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動物の絵展。
20211114(日)12:32展覧会の情報はネットだけではなく、美術館などに置かれているフライヤーで知る事も多く、今回の「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」も前回の「ゴッホ展」の帰りにフライヤーの棚で見つけました。会期が月末まででしたのでこうしちゃあおれぬと遥々府中まで行ってきた次第です。
本と展覧会は買える時に即買い、行ける時に即行っておいた方が後々後悔しません。
予約不要でしたので当日券を購入。前期と後期で大幅な作品の入れ替えが行われており、その為かチケットには2回目は料金が半額となる割り引き券が付いてきました。
日本の作品は可愛らしくてどこかユーモラスな作品が多い印象を受けました。絵もさる事ながら、キャプションも合わせて読むべき。日本と西洋では動物に対して文化・宗教的な価値観に違いがあるという文章。確かに言われてみれば、日本では動物が人間に化ける話がメジャーですが、ヨーロッパだと逆に人間が動物に姿を変えられてしまう逸話が多い気がします。キリスト教の教えの影響から、絵画の中心として描かれているのは人間であり、動物はあくまで寓意としての存在だったそう。
今回の目的は徳川家光公の描いた「鳳凰図」と言っても過言ではありません。鳳凰の筈なのにゆるくて可愛い小鳥にしか見えない。家光の描く動物はどれも味わい深いといいますか、一目見たら忘れられない独特な絵をしていました。触覚の生えたフラットウッズ・モンスターめいた兎の絵は前期のみの展示だった模様。
気に入ったのは猫好きスタンランのプライドの高そうなふてぶてしい「冬、クッションの上の猫」、飼い猫への愛しさを感じる長谷川潾二郎のぐっすりと眠る「猫」。
欲しかった「鳳凰図」のトートバッグは残念ながら売り切れていた為、図録のみを購入。展覧会・博物館・その他催事等
ゴッホ展。
20211106(土)21:51日時指定とはいえ流石はゴッホ。会場内は混み合っていてじっくり観るのは難しかったです。少し待てば作品の前に行けましたが、人だかりに入るのはやはり気が引けます。
ゴッホの作品は初期から晩年に掛けての幅広い時期の作品が展示されており、油彩画だけでなく素描も豊富だったのは嬉しい。
他の画家の作品もいくつかありましたが、驚いたのはルドンの「キュクロプス」(ニンフに惚れている一つ目の巨人の絵)が展示されていた事。いつか観てみたいと思っていた作品でしたのでまさかゴッホ展で来日していたとは露知らず、感無量です。
今回の目玉となっていた「夜のプロヴァンスの田舎道」も素敵でしたが、一番惹き付けられた作品は「夕暮れの刈り込まれた柳」。エネルギーに溢れて神々しい程に輝いている太陽と、相反するような青黒くて奇妙なシルエットをした柳の木が立ち並ぶ光景が鮮烈でした。美しいのに心がざわつくといいますか、そんな魅力がある絵でした。
一見してのどかで何気ない風景の中に不意に垣間見える不穏さや、相反した要素が入り混じった絵が性癖だったりします。
展覧会の後は、併設されているレストランでゴッホ展のコラボメニューを食べましたが、一口サイズのコロッケとよく煮込まれた柔らかい牛タンがとても美味でした。展覧会・博物館・その他催事等
ご訪問スキボタンありがとうございました。
20211102(火)15:20先月もご訪問とスキボタンありがとうございました。以下10月のまとめ。
・31日の夜に滑り込みで先生のペン画を完成。大体髭のせい。誰か私にナイスミドルの描き方を教えてほしい。
・先延ばしにしていた諸々の手続きを終わらせて、年末調整の書類を仕上げて提出したのでやるべき事はやった。年末調整は毎年恒例とはいえ全然慣れないし去年から書類が増えて更にややこしい。
・春先から故障し掛けていたドライヤーがついにお釈迦になる。この季節に冷風しか出てこないので風呂上がりに凍えている。
・絶賛胃の不調。ピロリ菌を駆逐して揚げ物もアルコールも控えている筈なのに何故だ。
・展覧会巡りを解禁するも予約に手こずる。予約サイトを統一してくれ。
・毒物劇物取扱責任者の勉強を開始。都道府県で出題傾向や難易度が違うって本当?
11月はオールトソンの鐘楼の設定ページを更新するのが目標です。各項目を長くせずに簡潔にまとめたい所です。雑録
イスラエル博物館展。
20211030(土)17:27今回は三菱一号館美術館で開催されている「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」へ行って参りました。
毎度ながら印象派の展覧会は根強い人気で、入り口の前には入場予約なしの人の行列が出来ていました。日時予約をしている人は優先的にスムーズに会場内に入れますが、招待券や前売り券を持っている人、当日券を購入する人は先着順での案内となっていました。行くならば開館時間直前ではなく、後からゆっくり行った方が待たずに済みそうです。
モネやゴッホ、ピサロといった名だたる印象派・ポスト印象派の作品が展示されていましたが、その多くが日本初公開で、かなり満足度の高い展覧会でした。画家の中ではブーダンとシニャックが好きです。
気になった作品はレッサー・ユリィの「夜のポツダム広場」。夜の深い藍色と、店から漏れる黄色い灯りの対比が美しくてドラマチック。初めて知った画家ですがドイツの印象派との事で、調べてもあまり情報は出てきませんでしたが画集があったら欲しい位です。こういう新しい出会いがあるので展覧会巡りはやめられません。
モネの連作「睡蓮」は、イスラエル博物館のものの他にDIC川村記念美術館と和泉市久保惣記念美術館の3点(東京富士美術館のものは11月末に展示予定)がありましたが、国立西洋美術館の「睡蓮」とは雰囲気が少し違うので、制作された年代が違うのかもしれません。
併設カフェは案の定混み合っていたのでタイアップメニューは諦めて帰宅。平日でも結構待つので土曜日の昼なんて何十分待ちになるのか…展覧会・博物館・その他催事等
迷走している。
20211029(金)07:55女神からアモークという名称に変更になりました。
大して捻りも何もないですが、彗星をモチーフにしているので彗星の語源であるcoma(ラテン語で髪の毛)の綴りを逆にしてそれっぽく読みを当てたもの。ウィッチが生まれる要因にはアモークが関わっています。
アモークの正体やどこからやってきたのかを研究していたのは数百年前に皇国にいたオールトソンという学者で、アルバート達が使っている鐘楼に住んでいた人。
オルドエランは家具から貴金属(金工)ブランドに変更しました。鉱物がテーマなのに家具とは如何にと思ったのと、スカベンジャーこと錫の会の隠れ蓑なので鉱山に関わる企業である方が自然。
設定を考えるのは好きですが、どこかの設定を変更すると別の所で矛盾が生じてガバガバユルユルです。サイト・創作
一文字違い。
20211024(日)13:12別館の鉱物標本の記事を更新してきましたが、世界地図帳と電子辞書を使い始めてから調べ物が一気に捗りました。
アウイン関連でラピスラズリを調べた所、ずっと岩石だと思っていましたがソーダライトグループの固溶体の模様。岩石=混合物ならば十二面体の結晶にはならない、という理由から。また鉱物名としては青金石ことラズライト(Lazurite)なのですが、ややこしい事に天藍石ことラズライト(Lazulite)と読みが同じ。LとRの一文字違いとか微妙過ぎる。更に藍銅鉱、アズライト(Azurite)が混ざるともう混乱します。
先日PILOTのカスタムヘリテイジSEを購入。字幅はF。色は鮮やかでちょっと派手なマーブルオレンジ。グリーンとブルーが人気のようですが、暖色系の万年筆はあまり持っていなかったのと、何となくウィリーっぽかった為。万年筆を使うイメージは全然ないですが。インクは赤から黄色系を入れようと思います。PILOTの万年筆は持っている本数は少ないですが、書き味は国産メーカーの中でも一番しっくりきます。雑録
作業中。
20211017(日)16:49サイト・創作
ミイラ展。
20211017(日)10:26国立科学博物館で行われている「大英博物館ミイラ展 古代エジプトの6つの物語」に行ってきました。
最後に行った展覧会の記録が昨年2月の「ハマスホイとデンマーク絵画」以来でしたので、1年半振りとなる展覧会です。
緊急事態宣言が解除され私自身もワクチンを2回接種とはいえ、羽目を外さずに十分注意してマスクの着用や手洗い・消毒を続けています。
日時指定の事前予約制でしたが、そこそこの人の入りで、最初の土曜日の為か小さなお子さん連れの家族やカップルばかりでした。予約制でなければもっと混んでいたかもしれません。
前回科博で開催された「ミイラ <永遠の命>を求めて」は古今東西の様々なミイラに関するものでしたが、今回はイギリスの大英博物館に所蔵されている古代エジプトの6体のミイラを中心とした展示です。最新のCTスキャンにより、ミイラを傷付ける事なく内部を解析し、生前の健康状態などを調べたという。
古代エジプト人の神官は常に身体を清潔に保っており、頭の上から爪先まで毛は全て剃り落とし、1日に4回も水で身体を清めていたとの事。女性も髪は剃るか短く刈ったりしてカツラを使っていたそう。髪を剃るのはシラミ予防という理由も。
時代がギリシャ・ローマ支配の時代に移り変わると、ミイラを収める棺や芸術、神々も異文化の影響を受けて変化している点は面白い所。エジプトのイシス女神とギリシャのアフロディーテが合わさったイシス・アフロディーテの像はやけに肉感的で色っぽいです。
物販コーナーは想像以上にすかすかで種類も少なかったです。かいけつゾロリとのコラボグッズと謎のロゼッタストーン推し。
ミイラ展の写真を撮るのをすっかり忘れていたので、入場時刻前に上野公園でぶらぶら時間潰しをしていた時に撮ったハシブトガラスの写真。草むらの中に落ちていたパン屑みたいなものを啄んでいた所を撮影。上野公園のカラスは人馴れしていて近付いても全然逃げません。構造色で深い藍色や紫、緑掛かって輝く羽がとても綺麗。展覧会・博物館・その他催事等
ようやく。
20211013(水)08:14ワクチン接種から数日経ちましたが副反応は全くなしで、身体の方は好調です。しかし昨日は前の職場で仕事している夢を見たので、目覚めが最悪でやり場のない怒りと不快感でいっぱいの休日の朝を迎えました。
ワクチン接種が終わった開放感なのか創作へのやる気に満ち満ちていますが、大体こういう時は後からの反動が恐ろしい。
それとそろそろ展覧会巡りも再開したくなり、チケットをいくつか買いました。宣言が解除されたおかげで特別展も再開されたのは嬉しい所。今はどこの展覧会も事前の日時予約必須なので、たとえ当日券を用意しているといっても確実に観られる保証や待ち時間を考えると、あらかじめ予約しておくのが確実のようです。日時指定の分、混雑する事はなさそう。
一番楽しみなのは来年の春に科博で開催予定の特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」です。まだまだ先ですがこれは絶対に行くしかないと意気込んでいます。雑録
しっちゃかめっちゃかになっている。
20211009(土)20:18ワクチン2回目を打ってきました。前回は全く痛みがなかったのに今回はブスッと刺されて痛かったので、注射する人によりけりなのかと思いながら経過観察の待機をしていました。今の所副反応は接種部位の筋肉痛のみですが、食料や解熱剤やらを買い込んでおいて万全の状態で副反応に備えています。
サイトの方はCSSをちょこちょこいじっていますが、仕様であるとはいえやはり細かい部分が変更出来ないのが痛いです。小説機能のタイトルと本文の間にある線が邪魔なのに消せなくてやきもきします。それとスマホ版にはレイアウトが表示されるけれどもPC版には反映されない所とか。アクセスデータを見るに、殆どがスマホユーザーでPCは少数派らしいので前者を優先させるという考えもありますが少し悩みます。雑録