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海岸
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ユフィ
とりあえず最初に起きた所に来てみたけどなんか起きるかな?
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ヴィンセント
あの時は確か目覚めた後に空から紙が降って来たな
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ユフィ
そうそう、ふざけた文面でね
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ヒラリ・・・
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ユフィ
あ!
紙が降って来た!! -
ヴィンセント
何か書いてあるな
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『お疲れ様でした!今日で50日目となります!無人島生活は如何でしたか~?』
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ユフィ
・・・絶妙に煽られてる気がすんだけど
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ヴィンセント
・・・落ち着け
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ヒラリ
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ユフィ
あ、また降って来た
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『様々な困難があったと思います。様々な出会いや出来事があったと思います。それはきっと、あなたたちにとってかけがえのない宝となるでしょう』
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ユフィ
あ、ちょっとまともになった
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ヒラリ
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ヴィンセント
また降って来たな
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『本当にお疲れ様でした。無人島を脱出した後もどうかお元気で!』
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次の瞬間、紙から眩い光が放たれて二人を包む
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ユフィ
うわぁっ!?
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ヴィンセント
っ!!
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ユフィ
ん・・・んぁ?
あれ?
ここ・・・アタシの家? -
ユフィ
時間は・・・五時間も経ってる!?
って事は10日で一時間ってこと!? -
ユフィ
ていうかアタシ、覚えてる・・・?
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ユフィ
ヴィンセント!!
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ユフィは部屋を飛び出すとヴィンセントが住むアパートへと走って行った
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ヴィンセントの部屋の前
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ピンポンピンポンピンポーン♪
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ユフィ
ヴィンセントヴィンセント!
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ガチャ
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ヴィンセント
・・・ユフィ
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ユフィ
ヴィ、ヴィンセント!
無人島の事覚えてる!?
アタシとヴィンセントで――― -
ヴィンセント
・・・
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ユフィ
一緒に木の上に作ったブロックの家に住んでてさ・・・
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ヴィンセント
・・・
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ユフィ
・・・
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ユフィ
(覚えてないか・・・)
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ヴィンセント
・・・海と
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ユフィ
へ?
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ヴィンセント
食事と
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ヴィンセント
挨拶と
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ヴィンセント
部屋探し
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ヴィンセント
どれからがいい?
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ユフィ
!!!
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ユフィは込み上げる喜びから笑顔の花を咲かせ、地面を蹴ってヴィンセントに飛びついた
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ユフィ
全部!!
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