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印象派とお金。
20250813(水)10:35「ルノワール×セザンヌ」と、日本橋近くにある貨幣博物館へ行ってまいりました。
まずは三菱一号館美術館の「ルノワール×セザンヌ」へ。
10時きっかりに到着しましたがやはり印象派、既に入場待ちの長い列が出来ていました。混雑対策の為なのかリュックやA4サイズ以上の鞄は持ち込み制限が掛けられていましたので、ロッカーに預け入れ。
チケットは国立西洋美術館で開催予定のオルセー印象派展と合わせて行ける上に600円安くなる「印象派をめぐる旅チケット」を購入していたので窓口で引き換えました。デザインもお洒落。
最初の部屋こそ混んでいましたが先に進むと人も減ってきましたのでそこまで苦ではありませんでした。ルノワールとセザンヌの作品が主で一部別の画家の作品が数点展示されており、全体としては少なめでしょうか。個人的にはルノワールが好みで、今回展示されていた作品では「花」が気に入っています。ルノワールの絵は人物よりも花や静物の方が好きかもしれません。
最後の小展示室にはコローやブーダンの作品が展示されていました。ブーダン好きなので日本でもブーダン展やってほしい…。小展示室は改修前は特設ショップがあった場所ですが、あの隅っこの凹んだ展示スペースが謎。混雑時に人が詰まりそうでちょっと心配になりますが、見ている限り小展示室を素通りする人が多いようなので人で溢れる事はなさそう。
外に出ると入場待機列は更に伸びていました。平日といえどお盆(夏休み)の時期なので人出が多い模様。
徒歩で日本橋の貨幣博物館へと移動。こちらは入館料は無料ですが、入館前にX線と金属探知機による手荷物検査を受ける必要があります。展示室内の写真撮影も禁止となっており、博物館にしてはセキュリティが厳重です。
2階に上がると早々1億円の紙幣の重さを体験出来る展示がありましたので早速持ち上げてみると想像していたよりも軽い。展示室は2階のみですがかなりボリュームがあるのでじっくり見て回ろうとすると時間が掛かります。大判小判や金貨やらが大量に並んでおり、これなら確かにセキュリティは厳重にする必要があるなあと。審神者には馴染み深い甲州金もありました。
来週は国立西洋美術館の「素描展」へ行く予定ですが、夏休みの時期の上野は人混みが凄まじいので展覧会を観た後は即離脱するつもりです。科博の特別展なんて歩けたものではない。展覧会・博物館・その他催事等
藤田嗣治とルドン。
20250614(土)14:49先日、「藤田嗣治 7つの情熱」と「オディロン・ルドン 光の夢、影の輝き」へ行ってまいりました。
どちらも会期終盤且つルドン展の方はメディアにも取り上げられていたので混雑が心配でしたが、目立った混雑もなくて快適でした。全て写真撮影禁止なのも大きいかもしれません。
今年は藤田嗣治の生誕140周年を迎え、各地の美術館で展覧会が開催・予定されています。
今回はSOMPO美術館で開催中の「藤田嗣治 7つの情熱」へ。前売り券は買っていなかった為、窓口で当日券を購入。紙チケットなんて久しぶりです。展覧会に行ってきた感があるのは断然絵柄入りチケットです。トラベラーズノートに感想を書いてまとめていますが、展覧会のチケットをペタペタ貼ると達成感があって楽しいんですよね。なければないでみちみちに書き込んでいます。
大半が個人蔵の作品で占められており、初めて目にする作品ばかりでとても新鮮でしたが、一部の(10点位だったかも)は諸事情で展示されておらず、配布されていた目録にも載っていませんでした。図録も購入しなかったのでどんな作品だったのか分からずじまいとなってしまいました。
藤田嗣治といえば滑らかな乳白色の肌の女性、猫、晩年の無垢な子供達のイメージですが、ピカソやモディリアーニに影響を受け試行錯誤していた時期や日本画の様式を取り入れた作品も見られます。従軍画家の時代を経てフランスへ戻って以降の作品は宗教色が強い傾向。
気に入った作品は「おやすみなさい、雪中の猫といっしょの少女」。藤田嗣治の描く猫は可愛い。秋頃に府中市美術館で開催予定の猫の西洋画がテーマの展覧会「フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫」も気になります。
ルドン展の方は土日は日時予約制(※6月12日以降平日も予約制となりました。テレビ効果凄いね)でしたのでこちらは事前に予約を入れていました。かなり人数を絞っているのか想像していたよりも人が少ない印象。
いかにも世紀末芸術らしい神秘さとおどろおどろしさを備えたモノクロの木版画や石版画のイメージが強いでしょうが、個人的には華やかで色彩豊かなパステル画の画家のイメージがあり、「オルフェウスの死」や「キュクロプス」といった幻想的な雰囲気を併せ持った作品が好きです。モノクロであれば「光の横顔」。展示室の壁の色が良い仕事をしていました。
グッズは蜘蛛や目玉推しでしたが図録のみを購入。しかし小さい鞄で来たのにエコバッグを忘れた上、途中で立ち寄った丸善のビニール袋にも入れられず仕方がなく手持ちで帰宅しました。展覧会・博物館・その他催事等
どこみる展+α
20250601(日)17:05今回は国立西洋美術館で開催されている「西洋絵画、どこから見るか?」へ行ってまいりました。
春先の行楽地はどこも混み合い、特に上野となると桜目当てに訪れる観光客でごった返して美術館に辿り着くまでに疲労困憊となってしまうので、落ち着いた頃に行こうと思っていたら会期終盤となってしまいました。
大雨の予報なので客足が鈍るかと踏んでいましたがそんな事はなく、雨が降りしきる中にも関わらず門の前には長蛇の列が伸びていました。事前に電子チケットを購入していたのでスムーズに入場。
アメリカのサンディエゴ美術館と国立西洋美術館に所蔵されている西洋絵画の展示なので、見慣れている作品も多い。ルネサンスから19世紀に掛けての年代を追えて、作品を比較しながら鑑賞出来るのでざっくりと絵画の偏移を知りたい人にも良いと思いました。
個人的にはバロック期の作品が好み。静物画や花環図をもっと見たかったのですが点数は少なめでした。
職場で使っているグエルチーノ展のトートバッグが流石にボロボロになってきたので買い替えようかと思い、「マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物」のトートバッグを購入。グエルチーノ展、調べたら10年前に開催された展覧会でした。
尚、今回ぬいぐるみと化したのは「神の仔羊」。神の仔羊=イエス、贖罪の意だった筈。まあ見た目は確かに可愛いですけどやや複雑。いつぞやのポンペイのあの炭化パンよりは…。
体力と時間に余裕があったのでジョジョワールド3へ行き、ネクストミッションを受けてきましたが、周回はせず1回のみに留めました。
こちらは明日が最終日でしたのでぎりぎり滑り込み。最終日直前の土曜日にしては空いているようで待ち時間もなく、JJW、JJW2に比べてみちみちにパソコンを並べられている気がしました。
教育係はイルーゾォを選択。いつ聞いてもリーダーの声は良いですね!
ネクストミッションの内容はハッキング(パスワード見付けて入力、謎のシューティングゲーム)して現場にいる暗チのサポートをするというものでした。前回リゾットからコミュニケーションに難ありという評をされ、本人も任務以外の連絡はするなと言っていたにも関わらず新人(私)はしつこくイルーゾォに連絡していた模様。
メッセージレターはギアッチョでした。展覧会・博物館・その他催事等
ダーティエキゾチックノート。
20250407(月)08:01雑録
勢い(一時の狂気)って多分大事。
20250316(日)18:43先日まで暖かかったくせにどうしてまた寒くなるんですか。寒の戻りのせいで服装選びに困ります。
ジョジョ香水の発送が更に延びに延びて今月末になるらしく、もうここまで来るとちゃんと無事に手元に届きさえすればいいやと達観気味になっています。遅延の原因はボトルの色の再調整と予約数が非常に多かった為だそうなので仕方ないとは思っています。プロシュートとイルーゾォが遅れており、イルーゾォは最終発送との事。
ようやくキャラデザがまとまり、オールトソンの鐘楼の登場人物設定用イラストのラフが10人分出来たのでこれから下描き作業に取り掛かります。同時に古に描いたまま放置していたラフを2枚(アルバートと二次創作)発見したので気が向いたら描くつもりです。
ラフを量産出来てもそれらを描き切るだけのモチベーションと集中力を維持する方法って何かありませんかね?ジョジョ香水が届かな過ぎて、推し香水なるサービスでオリキャライメージのものを注文してみようかと思いながらも自分の中にしか存在しない人物について綴った怪文書を企業に送り付ける勇気がないです。ですがオリキャラのグッズにちょっとばかり憧れがあるのも確か。一丁狂うか…。
雑録
皇居、ビアズリー。
20250222(土)19:45仕事の繁忙期を無事に乗り切ったので展覧会へ行って参りました。
まずは皇居三の丸尚蔵館の「瑞祥のかたち」へ。瑞祥の言葉の通り、天皇に献上された品々の中でもおめでたいモチーフの絵画や工芸品を集めた展覧会です。皇居の近くはよく来ますが三の丸尚蔵館に入るのは今回が初めてでもあります。テーマがテーマなのでお正月の時期に行く事も考えましたが、滅茶苦茶混みそうだったので今頃となりました。
美術館の建屋は最近建てられたのですがまだ半分建築中で、その為か展示室は2部屋のみと小ぢんまりしているものの流石は献上品でどれもが珠玉の逸品の数々。鼈甲製の宝船や横山大観の絵画、巨大な宝石珊瑚、面白い物だと黒檀を樹木に見立てて霊芝を取り付けた作品等など。宝船の隣に鼈甲製の伊勢海老がありましたが非常に精巧に作られていて寧ろ怖い位です。これ棘とか腹とかどうなっているの…。
上野の展覧会の時は人混みでろくずっぽ見られなかった伊藤若冲の動植綵絵の一幅「老松白鳳図」をじっくり見られたのは嬉しい。もう一度大規模な展覧会があれば嬉しいと思う反面、あの地獄の混雑は味わいたくないなというのも本音です。
向かいにあった売店で桐箱入りのボンボニエールをお土産に購入。容器は金属製なので重い。食玩同様金平糖はおまけ。
三菱一号館美術館へ移動し「異端の奇才―ビアズリー展」へ。11時頃に到着すると、平日であるのにも拘らず入場待ちの列がありました。ビアズリーってこんなに人気があったのかと思いつつ列に並んでチケットを購入しましたが、身に付けていたマフラーがチェック柄だったので英国チェックコーデ割で100円引きとなりました。三菱一号館美術館はちょくちょくこういう割引をしています。
展示室内はだいぶ混雑気味で、土日祝や会期後半は更に人出が多くてゆっくり見て回るのは厳しいかもしれません。
今回は忘れずに耳栓と単眼鏡を用意。耳栓があると周囲の雑音を気にせずに作品に集中出来て快適さが違いますが、ビアズリー展では単眼鏡が必須アイテムだと痛感させられました。それは作品が想像していたよりも小さくて線描が非常に細かいから。恐ろしく繊細なんです。混み合っていてなかなか作品の近くに寄れない状況もあって、単眼鏡は大活躍しました。私の他にも単眼鏡を使っている方はちらほらいらっしゃいました。
ビアズリーはカーテンを閉め切って蝋燭の明かりの中で作品を制作していたのだそう。病弱故に25歳の若さでこの世を去ってしまったビアズリーですが、短い画業の中で描いた作品はかなりの数。緻密で迷いのない線、優れた構図、耽美でグロテスク、モノクロの真骨頂。日本でもビアズリーの画風に影響を受けた人は少なくありません。ヴィクトリア朝時代のイギリスでは性は隠されて抑圧されたものでしたので、ビアズリーの露骨で背徳的な描写は当時の人々にとってとてもセンセーショナルであった事でしょう。
「サロメ」が展示してある部屋は撮影可能となっていた為か非常に混雑していて人の流れが遅い状況。せめて土日は撮影禁止にしたらと思いました。作品が小さいので尚更。カメラではなく自分の目に焼き付けろ!
18禁部屋がありましたが手持ちの画集に載っていた作品でしたので特に驚きはなく、わざわざ部屋を分けるまで卑猥なのだろうかとちょっと疑問に思いました。浮世絵の18禁部屋はそれはもう凄かったので(過去の展覧会を思い出しつつ)。ビアズリー本人は死んだら卑猥な絵は処分してほしいと言っていたそうですが、それは叶わず現代の日本でこうして展示されているのは何だが複雑な気持ちになります。
個人的に「サロメ」よりは「髪盗み」が好み。けれども図録はミントグリーンが目を引く会場限定版の「サロメ」をチョイス。欲しかったマグカップも買えましたがまだ始まったばかりだというのに既に数点売り切れていて人気の高さを伺えました。展覧会・博物館・その他催事等
最近のあれこれ。
20250209(日)15:08・ラスト万年筆はパイロットのカスタム槐にしたいなあと思いながらメーカーの商品ページを見たら値段が9万に跳ね上がっていました。前までは6万ちょいだった気が…
・地獄の繁忙期で心身共に辛い!体力よりもストレスの方が酷い。
・現在積み本消化中。宝石と鉱物の文化誌を読了。クンツ博士の著書の日本語訳でパワーストーン・スピリチュアル系のルーツとなっている本ですが、内容は至って淡々とした語り口。宗教、取り分けキリスト教とユダヤ教が由来となっているものが多いです。誕生石の成り立ちも現代ではすっかり忘れ去られて形骸化しており、宝石商の商業主義に飲まれていますね。売りつけたい宝石だというのが見え透いています。しかし昔もそれは同じで、宝石の効能にあれこれ盛り付けていたのはあった模様。尚、石言葉は信じていません。
・次はアーサー・C・クラークの幼年期の終りを読書開始。巨人たちの星シリーズの続編も読まなければ。ディック作品も読みたいですが心身が疲弊している時に読むと頭がおかしくなりそうなのは私だけでしょうか。
・ジョジョ香水、納期が2月下旬ですが今の所詳しい日にちのお知らせはありません。試香会には行っていませんので完全に博打です。
・最近物騒なので刀剣乱舞の防犯ブザーを注文。デザインは姫鶴一文字。
雑録
あけましておめでとうございます。
20250104(土)16:19連隊戦を回しつつ、オールトソンの鐘楼のキャラデザを考えています。全体的におっさん(じじい)率が高いです。若くて可愛いor格好良いキャラ?うちにはいないよ…
春までに登場人物設定用のイラストを全て描き上げるのを目標としていますが、途中で気力諸々が途切れそうなのでどうにかモチベーションや体力を維持したい所です。2月下旬からのビアズリー展と注文したジョジョ香水を心の原動力に頑張る所存。雑録
年月が流れるのが早くなってくる。
20241227(金)08:01今年ももう数日で終わるというのにろくにイラストも描いていないです。駄目駄目過ぎる…。設定のまとめはもう少しで終わる予定。
後回しせずに今年の内にちゃちゃっと免許の更新を終わらせましたが、運転免許の更新は最近予約制となったそう。待ち時間は殆どありませんでしたがあれよあれよと流れ作業なのは相変わらずでした。自動受付機で印字してくれるのは記入の手間が省けて便利。
手帳も来年のリフィルに入れ替え。ついでに土屋鞄のブライドル手帳からHIRAMEKI.の孔雀の手帳に変更。
ものもらいが再発した為、市販薬で治療を試みています。眼科は混み過ぎて予約が取りづらい上に凄く待たされるので余程悪くならない限り行かない事にしました。そもそも年末年始で休診なので行きようがないですし。雑録
生牡蠣に当たった模様。
20241209(月)15:29オイル漬けや牡蠣フライは食べた事はありましたが、今まで生牡蠣は経験がなかったのでスーパーで買ってきて食べてみた所、二日目にして吐き気と腹痛が押し寄せてきました。腹痛よりも吐き気がきつい。
初生牡蠣でいきなり当たるだなんて。休みで助かりましたが多分もう食べる事はないと思います。雑録

