にゃあにゃあにゃあ! ボツ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
晴れやかな青空の下、一つの絶叫が響く。窓の外にいた雀達が驚いて飛び去った。
「どうしたのベクターくん!?」
それを聞いた***がすぐさま駆けつける。普段は勝手に開けてはいけない部屋のドアも、この時ばかりは乱雑に叩き開ける。
「ね…ねこねこねこみみが、しっぽが、」
言葉を乱すベクターと、いつも通りの彼の部屋。だが、彼には違うところがあった。
ベクターに猫耳と猫尻尾が生えていた。
「もしもし遊馬、ベクターくんに猫耳と猫尻尾が生えたんだけど心当たりない? …えっ、ヌメロンコードの不調? ふむふむ…なるほど、ありがとう」
Dパッドの画面にタッチし、通話を切る。落ち着きを取り戻したベクターは不機嫌そうな顔をしている。
「で?この猫耳はちゃんと取れるんですかぁ?」
「明日には元に戻るって。…ねぇベクターくん、猫耳と猫尻尾そんなに嫌なの? こんなにかわいいのに」
「…別に、これ自体は嫌いじゃねぇよ。ただお前が期待に満ちた顔で見てくるのが嫌」
「えーっ? だってベクターくんに猫耳が生えてるんだよ? こんな事バリアンだった時ですらなかったし…折角なら楽しみたいじゃない?」
「楽しむってお前――――」
身の危険を感じ始めたベクターが逃げるのより早く、白魚の様な手が伸ばされた。それは彼の襟元へ一目散に向かうと、ベクターの首を撫で上げた。
晴れやかな青空の下、一つの絶叫が響く。窓の外にいた雀達が驚いて飛び去った。
「どうしたのベクターくん!?」
それを聞いた***がすぐさま駆けつける。普段は勝手に開けてはいけない部屋のドアも、この時ばかりは乱雑に叩き開ける。
「ね…ねこねこねこみみが、しっぽが、」
言葉を乱すベクターと、いつも通りの彼の部屋。だが、彼には違うところがあった。
ベクターに猫耳と猫尻尾が生えていた。
「もしもし遊馬、ベクターくんに猫耳と猫尻尾が生えたんだけど心当たりない? …えっ、ヌメロンコードの不調? ふむふむ…なるほど、ありがとう」
Dパッドの画面にタッチし、通話を切る。落ち着きを取り戻したベクターは不機嫌そうな顔をしている。
「で?この猫耳はちゃんと取れるんですかぁ?」
「明日には元に戻るって。…ねぇベクターくん、猫耳と猫尻尾そんなに嫌なの? こんなにかわいいのに」
「…別に、これ自体は嫌いじゃねぇよ。ただお前が期待に満ちた顔で見てくるのが嫌」
「えーっ? だってベクターくんに猫耳が生えてるんだよ? こんな事バリアンだった時ですらなかったし…折角なら楽しみたいじゃない?」
「楽しむってお前――――」
身の危険を感じ始めたベクターが逃げるのより早く、白魚の様な手が伸ばされた。それは彼の襟元へ一目散に向かうと、ベクターの首を撫で上げた。