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とりとめのないことをそのままに
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  • 寝て根を深く張る

    20231203(日)06:55


    「疲れちょると思案がどうしても滅入る。よう寝足ると猛然と自信がわく」

    坂本龍馬(幕末の志士、土佐藩郷士 / 1836~1867)



    「一人前になるには50年はかかるんだ。功を焦るな。悲観するな。もっと根を深く張るんだ。根を深く張れ」

    升田幸三(日本の将棋棋士、実力制第四代名人 / 1918~1991)





    人間、アドレナリンが出ていたり不安などがあるとなぜか神経が休まらず眠れなかったり眠りが浅いことがあります。
    何かを生み出そうにも疲れていては何も湧いてこないもの…
    そんな時はとにかく身体を横にして脱力してみるとリラックス出来るかも知れません。
    もしくは眠い時は抗わずとことん寝てしまうw
    施術中、お客さまから言われることが

    「気持ちよくって眠りたくなるけど、寝てしまうとあっという間に施術が終わってしまう気がして、気持ちよさを感じていたいから寝たくないのよ」

    と…
    いえ、寝てください!!www

    眠ることで新しいアイデアや思考が巡って来るようにも思います。
    寝て根を張って生きましょう♪
    まだまだわたしも半人前ですw
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  • 愛と許し

    20231202(土)06:46


    「愛さなければ、愛し方を学べない」

    We can only learn to love by loving.

    アイリス・マードック(アイルランドの女性作家、哲学者、詩人 / 1919~1999)



    「忘れられることは、許されること」

    Forgotten is forgiven.

    スコット・フィッツジェラルド(米国の小説家 / 1896~1940)



    「許しとは自分自身への贈り物」

    Forgiveness is a gift you give yourself.

    スザンヌ・サマーズ(米国の女優、作家 / 1946~)





    誰かに愛されているかわからない不安を抱えるくらいなら自分から愛し続けたいと思う。
    たとえ一方的であっても誰かを愛している間だけは不安が拭い切れると思うから。

    愛することを許して欲しい、そう思うことは自分自身への贈り物と捉えてよさそうだ。

    自分が死に絶えてから誰かに忘れられることもまた、それまでのことを許されるのかも知れない。

    本当にサヨナラ、と言うその日まで許される生き方をしたらいい。
    いつかはみんな死んでしまうのだからそれまでは生きる喜びを見つける旅を続けるとしよう。
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  • 自分を大切に

    20231201(金)06:08
    親から受けるものによって子どもの成長は左右されかねないことはあるかと思います。
    大人になっても幼少期に受けた心身のショック、トラウマは簡単に癒えるものではありません…
    ある方々がこんな言葉を投げかけてくださいました。





    『メンタル安定させるには
    「期待しない」
    「依存しない」
    「執着しない」
    こと。強い期待があると相手に振り回される。執着しすぎると「私は大切にされない人間」と自己否定してしまう。
    「どんなに近い人でも他人は他人」
    と考えると少しずつ期待を手放せて少しずつ、少しずつ心が軽くなりますよ。

    メンタル乱れない人の特徴は「受け入れてくれる親に育てられた」ということ。
    「失敗しても大丈夫」
    「どんなあなたでも大丈夫」
    という親に育てられた人は心が弱りにくい。逆に
    「過干渉」
    「口出し」
    「否定的な言葉」
    が飛び交う家庭で育つと自分を責めやすくなる。
    「自分は自分」の意識が大切。

    メンタル消耗が激しい人の特徴は
    「他者との距離感を掴むのが苦手」
    幼少期から親との関係で苦しんでると
    「相手にどこまで近づいて良いのか」
    に悩み振り回され疲れてしまう。
    親密になることを怖れるのに恋愛では依存的になりやすい。
    人の顔色より「自分軸」を優先できると楽になります。

    「自分のご機嫌」を先に考えることで「相手との関係」も上手くいきやすくなります』





    あなたは唯一無二の大切な存在。
    誰かのためではなく自分のために、素敵な時間をこれからもずっとずっと過ごして欲しい。
    今日もご自身のご機嫌をたくさん作ってゆきましょう〜

    12月のキラキラした街並みは特別な雰囲気があります。キンと冷えた空気も心身を切り替えるにはいいスパイスかも知れません。
    そして心の中はいつもぽかぽかでいてくださいね🎶
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  • 行動の星

    20231130(木)06:07
    「あなたの人生をかわりに生きてくれる人はいないわ」

    Nobody’s gonna live for you.

    ドリー・パートン(米国のシンガーソングライター、女優 / 1946~)



    「あなたの話は信じてもらえないかもしれない。でも、あなたの行いは誰もが信じるでしょう」

    People may doubt what you say, but they will believe what you do.

    ルイス・カス(アメリカの軍人、政治家 / 1782~1866)





    今日はこちらのふたつをご紹介します。
    辛かったりや悩んだりすると自分の人生を誰かに代わりに生きてもらえたら、と思ってしまうかも知れません。でも自分の道は自分しか歩めないし生きてゆけないもの。
    そこには責任もついて回りますが、自由だってある。
    何度かこちらにも書いていますが地球は「行動の星」なのだそうです。
    言葉で信じてもらえないなら行いで示せばいい。
    簡単ではない時もあるかも知れませんが、まずは行動に移してみると、今日と言うかけがえのない1日が、がらりと違って見えてくることだってきっとあります。

    11月の終わりの1日が始まりました。
    大切なあなたが幸せと喜びで溢れますように。
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  • 終わりませんw

    20231129(水)05:00
    明日で11月が終わるんですね?
    約束の…11月がアァァ…
    連載中の拙作 新章を11月中に必ず上げます!と宣言したのに終わる気配がありませんwww
    ごめんなさい!!
    謝っておきます!!
    12月のどこかで必ず!!!


    さて本日は推しの誕生日なのですが(さらっと告げるw)上記の通りまるで祝う状況でもなく…
    今日新章を上げられたら最高だったのですがあっさり諦めて通常モードで今日も過ごしますw(オタクとして不甲斐なし…)
    発表される公式絵を心から楽しみにしつつ♪


    さらに一昨日公式より
    「プロモーションリール2024」
    について4つの追加情報がリリースされました!


    🔴YouTubeプレミア公開

    12月10日(日)21時
    アニプレックス公式YouTubeチャンネル


    🔴地上波TVCMテレビ放送

    フジテレビ系列『アサヒビール スマドリ THE MANZAI 2023マスターズ』

    番組放送時間
    12月10日(日)19時〜21時54分


    🔴アニメ「鬼滅の刃」柱セレクション特別上映会

    12月10日(日)19時30分上映開始
    【会場】TOHOシネマズ日比谷
    【上映内容】無限列車編 第六話「猗窩座」
          遊郭編 第十話「絶対諦めない」
          刀鍛冶の里編 第八話「無一郎の無」
    【登壇者】小西克幸、高橋祐馬(司会)


    🔴「鬼滅テレビ -THE WORLD-」世界同時配信

    12月10日(日)23時
    花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、河西健吾、早見沙織、高橋祐馬(司会)
    ABEMAアニメチャンネル
    アニプレックス公式YouTubeチャンネル


    「柱セレクション特別上映会」は抽選で無料招待らしいのですがめちゃくちゃ倍率高そうだなあ…
    日比谷行きたい!!
    でもお家で大人しく配信を楽しみたいと思います!!!

    「鬼滅テレビ」で早見さんがお出になる。
    う〜ん、スケジュールの関係もあるかも知れませんが花澤さんではなく早見さんと言うのがまた意味があるのでしょうね🎶

    この先「柱稽古編」として続いてゆきますが、遊郭編ラストで引退を公言した宇髄天元。
    宇髄天元推し界隈では元柱として描かれる彼の姿をかなり楽しみにしている方が多数〜わかる!
    引退後にどう鬼殺隊に関わっていくのか。
    重要人物ですし。
    もちろん推しの動く姿がちょっぴりでも観られたら最高ですね♪


    と言うわけで実弥、お誕生日おめでとう〜!!
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  • 間違えてもいい

    20231128(火)05:22
    SNS始め、ニュースでも取り上げられるようになって来た健康被害について。
    気づいて来られた方も少しずつ増えて来た問題…
    調べることなく世の中の流れで選択をしてしまった、会社などからの同調圧力でどうしようもなかった、など振り返ってその時まで戻りたいと言う人もいるけれどそれぞれの環境や考え方、選択は尊重されるべきものだと思っています。
    今からでも決して遅くはないしやり直せる。



    「人は守護霊の強さで生きるのではなく、この世で生きている人間の意志を守護霊も尊重します。
    間違えてもいいのです。間違えても修正の術は必ずあるのがこの世であり、神の慈悲です。人にいつでも修正の機会を与えているのです。
    二者択一などということはありません」



    こう語られる人もおられ、人はそれぞれに見えない誰かにしっかりと守られています。
    信じる信じないはどちらでもいい。
    気づきのタイミングやきっかけは誰にでも平等にあります。
    二者択一を迫られる時がこの先も訪れた場合、まずは周りに流されず、斜めから物事を見て疑ってみる。
    その先の小さな真実を汲み取りながら生き抜きたい、そう毎日を過ごしています。

    ここを訪れてくださる大切なあなたへ。
    誰かのために何かをする必要はなくて、自分ために自分の選択をし続けて欲しい、そう願っています。
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  • ひとり同士

    20231127(月)05:59
    ある方の人間関係の捉え方を今日はご紹介します。



    『ひと付き合いがダメなときは実は「ひとり」が出来てない。人間関係は「ふたり」ではなく「ひとり」と「ひとり」なんだよな。うまくいくのは大抵「ひとり」が出来ている者同士なんだよ。ひとりがうまくいかない、その逃げ道として、誰かと居る。だから押し付けがましくなるし、求めすぎる』




    人はひとりで生まれてひとりで死にます。
    誰かと一緒に生まれ、死ぬわけではない。
    でも生きていくうちに「ふたり」のよさを知り、一緒に居たいと思うようになる。
    そこには自分と言う「ひとり」をうまく生きられていると束縛も嫉妬も拘りも手放せて、相手の「生」を尊重出来るのかも知れない。

    ひとり時間、ひとりの空間をお互いに大切にしてくださいね♪
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  • 大人の流儀

    20231126(日)06:45
    先日、作家の伊集院静氏がお亡くなりになったとの報道がありました。お名前はよく聞く方でしたが恥ずかしながら作品は未読です。
    作家以外にも作詞家、麻雀・競馬などのギャンブル好きでも有名だったとか。
    生涯3度のご結婚の中で2度目のご結婚は女優 夏目雅子さん。しかしご結婚僅か1年で夏目さんは急性骨髄性白血病でお亡くなりになってしまします。
    3度目のお相手 俳優の篠ひろ子さんと長年連れ添われ、先月の病気療養発表後、病状が悪化しても親しい方や身内にも告げることを望まず、最期まで誰にも会わなかったわがままを許して欲しいと篠さんの発表でした。
    大切な人を幸せの絶頂の中で失うご経験は人生観や作品にも影響があったのではないでしょうか…

    代表作に「大人の流儀」と言う作品があり、調べてみるとハッとさせられる言葉たちに出会いました。
    少し長いものですがご紹介します。
    カッコ内は私見です。



    (1)まぶしい自分になることも、美しい日本語が話せるようになるまでも、良き友を得ることも、信念を発見することも、一年、二年じゃできやしない。いいものは時間がかかる。見てくれで人を判断するな。金で価値判断をするな。すぐに手に入るものは砂のようにこぼれる。本物を手にするのは苦しいぞ。

    (わたしの年齢でさえも道半ばと思うことばかり。本物を手にするのは死ぬまでに達成できれば十分なのだと…今年はよき友を得られ、たくさんの色彩豊かな時の過ごし方を知る年になりました)


    (2) 大人って何だ?大人とは、一人できちんと歩き、自分と、自分以外の人にちゃんと目をむけ、いつでも他人に手を差しのべられる力と愛情を持つ人だ。

    (大人になるとは肉親を見送ってようやく一人前とも聞く。わたしはまだ半人前と言うことだ)


    (3) おかしいと思わないか。哀しみと歩くために私たちは生まれてきたのではないはずだ。どうして人をいじめたり、平気で苦しめたりする者がいるのか。それはボクたちの身体の中に何ものにもかえられない素晴らしいものがあるのを忘れているからだ。

    (生まれた時は必死に生を維持しようと己の持つ力を振り絞って生きていたはずなのに。人の思考はどうすれば人を苦しめ、欺くように変化してしまうのだろう…他人のことをいじめる行為自体が何の意味もなく、価値もないのに…その時間を自分のために使えば誰も傷つかない)


    (4) 人から受けた恩は、その人には返せないのが世の中の常らしい。親孝行ひとつを取ってみてもそれはわかる。親の最後の、最大の教えは、親が亡くなることで子供が人生を学ぶことでもあるという。

    (まさにそれを突きつけられ、多くを学ばされました。命を持って教えられるのは親だけなんだと。「ありがとう」と言う間もなく、その日はやって来てしまうこともあります。今からたくさん折に触れ「ありがとう」って声をかけてあげてくださいね)


    (5) 自分以外の人、生きているものの痛みをわかる子供にすれば、教育の半分はできたと考えなさい。

    (他人の痛み、それに寄り添える心があるのならあとは手を離して大丈夫)


    (6) 道に迷ったら元の場所に帰るのだ。初心にかえろう。皆がしてきたことをやるのだ。汗をかこう。懸命に働くのだ。これを君たち若者がダサイと思うなら、君たちは間違っている。真の仕事というものは懸命に働くことで、自分以外の誰かがゆたかになることだ。汗した手は幸福を運んでいるのだ。

    (学生さんなら勉強を。社会人なら勤労を。自分の仕事が自分を潤わせ、もちろん自分以外の誰かも豊かに出来る。迷えば立ち止まって振り出しに戻れば、また新しい「自分」と「思考」に巡り会えるのではないでしょうか)


    (7) 価値ある生き方をしている大人はいるのか。誇るべき生き方はあるのか。私は断言する。そういう生き方をしている大人はいるし、生き方はある。今の君たちの目に見えないだけだ。その人たちも、君と同じ年頃、見えない明日を懸命に探り、一人で歩いていたんだ。

    (今もはっきりと見えていないところはありますw でも「これでいいのだ」と言う確証はある。「これでいいのだ」を探す旅を続けています)


    (8) 己以外の、誰かの、何かのために懸命に、生き抜くことだ。そうすれば君に見えてくる。世の中が、人間の生が、いかに哀しみであふれていることか……。それらの哀しみを平然と受けとめ、どんな時にも、君は、そこに、スクッとたっている人であって欲しい。

    (いつも物事を笑いに変えたいと思って過ごしています。言い方も行いも面白く生きていればちょっと「ムッ」とすることもムッとしなくなる気がしますw こんな素敵な時代に自分が生かされていることを面白がって)


    (9) 自分の弱みを何でもさらけだせる相手だって?そんなもの友とは呼ばんよ。君は相手が自分に手を差しのべてくれることが友情と勘違いしてるよ。友情というのはそんな薄っぺらなものじゃないよ。もっと緊張感があるものだ。

    (手を差し伸べることもわたしは素敵だと思うし、寄り添うだけでもいいと。もちろん緊張感を持った友との在り方もまたいい関係を築けると感じます。弱みを曝け出すことだって人間なんだからあっていいと思うなあ)


    (10) なぜ軟弱なのか?それは連るむからである。一人で歩かないからである。孤となり得ないからである。連るむとは何か?時間があれば携帯電話の着信を見ることである。マスコミがこうだと言えば、そうなのかと信じることである。全体が流れ出す方に身をまかせることである。

    (これはわかる。学生時代の女子の連れションほど意味のないものはないとずっと思っていた。生理現象なんだから自分のタイミングで行ってくれ、とwww 電話は基本鳴らないwww LINEだって職場のものと極たまに元夫と親友なくらいだw あれ、わたし寂しい人だった?いいえ、凄く毎日満足して生きています!連むのが合う人もいますから人それぞれでいい。マスコミとテレビはうまく付き合った方がいいかな)


    (11) 戦場では今日も若者が死に、テロは繰り返され、近所でおぞましい事件が続く。金が儲かるなら何をしてもいいと嘯く輩がいる。金がすべてなら君達が子供の時に読んだり、聞いたりした絵本や、詩や、音楽は世の中にはいらなくなる。これまで君の目はたしかなものを見てきたはずだ。

    (本当にそうだと思う。お金で解決できることもあるけれど、お金のないところでしか生まれない豊かな思考もあるのではないか。お金はほんの少しだけ。あとは健康な身体があればいい)


    (12) 二十歳の空はどこにでも飛んでいける。信じるものにむかって飛び出そう。空は快晴だけじゃない。こころまで濡らす雨の日も、うつむき歩く風の日も、雪の日だってある。実はそのつらく苦しい日々が君を強くするんだ。苦境から逃げるな。自分とむき合え。強い精神を培え。そこに人間の真価はある。

    (ハタチから働き出した自分だけどまさにそんな感じだった。7時に家を出て約2時間の満員電車通勤。21時に終わってそこから練習の日もあったし帰宅は23時を回ることも。若い時にしかできなかったあの時間の流れが今の礎になっていると強く思う。でも今は無理をしなくてもいい時代だとも感じる。うまく生き抜こう)


    (13) 成人を祝うなんて古い習慣と思うかもしれないが、そうじゃない。世の中には二十歳を迎えられなかった若者が大勢いる。ほとんどの人は無事に生涯を送ることができない。それが私たちの生だ。

    (七五三を祝う習慣もまた、それまでにその年齢を超えることなく亡くなってしまう子どもがいた時代があったことから始まった節目の儀式だと言う。「ここまで無事に生きられたね」って。
    昔は戦争もあったしハタチを迎えることが叶わなかった若者もいたからその風習が今も残ることは歴史を辿ることにもなって悪くないと思う。
    無事に、ってどう言う生を無事と言うのだろう?無難なことなど人生にないのだけどwww)


    (14) 親は無条件で己のことよりも子供の幸せを考える。そのことが子供の頃、私にはわからなかった。若い夫婦が子供を連れ、プラットホームに降り立つ。彼等に歩み寄る老夫婦の笑顔には、人間の至福の表情がある。

    (これは絶対。子どもの幸せを願わない親はいない。死ぬまでずっと何かを心配し続ける。だからちょっとでも安心させてあげることを積み重ねることが親孝行なのかな)


    (15) 電車に乗るたびに、一人車窓を眺めている人を見かけると、できることならこころ踊る電車行であって欲しいと思う。私が車輌の中で静かにするのをこころがけるのは、そこに哀しみの帰省をする人がいるはずだと思うからだ。

    (まさにさまざまな状況を抱えて乗車し合う電車だろう。今はスマホを見て俯く人ばかりでその表情も分かりずらい。心躍る気持ちで目的地へ向かう人ばかりであれば車内の雰囲気も明るくなるだろうが、哀しみの想いを抱えながら目的地へ向かう人を乗せる運転士さんも、人の想いも大切に運んでいる)


    (16) 仕事も女性も、迷ったときは苦手な方で手を打つといい結果になる。

    (苦手な方でwww 仕事は苦手な方を選ぶけれど、わたしだったら苦手な男性を選ぶ、になるけれど…そうか、選んでみるのも悪くないかもw)


    (17) 働く上で、生きる上で大切なものは何か。姿勢である。どんな?それは揺るぎない「誇りと品格を持つ」ことだ。

    (自分の仕事に誇りと信念を持って向き合うこと。本当にそう。品格も大切ですね。わたしは品ある変態を目指しているんですwww(ココ読まなくてイイデスヨwww)


    (18) どんな商店だって、工場だって、会社だって、歴史から見れば、昨日誕生したようなものだ。それも君のように若い人たちが作ったのだ。抵抗しろ。改革しろ。妥協するな。役立たずと陰口を言われても気にするな。すぐに役立つ人間はすぐに役立たなくなる。仕事の真価は「すぐ」の周辺にはないのだ。

    (すぐに結果を求められることはなんら意味のないこと。結果はあとから付いてくる。わたしの仕事の場合はすぐに結果を求められるから一手一手が真剣勝負だ)


    (19) この頃、自分を恥じる。たった一言でいいから父を尊敬していたこと、感謝していることを言えなかったのか。

    (死んでしまってからでは何も言えない。母へのモラハラ、暴言の酷かった父。今でも気分の乱高下は酷いものだがやはり激動の時代を生き抜いて来た仕事人生においては尊敬に値する。今やってあげられることは多くはないが、少しでも穏やかな残りの人生が過ごせるようにサポートしてあげたい)


    (20) そんなものはもう古い?古くて結構。ここ十年(いやもっとか)、新しいものでまともなものがひとつでもあったのか。新しいものはすべてクズだったではないか。

    (いろいろな意見があろう。古いもの最高。古い言い方すてき。古い人間味があっていいと思う。古いものは大切に。でも新しい時代も悪くないし新しい文明の利器も上手に使おうじゃないか)


    (21) すぐに酔う酒は覚えるな。

    (なるほどw 年齢とともに酒に強くなってしまったわたしはどうすればwww)


    (22) 一人で生きよ。耐えて励め。

    (最近よくこれを思う。ひとりって面白いなとw)


    (23) その人たちの二十歳の手の中にあったのは、ささやかなものだった。家族や友だちの励まし、いとしい人の笑顔、好きな音楽、一行の詩……、そして自由。でもそれはかぎりない可能性を抱いていたし、やさしくて、美しいものだった。やさしい人よ、美しい二十歳よ。君にシャンパンを、ささやかな乾杯を。

    (がむしゃらに社会人をスタートしたあの当時、今思うと可能性に満ちていたし、やさしくて美しい時間だった。あの頃の自分に乾杯してみるか)


    (24) 見知らぬ者同士が逢った瞬間に相手に好意を持つ。好きと思う。なぜかそれからその人のことが気になる。その人のことを想っただけで身体が熱くなる。風邪かな?と思うが鼻水が出ない。それが恋愛のはじまりだ。

    (恋愛の瞬間をこんな風に言葉に落とし込める能力は流石としか言いようがない。こんな言葉を紡ぎ出せる方がお亡くなりになってしまったとは残念すぎる。プロでもなんでもない自分のような者が言葉の美しさに出会えるにはやはり活きた言葉に出会うことなんだろうな。
    「見知らぬ者同士が逢った瞬間に相手に好意を持つ」
    徐々に好きになることもあろうが「一目惚れ」や「ビビビと来た」などはこの類であろう。みなさん素敵で重たい恋愛の風邪をたくさん引いてくださいね。治ることのない恋愛の風邪もいいと思う。治す必要もないから)


    (25) まず半年、二時間早起きして何かをはじめてみる。テレビを情報の中心から外してみる。電話で物事を片付けないようにしてみる。家族とドライブに出かけていたのを、自分たちの足だけでどこまで行けるか歩いてみる。

    (テレビを点けない日を作ってみると意外とテレビの情報に支配されていることに気づきます。私自身、アニメを観る時くらいしかテレビを点けないのでCMにも疎いけれどメディアの情報は見事なまでの情報操作が含まれている。自分の感性を研ぎ澄ませるためには受動的に溢れるものから離れてみると能動的な感覚が冴えてくるように思います)


    (26) (水商売で)どこの店でもナンバー1になる女性は、決っして飛びっ切りの容姿をしていない。むしろ一、二枚落ちるところがある。何が、その子にあるか?それは愛嬌だ。一緒にいて安堵がある。愛嬌は女性の資質の中で、二、三枚格が上のものだ。

    (なるほど〜そうなんだw それならわたしもイケるかしら、ナンバーワンwww)


    (27) 会社をやめて家族と過ごすことを優先するかどうかって?君ね、すぐ会社やめなさい。その方が会社のためだ。君のような人間が海外赴任したら、せっかくこれまで現地で苦労して事業の足がかりを作った人たちの努力が泡となる。

    (仕事人間になれ、と言っているわけではないだろうが、それまでみなが積み上げて来たものへの敬意はどの業種でも必要なのだと言っているのだろう。でも家族と過ごすことを優先するのだって大事な人生の選択)


    (28) 書物はこれを読み、そののちに何があるかが肝心である。書物を生涯一冊も読まず、かなりの生き方をした男、きちんと生きている男は山ほどいる。そういう男の方が生半可に書物を読んだ男より信用がおける。

    (知識も大切だけど「知識よりも経験を詰め」と言う人がいることも事実。でも書物から得られたことは、使った時間も知識もどこかで身を助けてくれるはず)


    (29) 人間が「老いる」のは、死ぬ寸前のことだよ。それまでは生きてる。生きてるってことは活きてると同じこと。精神が活き活きしていればそれで充分だと思うぜ。そりゃ物も忘れるし、坂道を歩けば時間もかかる。そのことと「老い」は違うんだ。

    (死ぬ寸前まで「老いていない」と言うことじゃないか!それまでは「若い」と思っていいと思うようにするw 活き活きした精神を死ぬまでずっと…)


    (30) スコットランドにどうしてあれほどの数の酒造工場が点在しているのかをご存じか。食生活が豊かで裕福だったから?とんでもない。貧しかったからである。本当に酒が必要な連中は正気ではやっていられない男たちだ。今も世の中に酒がなければ毎日何人の男が自死しているだろうか。

    (スコットランドは寒さも厳しく、痩せた土地が特徴だ。遥か遠いロンドンなどの都市部では金融も産業も盛んであったがスコットランドではそうは行かなかった。ギリギリ正気と精神の均衡を保つために酒造が行われたと思うと皮肉なものだが、それが今も土地を代表する産業になっているのなら足がかりを作った昔のスコティッシュたちが偉業を成し遂げたと言うことだ)



    ひとりの素晴らしい言葉の使者はたくさんの気づきを私たちに遺して、燃やし続けた情熱の炎を静かに消されました。幕引きまでシナリオのように描いていたのかも知れません。
    ご冥福をお祈りいたします。
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  • 人生は本

    20231125(土)06:00
    ある方が学生時代に先生からこんな素敵な言葉を贈られたそうてす。



    「人生は本。年を重ねる毎にページは分厚くなり、あの出来事は何ページの何章だったっけ?と思い出せなくなることもあるけど、確かにそのページはある。読み返すきっかけさえあれば思い出せる」



    あぁ、まさにそんな気がします。
    人によってページ数も章の数もさまざまでしょう。
    色濃いページに色恋物語もあるかな。
    幾度も読み返したければ、忘れたくなければ栞を挟んでおけばいい。その栞も本も時を重ねれば色褪せてはしまうけれど、経験した1ページ1ページはあなただけの大切なもの。
    わたしも今年はたくさんのページが綴られ、いつも栞を挟んでは読み返えそうと思っていることばかりです。

    みなさんの素敵な人生の本が読める図書館があったら足繁く通ってしまいそうです。

    今日も何気ない日常を大切に。新しい1ページが後になってかけがえのない宝物になりますから。
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  • ある教師の体験

    20231124(金)05:01
    最近出会ったある教師と教え子のお話です。
    有名なお話だそうで聞いたことのある方もいらっしゃるかも知れません。
    
元々、ダメな子なんていない。

    それは、ダメだと決めつけてしまっている大人の勝手な解釈なのだと思います。
誰かが味方になってくれるだけで、その子は自分に目を、気を向けてくれる大人がいるんだ、と安心できる。
    もう、日本の教育現場は最後の壁にたどり着いてしまったように思います。
    この先に光が見えるのかな。
    放課後にひとり寂しく将来を悲観している子がいるのなら……こんな大人に出会わせてあげたい。

    以下引用になります。





    【招待状】
    ある小学校で良いクラスをつくろうと一生懸命な先生がいた。 
    その先生が五年生の担任になった時 、ひとり、服装が不潔でだらしなく、遅刻をしたり、居眠りをしたり、皆が手をあげて発表する中でも、一度も手を上げない少年がいた。 
    先生はどうしてもその少年を好きになれず、いつからかその少年を毛嫌いするようになった。 
    中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記するようになっていた。 

    ある時、少年の1年生からの記録が目に留まった。 
    そこにはこう書いてあった。 

    「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。勉強もよくでき、将来楽しみ」

    とある。
    間違いだ。他の子に違いない。 
    先生はそう思った。 

    2年生になると 

    「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」 

    と書かれていた。 
    3年生では 

    「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りをする」

    3年生の後半の記録には 

    「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」

    とあり、 
    4年生になると 

    「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子どもに暴力をふるう」 

    先生の胸に激しい痛みが走った。 
    だめと決めつけていた子が突然、深い悲しみを生き抜いている生身の人間として自分の前に立ち現れてきたのだ。 
    先生にとって目を開かされた瞬間であった。 

    放課後、先生は少年に声をかけた。 

    「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない? わからないところは教えてあげるから」

    少年は初めて笑顔を見せた。 
    それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。 
    授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな喜びがわき起こった。 

    少年は自信を持ち始めていた。 

    6年生で先生は少年の担任ではなくなった。 
    卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。 

    「先生は僕のお母さんのようです。そして、今まで出会った中で一番素晴らしい先生でした」 

    それから6年。またカードが届いた。 

    「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担任してもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金ももらって医学部に進学する事ができます」 

    10年を経て、またカードがきた。 
    そこには先生と出会えた事への感謝と「父親に叩かれた体験があるから感謝と痛みが分かる医者になれる」と記され、こう締めくくられていた。 

    「僕はよく5年生の時の先生を思い出します。あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、神様のように感じます。 
    大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、6年生のときに担任して下さった先生です」 

    そして1年。 
    届いたカードは結婚式の招待状だった。 

    「母親の席に座ってください」 

    と一行、書き添えられていた。 
    先生は嬉しくて涙が止まらなかった。 
                    (引用終わり)






    涙が止まらないお話でした。
    美化されることなくこのようなお話が人々に伝わり、人間捨てたもんじゃないと思って欲しい。
    生きていてみんなが経験すること。
    それは出逢った人は全て師であると言うことです。

    「感謝と人の痛みが分かる医師」

    この少年にとって絶望の淵から引っ張り上げてくれたのはこの先生のさりげなくも、寄り添う心だったと思います。

    誰かに気にかけてもらうこと、
    認めてもらえること、
    存在を肯定してくれること、

    これらが少しでも感じられれば、どん底にいたとしても、人は希望が持てる。

    生まれ変わったら…
    いくつもなりたい職業があるのですが、そのひとつが教師です。
    特に人間形成の一番大切な小学校や中学校の先生に。
    今の時代は教職の成り手がいなくなってしまって教員採用試験を受ける学生さんも本当に少ないと聞きます。
    先生がいなくなってしまったら誰が国を支える子どもたちを導けるのかな…
    時折お客さまで新卒の先生に出会うことがありますがこんな時代でも希望を持って激務もこなされている様子が本当に眩しいくらいです。
    お子さんが教員を目指してらっしゃるお客さまもいらっしゃいますが親心としては
    「途中で辛くなっちゃうだろうから他の道を」
    と言うのだそうです。
    それでもお子さんは
    「自分に合っているから」
    とその道を勉強されていると聞くと本当に涙が出そうになります…

    教師という形でなくても誰でも誰かの「先生」になれるもの。
    自分の得意な分野で誰かに教えることって本当に尊い行いだと感じます。

    耳の聞こえない聾者の方は耳ではなく

    「目で聞く」

    のだとか。
    誰かに何かを教える時、伝えたい時、じっくり相手の目を捉えて伝えていきたい。
    そうすればひとりぼっちだと寂しく思う人が減ると思うから。
    手を取って、触れて、声を掛け合う。

    今日もみなさんが大切な人と寄り添う心であたたまり合えますように。
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