-
セルフィ
ないないないな~い!!
-
アーヴァイン
どーしたのセフィ~?
-
セルフィ
アタシのカードがないねん!
アービン知らない? -
アーヴァイン
知らないよ~?
ヴィンセントとユフィはなんか知らない? -
ヴィンセント
カードと言うのはクレジットカード等の類のものか?
-
アーヴァイン
ううん、そういうのじゃなくて普通のカードゲーム用の物だよ
モンスターとか召喚獣とか人物の絵が描かれてるカードなんだけどさ -
ヴィンセント
カードゲーム用の物か・・・ユフィ、知らないか?
-
ユフィ
さ、さぁ?
-
ヴィンセント
・・・
-
ユフィ
うわぁっ!?
ちょ、何すんだよや~め~ろ~! -
ヴィンセント
・・・見つけたぞ
-
セルフィ
あ!アタシのカード!
-
ユフィ
ちぇー、見つか―――いてっ!
何だよヴィンセント、小突く事ないだろー!? -
ヴィンセント
罰だ
お前はまだ懲りていないのだな
セルフィに謝れ -
ユフィ
んー
ごめんね、セルフィ -
セルフィ
もう取っちゃダメだよ?
-
ユフィ
はーい
-
ヴィンセント
すまない
ユフィは少々、いや大分手癖の悪い奴でな
私がしっかり見張っておくので今回は見逃してやって欲しい -
ピラッ
-
アーヴァイン
あ、指令の紙降ってきた
-
『ユフィはまだ盗んだ物を持っているので取り返してあげて下さい』
-
アーヴァイン
だって~
-
ヴィンセント
・・・ユフィ
-
ユフィ
し、知らないもーん
-
セルフィ
こちょこちょこちょ~!
-
ユフィ
ぷっ!あっはははは!
や~め~て~!! -
セルフィ
ヴィンセント、今の内や!
-
ヴィンセント
ああ
-
ヴィンセントはユフィの懐から一枚の写真を取り出す
-
ヴィンセント
写真を見つけたぞ
これは・・・アーヴァインの物だな -
アーヴァイン
えっ僕の!?
それって・・・ -
ヴィンセントがアーヴァインに渡した写真、それはセルフィが笑顔でピースサインしている写真だった
-
アーヴァイン
わーっ!!!
-
アーヴァインはその写真を奪うと慌ててポケットに突っ込んで隠した
-
セルフィ
何の写真だったん?
-
アーヴァイン
あ、うん!ちょっとね!!
-
アーヴァイン
「(ユフィなんでこの写真盗んだの~!?)」
-
ユフィ
「(アンタのコート探ってたら出てきたんだよ。でもセルフィが来たから持ってたの!)」
-
アーヴァイン
「(ちょっと複雑な経緯なんだけどこれどうしたらいい?怒るべき?感謝するべき?)」
-
ヴィンセント
「(怒っていいぞ、アーヴァイン。元はユフィが悪い)」
-
セルフィ
ねぇねぇ、何話してるん?
-
アーヴァイン
なななな何でもないよ!
ユフィってばめっ!だよ! -
ユフィ
アタシは子供か!!
-
ぺらっ
-
セルフィ
あ、紙降ってきた
-
ヴィンセント
ユフィ、まだ何か隠しているのか
-
ユフィ
隠してない隠してない!
今度こそホントーに隠してないから!! -
アーヴァイン
何が書いてあるんだろ
-
『ユフィさんに罰を下して下さい』
-
アーヴァイン
これは!!
-
続く!
-
ユフィ
また続くの?
-
セルフィ
連続で同じネタってどうなん?
-
アーヴァイン
まぁまぁ、細かい事は気にしちゃダメだよ~
-
ヴィンセント
では、今度こそこの話しは終わりとしよう
-
今度こそ続く!
タップで続きを読む