小ネタ(刻)
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マスターがデッキの調整をしている。私はそれを見ながら、できる限り助言をする。
「その動きをしたいならば、先程のカードは1枚減らして──」
「──だったら事故りかねないから、それをケアする別のカードを──」
カードを選びながら、何故だか段々とマスターが顔を赤くし、手の動きが緩慢になっていく。そして遂には顔が真っ赤になり、動きが止まった。?
マスターがおずおずと私を見上げながら、口を開いた。
「ドラスティアさ……さっきから、な……なんで……、私の髪触ってるの……?」
「……? ……ぁ」
自分の手を見てみると、その人差し指に、マスターの滑らかな髪を絡めていた。
「っ……。愚弟と同じ癖があったとは……」
あいつは親しい相手の髪を触る癖があった。不快に思う者の方が多いだろうから、やめろと言っていたんだが。
マスターのこの反応。まさかこの世界では禁忌に近いことをしたのか?
「すまないマスター。酷く傷付けてしまったようだな。取り返しがつくならば、私ができることをなんでも──」
「ち、違う。そんな大袈裟なことではなくて……! ただちょっと、あんまりそういうスキンシップってないから、驚いただけで……。い、いいよ、触りたいならいつでも触って……!」
「……そうか。一応、今後は気を付ける」
マスターはまだ顔に赤みがあるまま、私に訊く。
「髪の毛……触り心地、よかった……?」
「ああ。よく手入れされている。上等な布のようだ」
「あ、ありがとう……」
その後しばらくの間、彼女がカードを持つ手は震えていた。
「その動きをしたいならば、先程のカードは1枚減らして──」
「──だったら事故りかねないから、それをケアする別のカードを──」
カードを選びながら、何故だか段々とマスターが顔を赤くし、手の動きが緩慢になっていく。そして遂には顔が真っ赤になり、動きが止まった。?
マスターがおずおずと私を見上げながら、口を開いた。
「ドラスティアさ……さっきから、な……なんで……、私の髪触ってるの……?」
「……? ……ぁ」
自分の手を見てみると、その人差し指に、マスターの滑らかな髪を絡めていた。
「っ……。愚弟と同じ癖があったとは……」
あいつは親しい相手の髪を触る癖があった。不快に思う者の方が多いだろうから、やめろと言っていたんだが。
マスターのこの反応。まさかこの世界では禁忌に近いことをしたのか?
「すまないマスター。酷く傷付けてしまったようだな。取り返しがつくならば、私ができることをなんでも──」
「ち、違う。そんな大袈裟なことではなくて……! ただちょっと、あんまりそういうスキンシップってないから、驚いただけで……。い、いいよ、触りたいならいつでも触って……!」
「……そうか。一応、今後は気を付ける」
マスターはまだ顔に赤みがあるまま、私に訊く。
「髪の毛……触り心地、よかった……?」
「ああ。よく手入れされている。上等な布のようだ」
「あ、ありがとう……」
その後しばらくの間、彼女がカードを持つ手は震えていた。