ユフィは今日は友人の家に泊りに行っていない

つまり今日は私一人か

・・・

家の中が静かな事以外特に何も変わらないな

とりあえず風呂に入ろう

・・・？

シャツが一枚足りない

ユフィが持ち出す筈もないが・・・

それとも何かと勘違いしている・・・いや、そんな事はない筈だ

・・・謎だ

とにかく風呂場に・・・ん？

よく見たら折り畳まれたメモが落ちているな

・・・『７３１５０２９』？

何の数字の羅列？
電話番号という訳でもなさそうだが・・・

まさか何かの暗証番号か？
字体からしてユフィの字のようだがこんな不用心な事をするとは思えないが・・・

ユフィが帰ってきたら聞いてみるとするか

そういえば明日は出掛ける予定だったな
今から洗濯して中に干すとしよう

ん？
この赤いのは・・・

これは・・・！

（チョコボやサボテンダーの下着と違って年相応のそれらしい下着・・・）

・・・

何を考えようとしているんだ私は・・・

干し忘れだな
私のと一緒にもう一度洗濯して・・・

いや、どんな顔をしてこれを干せばいい・・・
流石のユフィも嫌がるだろう

しかし素知らぬ顔をしてどこかに放り出しておくのも憚れるな

何故見つけてしまったんだ・・・

！！

私だ
どうした

何だ？

そうか
では、いただくとしよう

ああ

・・・とりあえず風呂に入ってから考えよう

・・・洗濯が終わってから考えよう

新聞でも読むか

新聞・・・の下にあるのはユフィが読んでる雑誌か

ん？
角が折り曲げられているページが・・・

バスト、アップ・・・

やり方は・・・

・・・

・・・私は何も見なかった

ん？
別のページにも折り曲げが・・・

洗濯物を干して寝るとしよう

楽しかったか？

・・・そんな事はない

（お前の事で不埒な想像をしそうになってそれどころではなかったとは言えないな）

私はこれから夕方まで出かけてくる
洗濯物を干してあるがそのままにしてくれて構わない