愛馬捜索大作戦!
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「……あにうえ……」
「エリアーデ。どうしたんだ、元気が無いね」
進軍を続けるエリウッド達の一団、とある地で駐屯する事になり野営の準備をすませていた。
一息ついていたエリウッドの元へ妹のエリアーデがやって来たのだ。
元気のない様子に心配するエリウッドだが、彼女の口から出た言葉は……。
「……##NAME2##が、いなくなっちゃった……」
「えっ……!?」
エリアーデの愛馬である##NAME2##が居なくなってしまった……というものだった。
よくエリアーデに懐いて、繋がずとも逃げ出す事なんかなかった##NAME2##。
しかし今になって、しかもちゃんと繋いでいたのに居なくなってしまったそうだ。
盗まれた可能性も否定できないと、エリウッドも捜索に協力する事に。
こうしてエリアーデの愛馬である##NAME2##探しが始まった。
まずは手始めに近くに居たリンとヘクトルに訊ねてみる事にする。
「ねぇリン、ヘクトル! 私の##NAME2##見てない?」
「あ? どーしたよ、逃げられちまったか?」
「居なくなったらしい」
どうやらリンもヘクトルも##NAME2##を見かけてはいないらしい。
確かに繋いでおいたのにどうしたのだろう。
「エリアーデ、そんなに落ち込まないで。私たちも手伝うから」
「そーそー。すぐに見つかるだろ」
「うん……、ありがとう2人とも」
リンとヘクトルにも協力してもらう事になり、手分けして##NAME2##を探す事にする。
フェレ騎士達に訊ねようとしたのだが、あいにく偵察に出ているらしい。
取り敢えず近くに居たキアランの騎士達に声を掛けてみた。
「あの、キアラン騎士さん……ケントさんとセインさんだったっけ?」
「はぁい! 何かご用でしょうか、このセイン、姫のお役に立てるのでしたら……」
声を掛けられて間髪を入れずに声を張り上げ、エリアーデの手を掴んで跪くセイン。
が、すぐに隣に居たケントに足を踏まれ、うめき声を上げてうずくまる。
そんな彼を無視してケントが頭を下げた。
「エリアーデ様、何かご用でしょうか」
「うん、あのね。##NAME2##……わたしの馬を見なかった? 鞍にフェレの家紋が入ってる白馬なんだけど……」
「家紋入りの鞍をつけた白馬、ですか」
考え込むケントだが、やはり分からないらしく、申し訳ありませんと頭を下げる。
知らないのなら仕方がないと、エリアーデは立ち去ろうとするのだが、瞬間、セインが立ち直って再び声を張り上げた。
「いよっし! このセイン、エリアーデ姫がお困りなのでしたら力を尽くしましょう! 探すぞー!」
エリアーデやケントの言葉など待たずに馬に乗り勢い良く駆け出すセイン。
あらら、とエリアーデがケントを見ると、苦笑して自分も馬に乗った。
「相棒の暴走は私が謝罪致します、私も探すのをお手伝いしますので」
「本当!? ありがとう、きっと早く見つかるわ!」
満面の笑みを見せる姫にケントも微笑みを返し馬で駆け出す。
エリアーデも次なる手掛かりを探そうと、駐屯地を駆けていく。
すると目に入ったのは、同郷同士で話をしているらしいギィとラス。
「おーい、ギィ、ラス! わたしの馬見なかったー!?」
「? あれって、フェレの……エリアーデ様だっけ。何やってるんだ?」
「馬を探しているのか」
駆け寄って事情を話すがやはり2人も##NAME2##を見てはいないらしい。
諦めて他を当たろうとするエリアーデに、ギィが声を掛けた。
「待てよ、おれも探す!」
「え? ホント?」
「あぁ、困ってる女がいるなら黙って助けるのがサカの民だ! なぁラス!」
ギィの言葉にラスも無言で頷く。
エリアーデは嬉しくなって、ギィの両手を握って飛び跳ねた。
突然の事に、うわ、と小さく声を上げるがエリアーデは気付いていない。
「あっりがとー! 頼りになるー!」
「あぁ……う、うん、任せろ!」
耳まで真っ赤にしているギィを特に気にする事もなく、エリアーデは後を任せて走り去る。
呆然としていたギィは、ラスに肩を叩かれようやく我に返った……。
更に愛馬を探して走り回るエリアーデ、次に目を付けたのはウィルとレベッカ。
「ねぇ、2人とも! わたしの##NAME2##見なかった?」
「あ、エリアーデ様」
「##NAME2##って、エリアーデ様の愛馬ですよね?」
そうそう、と頷くが、やはり2人も知らないらしい。
探すのを手伝ってくれないかとエリアーデが今度は自分から頼むと、ウィルもレベッカも承諾してくれた。
「えっと、##NAME2##は白馬でしたよね」
「そうそう。鞍にフェレの家紋が入ってるよ」
「じゃ、おれ達は向こうを探します!」
反対方向を探すのを任せ、エリアーデは##NAME2##を探して更に走り回る。
こんなに沢山の人が探すのを手伝ってくれているのに、見つからないなんて……。
どこに行ってしまったのか心配で泣きそうになる。
暫し立ち止まって気を取り直し、エリアーデが再び走り出そうとした瞬間、背後にあった木から声が聞こえて来た。
「エリアーデ様!」
「あ、マシュー!」
木の上から声を掛けたのはマシューで、エリアーデが気付くと木から飛び降りる。
彼はヘクトルに命令されて##NAME2##探しを手伝ってくれているそうだ。
しかし上から探してみたところ、野営地には見当たらなかったそう。
いよいよ本当に盗まれたのかと絶望に染まりかけるエリアーデだが、そこでマシューは、天馬騎士に手伝いを頼んでみてはどうかと提案した。
幸い偵察に出ているのは##NAME2##騎士のみだそう。
何だか大きな話になって来てしまった。
しかし他の人にしてみればただの馬だろうが、自分にとっては大切な相棒なのだ。
ここは迷惑を承知で頼むしかない。
「分かった、フロリーナ達に頼んでみるね」
「はいはーい、エリアーデ様お気をつけて」
何故か、にこやかに手を振るマシューが気になったが……。
エリアーデは自軍の天馬騎士であるフロリーナとフィオーラを探す。
やがて見つけて、すぐに声を掛けた。
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