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愛を知る

2023/12/28 05:25
神仏に携わる方のお話から。



「愛」という言葉の落とし穴について。

いのちの根源は「愛」
この世の真理は「愛」
全ては、最終的には、究極の答えは「愛」

そうは言ってもこの「愛」って言葉は日本人とは相性が悪いと言います。
相性が悪い…
だから誤解が生じるんじゃないか、と。

犠牲とか、受容とか、許しとか、奉仕とか…
ちょっと偏った意味付けがされやすい。
だから多くの日本人が「愛」という言葉を実人生に活かすことができないそうです。
何かつかみどころがない。
しっかり把握しようと思うと偏った理解になってしまう…

もっと「愛」という感覚を適切に表現できる日本語ってないのかしら?と思われて、考え始めて早7年が経つそうです。

未だに「これだ」と言うしっくり来る言葉が見つからないようですが、
この2023年の年末時点で一番の言葉は「調和」であると。

調べが和する

これ社会的に調和するって意味じゃない。
ここを誤解のなきよう…
もっと根源的な魂の話、いのちの話。

神から承認された、
人それぞれの、
いのちのそれぞれの響きが美しい和音となって
響きあうイメージ。

それぞれの人のそれぞれの人生が、壮大なミュージックとなって鳴り響くイメージ。

これが「愛」なのではないか、と。

神道には「愛」という言葉はないと言いますが、神々と共振する言葉ってたくさんあるそうなんです。

雷は「神が鳴る」こと
感動は「魂が震える」こと
言霊は「音の響き」のこと

神々と全ての人の魂が響きあう。
これはエネルギーの調和。

全ての響きが「調和」している状態を「愛」というのではないでしょうか。



こんな風に愛を捉えてらっしゃいます。
以前もここで書いたかわかりませんが、私自身「愛」と言う言葉を創作にも実生活でも使ったことがほとんどありません。
本当のところの「愛」をまだ知らないように思うから…
愛してる、なんて言ったことがないので創作でも無闇矢鱈に使えない。
わからない。
渾身の想いから愛してる、と書いた作品もありましたがたぶんその作品にしか書いていないように思います。
今作もラストまでに取り入れるのか…わたしにもまだわからずw

それでもお客さまや仕事仲間などからは
「愛情豊かな人ですね」
と不思議なことに言われる。
誰かのために、人のために生きることを人生のメインにして来たから…らしい。
今秋

「人のために生きるのは心身共によくないから、自分のために、生きてください。そうしないと命すら縮めてしまいます…」

と神仏に携わる方から切実なお願いと言われてしまいました。
人のために生きることは自分に跳ね返って来ていると思っていた思考を、自分のために生きていれば自然と人のために生きている、そう変えるようになりました。
自分を大切に。
心乱されることから離れたり、穏やかな心であり続けることを軸にしながら。

愛する、愛している、と言う己を震わせる経験が死ぬまでに訪れるよう、体内から溢れる情に敏感にこの先も生きてみようかな、と。

調和。
これもまた魂が揺さぶられる相手と心を交わし合い、調和させ合う。

愛であろうと調和であろうとこの先も自分に関わってくださる方々と感情を出し合い、与え合うことをし続けてゆきたいと思います。

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