リーブ「ドーナツのクーポンはその後どうなりましたか？」

リーブ「それは良かった。譲った甲斐がありますよ」

リーブ「良い傾向ですね。この調子でどんどん距離を詰めていったらどうですか？」

リーブ「おや、それは残念ですねぇ。折角一歩前進したというのに」

リーブ「何故です？」

リーブ「なるほど、確かにそうですね。いきなり同棲を始めてお互いに緊張の糸が張り詰めているでしょうし、ここいらで解すのも大切ですね」

リーブ「ですがきっと寂しくなると思いますよ。或いは心配になるとか」

シェルク「ティファたちから聞きましたよ。ドーナツを一緒に食べたそうですね」

シェルク「その後どうですか？」

シェルク「では、一緒にドーナツを食べてた時はどうでしたか？」

シェルク「なるほど。その結果は前向きに捉えましょう。今度はユフィの方から何か買ってそれを口実に二人の時間を作ってみてはどうですか？」

シェルク「ドーナツで大丈夫だったのですからいけると思います。勿論相手の方の嫌いな物は避けるの前提ですが」

シェルク「いいですね。ティータイムと称して誘うと良いでしょう。絶対に路線変更してプレゼントと称して逃げないようにして下さいね」

シェルク「当然です。それよりコーヒーを買うなら良い店知ってますよ。案内しましょうか？」