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デイダラ
おい、子分!
そういやお前、なんでオイラの部屋で寝てたんだよ?? -
凛
えーっと、それは.....
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それは、わたしにも詳しいことはよくわからないけど、、
記憶を辿ると、旦那の部屋に連れて行ってもらって、傀儡作りを見せてもらおう!なんて意気込んでたクセに、
結局見るに耐えず失神してしまったんだ..... -
それで、おそらく面倒になった旦那がここまで運んで来たんじゃないかな....
何となく、旦那の背中で揺られてたような記憶がある..... -
ということを、落ち着いて、オヤブンに話してみた。
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デイダラ
ヘッ...サソリの旦那の傀儡作りが見てぇなんて、お前も随分イカれた奴だなー!うん。
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デイダラ
オイラは見たことねーし、興味もねーけけどな。うん。
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デイダラ
つーかあの旦那のヤロウ、なんでオイラが部屋に入ろうとするとキレるクセによ!!
オイラの部屋にはズカズカ入ってきて、パシリ置いていきやがって!
自己中にも程があんだろ!! -
凛
あ、そう、そうだよね....
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一人でギャーギャー怒り出すオヤブン。
デイダラ親分でも、旦那の部屋には入れてくれないって...
ただの取引相手のわたしが何で許してもらえたんだろう...??
でも、部屋にまで連れて入ってもらったのに、あんな失礼なことして...ああーはわわわ、旦那
......絶対怒ってるよね
旦那の性格を考えると許して貰えないかもしれないけど....とととりあえず謝りに行かなきゃ.... -
凛
わたし...ちょっと旦那の部屋に行ってきます...
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デイダラ
あ!?
待てよコラ!!
オイラの気持ちがおさまらねぇんだよ!!うん!、 -
凛
えっ....!?
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デイダラ
オイ子分!!
これから、旦那より、ずっと芸術的な作品を見せてやるぜ!うん! -
凛
え...は、はい!
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青い瞳をキラキラと輝かせたオヤブン。
奥の作業場部屋らしき場所へ、手を引っ張られて連れ込まれる。
ここは逆らわない方が良いかと思って、素直について行くことにしました。トホホ。
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