小ネタ(兎)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※マリオとあまりちゃんの関係性の捏造、マリオの尊厳破壊
「ショックだろうけど、少しずつ受け入れてほしいの。貴方はあの子に捨てられたってこと」
「は、何言って……。俺はただ、あいつが描いた通りに、あいつが創った通りに『魔王』として……」
「うんうん……。マリオはあまりちゃんのために、たくさん頑張ってたもんね。だけど今のあまりちゃんにとって、貴方という存在は、居るだけで不愉快なの」
「っ…………」
「自分を創ってくれて、半身としてくれた者に捨てられて……。きっと、どうしようもない暗い底にいる気分でしょう」
「…………」
「私が貴方のその感情を、完全に理解することは不可能だと思う。だけど……言わせてほしいの。私は貴方がまた立ち上がれるようになるまで、ずっとそばにいる」
「……どーでもいいぜ」
「私は絶対に貴方のことを、笑ったり、捨てたりなんかしない。貴方がこの世界を終わらせた後でも、私は貴方のそばに居続ける。……もっと正しく言うなら…………、私は貴方と一緒に、この世界を滅ぼす覚悟がある」
「……」
「だから、ほんの少し、ほんの少しだけでいい、今は私に、甘えて……?」
「……どーでもいい。どーでもいいから……、お前に何しようと、どーでも……いいか……」
マリオの逞しい体が、倒れ込むようにして***の体に預けられる。その身は酷く、軽かった。
欠けることのない、プリパラの月さえも、二人の間に降り注ぐことはなかった。
「ショックだろうけど、少しずつ受け入れてほしいの。貴方はあの子に捨てられたってこと」
「は、何言って……。俺はただ、あいつが描いた通りに、あいつが創った通りに『魔王』として……」
「うんうん……。マリオはあまりちゃんのために、たくさん頑張ってたもんね。だけど今のあまりちゃんにとって、貴方という存在は、居るだけで不愉快なの」
「っ…………」
「自分を創ってくれて、半身としてくれた者に捨てられて……。きっと、どうしようもない暗い底にいる気分でしょう」
「…………」
「私が貴方のその感情を、完全に理解することは不可能だと思う。だけど……言わせてほしいの。私は貴方がまた立ち上がれるようになるまで、ずっとそばにいる」
「……どーでもいいぜ」
「私は絶対に貴方のことを、笑ったり、捨てたりなんかしない。貴方がこの世界を終わらせた後でも、私は貴方のそばに居続ける。……もっと正しく言うなら…………、私は貴方と一緒に、この世界を滅ぼす覚悟がある」
「……」
「だから、ほんの少し、ほんの少しだけでいい、今は私に、甘えて……?」
「……どーでもいい。どーでもいいから……、お前に何しようと、どーでも……いいか……」
マリオの逞しい体が、倒れ込むようにして***の体に預けられる。その身は酷く、軽かった。
欠けることのない、プリパラの月さえも、二人の間に降り注ぐことはなかった。