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ユフィ
ヴィンセント、何か言う事は?

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ヴィンセント色々感謝している
そしてすまない -
ユフィ
具体的に感謝してる部分は?

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ヴィンセント介抱してくれたこと
色々許してくれたこと
そして現在進行形で二日酔いに効く薬を飲ませてくれてソファに寝たままでいさせてくれていること -
ユフィ
じゃあ具体的にすまないと思ってる部分は?

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ヴィンセント酔っ払って迷惑をかけたこと
そして強引に迫ったこと
二日酔いで横になる事しか出来ず正座が出来ないこと -
ユフィ
よろしい!

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ユフィ
んじゃ、そのままの体勢で心して聞くよーに!

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ヴィンセント心して聞くから私の上からどいてくれないか?
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ユフィはヴィンセントの腹の上辺りに乗ってヴィンセントを見下ろしていた
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ユフィ
これも含めての体勢です!
はい聞く!
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ユフィ
ヴィンセントは昨日、アタシをこのソファに押し倒して何をしましたか?

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ヴィンセントキスをした・・・多分
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ユフィ
多分って自信なさげだね~
もしかして覚えてない?
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ヴィンセント全く覚えていないという訳ではない
だが少し記憶が曖昧な部分がある -
ユフィ
それ大丈夫?
家着くまでの間に変な事してこなかった?
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ヴィンセントそこは問題ない
家に着くまでの間の記憶はなんとかハッキリしている -
ユフィ
ならいいけどさ
それよりたとえ記憶が曖昧でも何をしたかくらいは覚えてるよね?
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ヴィンセントお前の言葉を借りるなら『大人のキス』をした・・・筈だ
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ユフィ
筈じゃなくてしたんですー!
そ~んな大切で重要な事も覚えてないのかよ!?
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ヴィンセント半分夢だと思っていた
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ユフィ
紛れもない現実だよ!
なのに初めてが酔っ払った勢いだなんてさ!
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ユフィ
やり直しを要求します!

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ヴィンセントいいだろう
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ユフィ
え、ちょっ・・・淫らだ、とか、軽々しくするものじゃない、とか言わないの!?

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ヴィンセント(今のは私の真似だろうか・・・?)
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ヴィンセント愛し合っている者同士しかいない二人きりの空間で淫らも軽々しいもない
むしろ存分にやっていい行為だと私は思うが -
ユフィ
あ、そう・・・?

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ユフィ
(くっそ~!抵抗するヴィンセントに強引に仕掛けてリードする作戦だったのに早速台無しだよ!)

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ユフィ
(ええい!こうなったら破れかぶれよ!)

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ユフィ
ヴィンセント!
覚悟ー!!
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ユフィ
んっ

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ヴィンセント・・・
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ユフィ
・・・

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ヴィンセント早く舌を入れたらどうだ?
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ユフィ
わ、分かってるよ!
ヴィンセントを焦らしてんの!
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ヴィンセントフッ、そうか
焦らしているのか
これは長期戦になりそうだな -
ユフィ
ほ、ほら、静かにする!

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ユフィ
・・・

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ユフィ
・・・(チロッ)

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ヴィンセント・・・
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ユフィ
(うぅ・・・恥ずかしいけど・・・)

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ユフィ
んっ・・・ふ、ぅ・・・

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ヴィンセント・・・
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ユフィ
くちゅ・・・ぴちゃ・・・

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ユフィ
(上手く出来てるかな?)

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ヴィンセント・・・
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ユフィ
(うぁ、ヴィンセントの舌が絡んで来た・・・!)

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ユフィ
(こ、これ・・・どこで終わりにすればいいんだろ・・・)

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ユフィ
(頭がボーッとしてきた・・・)

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ヴィンセント・・・
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トントン(肩を叩かれる)
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ユフィ
ふぇ・・・?

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ヴィンセント大丈夫か?
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ユフィ
ん・・・へーきだよ
それより続き・・・
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ヴィンセントそんなぼんやりとした目で言われても説得力がないな
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ヴィンセントは起き上がってユフィを抱き締めるとあやすように背中をポンポンと叩いた
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ヴィンセント心配せずともお前はよく出来ていた
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ユフィ
むー・・・子供扱いするなー・・・

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ヴィンセント止め時が分からなくてとりあえず続行する娘に言われたくはないな
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ユフィ
うるさいー

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ヴィンセントまたこの間のように慣れるまで練習するか?
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ユフィ
だ、だめ!
やんない!!
ていうか二日酔いしてるんだから寝てろー!
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ヴィンセントフッ、では今回はここまでにするとしよう
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ヴィンセント悪いがもう一杯水を持ってきてくれないか?
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ユフィ
・・・・・・後でアタシ主導でもう一回大人のキスの練習させてくれるなら

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ヴィンセント分かった、約束しよう
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