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ズドォーーーン!!
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ユフィ
うわぁ何!?
地震!!? -
ヴィンセント
ただの地震ではないのは確かだな
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ナイトモーグリ「クポー!」
ナイトチョコボ「クエ―!」 -
ズドン!!(二人の拠点の屋根を突き破ってモーグリとチョコボが墜落してくる
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ユフィ
わぁっ!?
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ヴィンセント
騎士の恰好をしたモーグリとチョコボ?
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ナイトモーグリ「クポポポ・・・ここはどこクポ?」
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ユフィ
大丈夫、アンタら?
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ナイトモーグリ「噂の人間の家だったクポね。屋根を突き破ってごめんなさいクポ」
ナイトチョコボ「クエッ」 -
ユフィ
いいって
それより何があったんだよ? -
ナイトモーグリ「実は今、キングベヒーモスの討伐をしているクポ」
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ユフィ
キングベヒーモス!?
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ヴィンセント
最高でベヒーモスくらいしか生息していないと思っていたがキングベヒーモスもいるのか?
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ナイトモーグリ「千年に一度、満月の光を受けて通常のベヒーモスが突然変異を起こしてキングベヒーモスになるクポ」
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ユフィ
狼男みたいなベヒーモスだね
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ヴィンセント
そしてそのキングベヒーモスが誕生するのが今日だったという訳か
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ナイトモーグリ「このまま放っておくと島に住むみんなが危ないクポ。だからモグたちはこうやって出撃してるクポ」
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ユフィ
モーグリとトンベリとチョコボの三つの種族が力を合わせてキングベヒーモスを倒そうとしてるの?
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ナイトモーグリ「そうクポ」
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ユフィ
水臭いな~!
何でアタシたちにも声をかけないのさ!? -
ナイトモーグリ「この島の問題クポ。人間さんたちを巻き込む訳には・・・」
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ユフィ
あのねぇ!
アタシたちは見た通り超強い戦士なの!
世界救った事あんの!
そこにいるヴィンセントなんか二回だよ、二回! -
ヴィンセント
大きな声で自慢する事ではない
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ユフィ
とーにーかーく!
モンスターなら戦い慣れてるからアタシたちも混ぜろ!
絶対に倒してやるから! -
ナイトモーグリ「クポォ・・・人間さん・・・!」
ナイトチョコボ「クエェ・・・!」 -
ヴィンセント
久々のミッションだな
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ユフィ
だね!
とりあえずモーグリ村で準備を整えよう! -
モーグリ村
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行商モーグリ「クポッ!お客さんたち!い、今はちょっとごたついてて・・・」
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ユフィ
聞いたぞ~!
キングベヒーモスが出たんだってね
アタシたちも戦うよ! -
行商モーグリ「いいのクポ?キングベヒーモスはとっても強いクポ!」
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ユフィ
そんなの上等だよ!
それとも昨日の事まだ怒ってんの? -
行商モーグリ「そんな事ないクポ!お客さんたちの為に色々商品を破格の値段で売るクポ!それから他の仲間や種族にも呼び掛けておくクポ」
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ユフィ
サンキュ~!
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そして・・・
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薬屋モーグリ「手伝ってくれるって聞いたクポ!この間は万能薬しか渡せなかったのはこの時に備えてだったクポ!」
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ヴィンセント
今日この日にキングベヒーモスが誕生するのは分かっていたのか?
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薬屋モーグリ「占いモーグリが前々から占いで予見してたクポ」
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ユフィ
へぇ、あのモーグリ当たるんだ?
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占い師モーグリ「失礼な!バッチリ当たる事で有名クポ!」
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ユフィ
あ、いた
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村長モーグリ「クポクポ!協力してくれる二人の人間はアンタたちクポ?」
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ヴィンセント
そうだ
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村長モーグリ「感謝するクポ!チョコボ族とトンベリ族にも話してあるクポ!モグたちも協力するからキングベヒーモスを倒して欲しいクポ!」
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ユフィ
ふふん!
アタシたちにまっかせなさ~い! -
ヴィンセント
すぐに片付けるとしよう
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村長モーグリ「とっても頼もしいクポ!決戦の場所は島の南の平原クポ!」
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ヴィンセント
平原だな
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ヴィンセント
ユフィ、準備は?
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ユフィ
いつでもオッケーだよ!
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ヴィンセント
フッ、では行くぞ
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島の南の平原
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キングベヒーモス「グルルルル・・・グォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
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ユフィ
殺る気満々みたいだね
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ヴィンセント
油断をして食われないようにな
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ユフィ
そんな間抜けな事はしないっての!
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ナイトモーグリ「モグたちはどうすればいいクポ?」
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ヴィンセント
私とユフィがキングベヒーモスの注意を引いて正面から戦う
お前たちは死角から素早く攻撃を加えていってくれ
無理はするな -
ナイトモーグリ「分かったクポ!」
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ヴィンセント
では行くぞ!
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ユフィ
はいよ!
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ヴィンセントはケルベロスを、ユフィは不倶戴天を構えてキングベヒーモスとの闘いの臨む
キングベヒーモスは二人の存在を捉えると雄叫びを上げた -
キングベヒーモス「グルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
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ユフィ
せいっ!
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ヴィンセント
・・・!
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キングベヒーモス「グオォッ!」
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ユフィの不倶戴天がベヒーモスの右前脚の皮膚を切り裂き、ヴィンセントの弾丸が左前脚の肉を貫く
ベヒーモスはターゲットを完全に二人に定めて襲い掛かって来た -
ヴィンセント
こっちだ!
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ユフィ
ど~こ狙ってんだよ!
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キングベヒーモスの鋭い爪による引っ掻きや突進を二人は軽やかに躱してそれぞれの攻撃を叩きこんで怯ませる
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キングベヒーモス「グルォォ・・・グォオン!」
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村長モーグリ「今クポ!モグたちも総攻撃を仕掛けるクポ!!」
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モーグリ族一同「クポー!!」
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チョコボ族一同「クエーッ!!」
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トンベリ族一同「・・・!!」
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村長モーグリの号令の下、チョコボ族に騎乗したモーグリ族とトンベリ族は武器を手にキングベヒーモスに突進していく
モーグリ族の多種多様な武器、トンベリ族の自慢の包丁、そしてチョコボ族の爪が確実にキングベヒーモスを苦しめて行く
キングベヒーモスは殆ど瀕死の状態に陥った -
キングベヒーモス「グォ・・・フォ・・・グルッ・・・!」
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ユフィ
ヴィンセント!!
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ヴィンセント
フッ、好きにするといい
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ユフィ
よっしゃ!
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ユフィ
いっくぞ~!
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ユフィ
究極奥義!!
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ユフィ
森羅万象!!!
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ユフィは極限まで溜めたエネルギーを爆発させ、キングベヒーモスに向けて解き放つ
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キングベヒーモス「ガウァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
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キングベヒーモスは悲痛な叫び声を上げるとそのまま塵となって消えた
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村長「やったクポー!!倒したクポー!!!」
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モーグリ族「クッポポー!!」
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チョコボ族「クエェエ~!!!」
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トンベリ族「・・・!!!!」
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ユフィ
ふっふ~ん!
ざっとこんなもんよ!! -
ヴィンセント
ミッションコンプリートだな
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村長モーグリ「人間さんたちお疲れ様クポ!ありがとうクポ!!全種族を代表して感謝を申し上げるクポ!!!」
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ユフィ
へへ~ん!
いいってことよ! -
村長モーグリ「学者モーグリが発見した壁画にあった千年前のお祭りを再現するクポ!人間さんたちも是非参加して欲しいクポ!」
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ユフィ
お、祝勝祭ってやつ?
いいね~!
勿論参加するよ!! -
村長モーグリ「それじゃぁ明日宜しくお願いするクポ!」
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ユフィ
お祭りか~!
楽しみだね! -
ヴィンセント
・・・いや、待て
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ユフィ
ん?
何だよ? -
ヴィンセント
壁画の祭りを再現すると言っていたな?
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ユフィ
うん
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ヴィンセント
二人の男女が行った祭りはなんだ?
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ユフィ
子宝
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ヴィンセント
子宝・・・つまり子に恵まれるようにと祈る祭りだ
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ユフィ
うん?
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ヴィンセント
私の記憶に間違いがなければ壁画の男女は四角い部屋のようなものの中にいた
つまり・・・ -
ユフィ
えっ・・・まさか・・・
-
ヴィンセント
・・・
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