるかも知れません。
    それらの寝具が必ずしも自分の身体に適しているとは限らず、高価だから良いということもないと言います。

    睡眠にとって1番需要なのは身体そのものや状態。
    子どもが床や抱っこひもで寝ていても元気いっぱいになるのは、身体を自然に脱力させ、深い呼吸をするからだそうです。
    犬や猫などの動物だって布団を敷いて寝ない。
    子どもの頃は出来ていたはずが、いつしか私たちは脱力する方法を忘れてしまったようです……

    「脱力」とは、寝ている間も身体が緊張していない状態のこと。
    現代の生活スタイルでは、姿勢の悪さが身体の緊張を引き起こす主な要因です。
    猫背や反り腰などの悪い姿勢により、背中や首、腰などが緊張し続けてしまいます。
    これに対処するために、人々は枕や布団を選び、自分の身体に合わせようとしますが、脱力ができる身体ならば、寝具に頼らずとも疲れを取ることができるようです。

    また、過度に寝具の使用法を意識することも、無意識に身体に緊張を与える原因となる可能性があります。

    「呼吸」についても重要な要素です。呼吸は深さと長さの2つの概念があるそうなんです。
    子どもは深くて短い呼吸をし、現代の多くの人は浅くて短い呼吸をしています。
    浅い呼吸は、中途覚醒や無呼吸、イビキなどの問題を引き起こす可能性があります。
    また、脱力についても浅い呼吸は身体に緊張を引き起こします。
    浅い呼吸の主な原因は運動不足により肋骨や背骨などの体幹部が動かなくなっていることです。(特に上部肋骨)
    赤ちゃんは胸から後ろに垂れ下がるくらい肋骨が柔軟です。

    入眠時に呼吸法を試すこともありますが、呼吸の長さだけを調整しても深い呼吸を得ることはできません。

    今現在、睡眠について悩みを抱えている方は、何かの道具に頼る前に「自分自身の身体を見つめなおす」ことで、快適な睡眠に近づけるようですよ。

    短い時間でもしっかり疲れがとれる身体を手に入れて効率の良い毎日を手に入れたいですね。

    最高の睡眠のカギは「脱力」だったと言うお話でした。
    寝る前のストレッチ、脱力させるためのリラックス法、さまざまなものがあります。
    皆さまに合うものが見つかりますように🎶
    コメントする ( 0 )
  • 離れない 離さない

    20231120(月)06:02

    「僕の後ろを歩かないでくれ。僕は導かないかもしれない。僕の前を歩かないでくれ。僕はついていかないかもしれない。ただ僕と一緒に歩いて、友達でいてほしい」

    Don’t walk behind me; I may not lead. Don’t walk in front of me; I may not follow. Just walk beside me and be my friend.

    アルベール・カミュ(フランスの小説家、ノーベル文学賞受賞 / 1913~1960)





    どんな人間関係でも前や後ろを歩くよりも、横に並んで一緒に歩む方が顔も見えるし声も聞きやすい。
    手の届くうちに大切な人をぐっとあなたに引き寄せておいて。
    身も心も離れないように…
    コメントする ( 0 )
  • 西が染まる

    20231119(日)07:09
    昨日、久しぶりに隣接市にある観覧車を乗りに出掛けることに。ショッピングモール中にその観覧車はあって500円で手軽に15分間の空中散歩が楽しめる。
    あいにく、曇りから雨がぱらつく天候のため、視界良好と言うわけではなく、他県まではっきり見ることは出来なかった。
    しかし日光方面の男体山のシルエットは見え、上空から何百キロも先を見ることが出来るのはいつも不思議な感覚に陥る。

    「地球は丸い」

    と誰もが「当たり前」に習い、考えることすらしない物事だがさまざまな検証や、飛行するパイロットの証言により「地球は平らである」と言う「フラットアース説」が最近は多く語られている。最初こそ「そんなバカな」と思いながら調べてゆくとどうもバカなことでもなさそうだ。今まで常識と思うことが実は非常識だったことはいくらでもあったりする。
    今一度「フラットな視点」で物事を見て、聞いて、疑って、楽しむことも悪くないなと思う。

    誰かに言われて鵜呑みにする必要はない。
    そこから真実の糸を辿ってゆく楽しさがそこに転がっていたりする。
    意外とすぐそこに大発見があって腰を抜かすのも面白いと思う。

    この時期、夕方から夜にかけて車で走るとヘッドライトの点灯は早い時間にしなくてはならず、先日も書いた対向車のLEDライトが目に刺さる。信号待ちではルームミラーに映る後続車のヘッドライトが眩しく映り込む。
    父がよくやっていたように、自分のヘッドライトが前の車のルームミラーに映ってドライバーを眩しくさせないように信号待ちではヘッドライトを一段落とすことにしているが、他のドライバーはやっている人が少ない。
    教習所で習う習わないではなく、先人たちの自然に身に付いた運転のマナーは見習いたいところだ。

    ちょうど西へ太陽が沈むのと同じ方向へ帰る。
    久しぶりにその時間に運転したがオレンジから灰色、ところどころ雲がある場所はオレンジが途切れ、不思議に混ざり合う黄昏時だった。
    強くオレンジががる空は本当に美しくて、1日を通して空色が多様に変化するさまを見ていると、自然を人の手で変えてはならないと強く思わされる。

    西へ西へと自分も闇夜へ吸い込まれそうになるあの感覚は、夜の闇も不安や悩みを隠してくれ、落ち着くようだ。

    今日もまたお天道さまが昇り、新しい1日が始まった。
    何かに行き詰まったり、考える時に顔を上げて空色を見てみる。昔からそれが好きだったはずなのに最近は忙しいからと、なかなか夕闇を見上げることがなかった。
    犬を飼っていた子ども時代、西の空が染まる時間によく母と歩いていた。だから好きなのだろう。

    夕方にまた散歩に出られる日を待ち侘びて…
    コメントする ( 0 )
  • 背負い方

    20231118(土)06:51

    「行き詰まるのは重荷を背負っているからではないわ。背負い方がいけないだけなの」

    レナ・ホーン(米国のジャズ歌手、女優 / 1917~2010)



    短くもたくさん詰まったモノの捉え方かな、と思います。
    確かに重たいものを背中に背負っていると時にしっくり行かなくて背負い直すこともありますよね。それは自然に私たちに備わっています。

    歩む道も同様なのですよね。
    今日も少し背中が重たくなったらヨイショと背負い直してみてください。
    きっとさっきよりもずっと背中が軽くなるのではないでしょうか🎵
    コメントする ( 0 )
  • ヒポクラテス

    20231117(金)06:00
    医学の父と呼ばれる古代ギリシャのヒポクラテス(紀元前460年頃~紀元前370年頃)。2500年前のヒポクラテスはどのような医療や業績により、医学の父となったのか。
    彼が残した言葉の数々は長い歴史の中で語り継がれ、今も健康を保つために私たちに教えてくれています。

    ヒポクラテスは、「医学の父」「医学の祖」と呼ばれていて、合理的な治療方法を探求し、科学としての医学を発展させました。
    医師という職業を初めて確立した人でもあります。

    さらに、当時は神の放った矢によってかかると考えられていたペスト(黒死病)の原因を不衛生な環境にあると突き止め、環境を整え清潔な状態にすることによって伝染病の蔓延を食い止めるなど、ヒポクラテスは科学的な治療の先駆者として活躍したと言われています。
    一説によると鬼滅の刃の上弦の壱の名前はこの感染症からヒントを得たのではないか?とも言われていて、十二鬼月などの名前の由来をいろいろな方が推察されていて興味深いところです。

    「ヒポクラテスの誓い」には「患者の利益優先」や「守秘義務」など、医師の職業倫理の原点となる内容が書かれています。
    今では当たり前のことがすでに数千年前に唱えられていたと思うとヒポクラテスの功績は大きなものですね。16世紀にドイツの大学医学部での医学教育に採用されて以来、各国の西洋医学教育の場に広まって行ったそうです。

    また「ヒポクラテスの格言」として残されているものを書き記しておきます。



    ・歩くと頭が軽くなる
    ・火食(加熱しすぎること)は過食に通ず
    ・まず何よりも害をなすなかれ
    ・すべての病気は腸から始まる
    ・歩くことは人間にとって最良の薬である
    ・満腹が原因の病気は空腹によって治る
    ・月に一度断食をすれば病気にならない
    ・病気は神が治し、恩恵は人が受け取る
    ・汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
    ・人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
    ・病気は食事療法と運動によって治療できる
    ・食べ物で治せない病気は、医者でも治せない
    ・人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている
    ・賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ
    ・病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない
    ・私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである
    ・極度に激しい疾患には、極度に激しい治療が最も有効である
    ・健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない
    ・筋肉を充分に使っている人は病気に罹りにくく、いつまでも若々しい
    ・心に起きる事はすべて体に影響し、体に起きる事もまた心に影響する
    ・食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか
    ・患者に発熱するチャンスを与えよ、そうすればどんな病気でも治してみせる
    ・人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる
    ・病人に食べさせると、病気を養うことになる。一方食事を与えなければ、病気は早く治る
    ・病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり医者はこれを手助けするものである





    特に、
    ⚪︎歩くこと
    ⚪︎食べすぎないこと
    ⚪︎多くの病気は腸の汚れであること(現代人は食べ過ぎており、腸が休まる暇がない)
    ⚪︎発熱は身体のお掃除であること
    ⚪︎病気は医者や薬が治しているわけではなくて患者自身の自然治癒力が治している

    現代人が今一度立ち止まって自分の身体と向き合う岐路かと思います。
    ご自分の身体から発せられる「声」にぜひ耳を傾けていただけたら。
    ここに足を運んでくださる素敵な皆さまがずっと、ずっと健康で暮らせますように。

    コメントする ( 0 )
  • 見返りを求めない

    20231116(木)06:04

    「見返りを求めずに誰にでも親切にすること。だってあなたにも同じことをしてくれる人がいるかもしれないんだから」

    Carry out a random act of kindness, with no expectation of reward, safe in the knowledge that one day someone might do the same for you.

    ダイアナ妃(英国チャールズ皇太子の元妃 / 1961~1997)




    どなたもご存知でしょうか、英国チャールズ国王(なられましたね。妃時代はチャールズ皇太子でしたが)元妃 ダイアナさん(親しみを込めて さん 呼び しますね)。
    王室時代から数々のいじめを受け、最期は非業の死を遂げられてしまいました……
    未だにイギリス人からは絶大なる人気もあり、生前行って来たたくさんの事前活動は

    「行動の人」

    に相応しいものだったように思います。
    いろいろと言われることも多い方ですが、わたしは彼女の人柄がとっても好きです。

    レジで後ろに並ぶご婦人が重たいカゴをカートからレジ台に移動出来なさそうに見えたら手を差し伸べてみる。
    みなさんそうされるとは思わないようで、わたしの行動にびっくりされるけれど、ほんのちょっと手を貸してみるだけで、とても喜ばれたりします。

    小さな、小さな行動がまわりをあたたかく包み込めるなら。

    地球は

    「行動の星」

    だと聞きました。
    ダイアナさんが残したメッセージ、大切に繋いでゆきたいですね。
    コメントする ( 0 )
  • ミツバチ

    20231115(水)07:00


    「ミツバチが地球上から消えたら、人類はあと4年
    生きられるだろうか?」



    そう、あのアインシュタインは警鐘していたそうです……

    確かに実家の2階、日当たりのよい、せり出した屋根の下(雨が当たらないように)に毎年のようにミツバチが巣を作っていましたがここ何年も見ていません。
    またうちの出窓付近にもほんの数年前まで巣が毎年作られていたのに昨年、今年とミツバチたちを見かけることはありませんでした。
    ハチなので「刺されたら…」など怖い一面もあったのですが調べてみるとミツバチが居なくなった理由は深刻なことなのです。

    ミツバチが激減している理由は

    ①猛暑
    ②ダニウイルス
    ③薬害
    ④電磁波

    これらの影響でミツバチが生息できない環境になりつつあるとか。
    特に温暖化の影響でダニが繁殖し、ミツバチに寄生、それらがミツバチを衰退させていると言います。
    また電磁波の影響も大きいようで全国各地に5Gの電波塔、基地局が乱立しています……
    人間へも大きな影響を出しているようで、人によっては頭痛、吐き気、倦怠感を代表とする体調不良を引き起こしています(Xではたくさんの方が被害報告を発信されています)。
    家に設置されたスマートメーターのからの影響も大きいとのこと、電力会社にスマートメーターを外してもらう方も。
    この便利な世界を獲得してしまった人間が以前のようなアナログ社会に戻れるのか、と言えばとても難しい問題です…

    ミツバチの減少で農作物がこの先、採れなくなれば私たちへの影響は計り知れません。
    拙作「Pear toxic」でもミツバチの力を借りて授粉する様子を描きました。
    農家さんたちの生計にも大きく関わります。

    地球や動物たちに優しい暮らしに立ち戻らなくてはならないよ、と最終通告をミツバチたちはしてくれているのかも知れません。
    コメントする ( 0 )
  • 新しい目で見る

    20231114(火)05:50

    「真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ」

    The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes.

    マルセル・プルースト(フランスの作家 / 1871~1922)





    11月3日「揺さぶられる記憶」でご紹介したマルセル・プルーストの言葉から。

    人は何か新しいことを始めようとする時、キラキラとした美しい景色を探したくなるものですが、何かを大きく変える必要すらなく、そこに立ち止まったまま視点を変えてみるだけで一気に今まで見えていた景色が変わることもあるように思います。

    新しい目をいくつも持ちながら柔軟な心でありたいと思います。

    新しい1日を、新しい目で迎えていただけたら。

    いつもこちらに足を運んでくださるみなさま、本当にありがとうございます。
    今日も小さな幸せがたくさんやって来ますように。
    コメントする ( 0 )