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  • 秋の京都弾丸ツアー。

    20261030(金)13:44
    今回は京都国立博物館「源氏物語 王朝のかがやき」、京都国立近代美術館「ジュエリーは、誰を夢みる」、京都文化博物館「寛永 太平がはぐくむ美」、二条城に行って参りました。

    ただでさえ京都のホテルは値段設定が高めなのに秋は更に割高になるので無理矢理日帰りで収めましたが、かなりハードな旅行となりました。流石に1日だけで各所を回るのは時間と体力ともに厳しくて、夕方には足はパンパンになり腰も張る始末。帰りの新幹線をグリーン車にしておいたのは正解だった…


    「源氏物語 王朝のかがやき」はトーハクでも開催予定ですが、東京会場はいつも激混みなのと京都国立博物館には行った事がなかった為今回はこちらを訪れました。名品ギャラリー(常設展示)も観たかったものの、特別展の開催期間中は名品ギャラリーの公開は休止しているとの事。残念。

    実は源氏物語は読んだ事がなく、ざっくりとした話の流れしか知りませんでしたがそれでも楽しめる内容でした。源氏物語が日本の芸術や文化に与えた影響は大きく、いにしえから続く日本人のオタク気質を窺い知る事が出来ました。能装束の展示も素敵でした。

    気になっていたコラボクッキー缶は早くも売り切れで、京都会場はもう入荷予定がないそうです。クッキー缶は最近の展覧会グッズのトレンドなんですかね。代わりに芦雪の子犬の手拭いを購入。



    「ジュエリーは、誰を夢みる」はジュエリーというよりは現代アート寄りだったなという印象。「装い」の再定義がテーマのようで、有名ブランドのファインジュエリーやコスチュームジュエリーとは異なり、より自由な自己表現に焦点を置いています。

    カメラレンズを使った作品と、複雑に成長した霜のようなブローチとネックレスが特に美しかったです。結婚指輪をいくつも連ねたネックレスは、一体どういう思いで結婚指輪を作者に提供したのだろうかと考えてしまう。

    やはり私はジュエリーは素材の魅力や優れた技法が好きなのだなと認識。

    ただ少し気になったのは、展示されている作品には横に番号が添えられているだけで、題名や材質はリーフレットに書かれているのでそちらを探して照らし合わせなければいけないのは煩雑で作品を見るテンポが悪くなるなと思いました。作品が小さく数も多いのでキャプションが邪魔になるのは分かりますが。


    京都国立近代美術館を離れて京都文化博物館へ移動。

    チケットは事前に刀剣乱舞とのコラボチケットを購入済み。コラボチケットは特設ショップで引き換えました。

    戦国時代が終わり、太平の世となった江戸時代初期の寛永は文化や芸術が花開いた華やかな時代。「寛永 太平がはぐくむ美」は寛永文化と寛永行幸に関する展覧会です。

    前期は骨喰藤四郎、後期は二筋樋貞宗が展示されていました。
    両国の刀剣博物館の展覧会では展示期間の確認を怠ってしまって二筋樋貞宗を見る事が出来なかったので、今回こちらで観られて感無量です。二筋樋貞宗は力強くて精悍さを感じる佇まいで、刀身に彫られた樋できりっと引き締まった印象も受けました。

    後水尾天皇が気楽坊という指人形を女官に繰らせて手紙などを運ばせたというお話は、背景を知るとちょっと切なさを感じさせます。

    最後の小袖に関する展示が印象的でした。


    帰りの新幹線の時間までいくらか余裕があったので、折角なので二条城も見学しましたが、こちらは外国人観光客で非常に混雑していました。昔修学旅行で行った時は空いていたよなあ…。
    現在二条城の城内に展示されている襖絵は複製で、本物は別の場所で展示保管されているとの事。寛永展で展示されていた「松鷹図」はこちらにあったもので、展覧会開催に伴い貸し出している模様。


    駆け足になったものの、観たい展覧会を巡れたので満足。また京都を訪れる事があれば京都市京セラ美術館と京都国立博物館の名品ギャラリーをじっくり観て回りたい所です。
    後は九州国立博物館と奈良国立博物館。来年辺りにでも行きたいですが、九州は遠い…飛行機かな…
  • 迎賓館赤坂離宮。

    20261017(土)17:09
    建物探訪をしに迎賓館赤坂離宮へ行って参りました。
    建物そのものが国宝であり各国の要人をもてなす国の施設ですが、10年程前から一般公開を始めたそう。前から気になっていたので行ってみた次第。

    国の建物ともあって警備はしっかりしており、敷地に入るには西門を入ってすぐに設けられた手荷物検査場で検査を受ける必要があります。10時を少し回った頃に到着しましたが既に長蛇の列で20分待ちで、大半は旅行会社のツアーの団体客のようでした。
    尚、迎賓館赤坂離宮は建物内部(手荷物検査場含む)は撮影禁止で撮影出来るのは庭に限られます。壁やカーテン、調度品等に触れるのは厳禁です。

    本館の中はエレガントで豪華絢爛。個人的に花鳥の間が好みでした。壁には七宝焼の様々な鳥の絵の他に、鹿狩りの様子を描いた織物が貼られていたのは主に晩餐会で使われる部屋だからでしょうか。窓の取っ手や金具に至るまで細かな装飾も凝っていて溜め息が出る程。
    今回は折角なのでプレミアム参観ルートにしてみましたので異国情緒溢れる色彩豊かな東の間も見学。複雑なアラベスク模様の壁、鮮やかなタイルとステンドグラスが素敵なお部屋でした。藤田嗣治の絵画4点も見られて眼福。プレミアム参観ルートだと見学出来る部屋が増える上に、お土産としてガイドブックもしくは絵葉書セットが貰えます。今回は絵葉書セットをチョイス。

    前庭は休憩スペースとなっており、荘厳な建物を眺めながらお茶を楽しめるようになっていました。

    とにかく敷地が広いのでかなり歩きまして、全て回るのに2時間は掛かりました。そして高い天井を見上げっぱなしで首が痛い!訪れる時は歩きやすい服装と靴にしておくべき。庭は石畳と砂利敷きなのでヒールはやめておいた方が良いです。

    展覧会・博物館・その他催事等

  • ルネサンスの美。

    20260919(土)21:53
    秋になると気になる展覧会がいっぱいでどこへ行こうか迷いますが、今回は国立新美術館で開催されている「ルーヴル美術館展 ルネサンス」へ行って参りました。

    ルネサンスの芸術に焦点を当てたものとなっており、絵画の他にタペストリーや工芸品などの選りすぐりの品々が50点近く展示されていました。

    国立新美術館の開館時間は10時ではありますが、9時30分に建物に入館開始し、展示室の前で時間まで待機。乃木坂駅側が建物直結で近いのですが、六本木駅側の出入口(正面出入口)の方が並ぶ人が少なかった上、入館し合流してから待機列の先頭へ誘導されていたので早く入りたい場合は六本木駅側がおすすめかと思います。

    今回のルーヴル美術館展は全面撮影禁止で、そのおかげか会場内は滞留もなくスムーズに人が流れていてかなり快適でストレスもありませんでした。待機列の長さに反して目立った混雑もなし。私は常設展以外は撮影禁止でも良いと思っています。

    目玉となっているレオナルド・ダ・ヴィンチの「女性の肖像」は、正面から鑑賞する為の専用の列が設けられていました。こちらだけは長蛇の列でしたが、あらかじめパーテーションで区切って蛇腹で列形成されていると自然発生した列よりも待っている間のストレスが少ない気がしました。無秩序な人集りでごった返しているよりは断然良いです。
    正面に立っている私達の奥にいる誰かを見つめているようなミステリアスな眼差しが魅力的でした。別名の「美しきフェロニエール」は後の時代に誤って付けられた名称との事。ルネサンス期の肖像画は好み。

    個人的に田園風陶法で作られた作品が面白く、田園風陶法の作品はアール・ヌーヴォーのエミール・ガレのガラス作品に近しいものを感じますが、こちらは実際の植物や魚や爬虫類といった生物から型取りしているので妙に生々しく、人によってはグロテスクに感じるかもしれません。

    お土産はアトリエうかいのクッキー缶とデューラーの「サイ」のクリアファイルを購入。お洒落なお菓子の缶はテンションが上がる。そしてクリアファイルは無限に増える。


    次は「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱-海を越えた江戸絵画」へ行く予定です。

    展覧会・博物館・その他催事等

  • 進捗。

    20260911(金)19:18
    ここ最近雨続きで気分がだだ下がりの中某です。
    洗濯物を部屋干しにせざるを得ないのがとても嫌です。湿気なんて嫌!カビ!天気予報を確認する限り来週も雨マークばかりで、いい加減晴れてほしいものです。

    イラストの方は同時進行でネヴァとジャックドーを描いています。今回はどちらもモノクロにする予定。今月中に線画作業に取り掛かりたい所ですが果たしてどこまで進められるだろうか…

    サイト・創作

  • ミネラルザワールドin日本橋。

    20260905(土)17:09
    ミネラルザワールドin日本橋へ行ってきましたが、横浜や両国は何度か行った事があるものの日本橋は今回が初。会場の日本橋プラザビルは丸善のお隣の建物で駅から近くてアクセスが良い場所でした。

    会場時間の15分前に到着すると平日にしてはなかなかの長さの待機列が出来ており、ギリギリかなと思いましたが先着100名限定の抽選会には無事参加出来ました。尚、抽選結果は4等の500円分の商品券でした。

    アルマデン鉱山の辰砂は買えましたがスリーピングビューティーのターコイズは見付からず今回も断念。ルースを載せておくトレイも探しましたが鑑別用品を取り扱っているお店は殆どなく、ネットか御徒町を探すしかなさそうです。辰砂の他はアイオライト2個とクォーツインクォーツ、ホランダイトインクォーツ、モスアクアマリンのルースを購入。

    宝石用顕微鏡を導入した事もあって、最近はインクルージョンが入ったルースが熱い。クォーツインクォーツを購入したお店は他にも個性的なルースを沢山取り揃えている素敵なお店でしたので次回もこちらでお買い物したいと思います。

    とても理想的な色味でクオリティも高いアイオライトのルースを発見しましたがお値段もそれなりに高い!それ一つで予算が全て吹っ飛ぶ位。

    かなり散財したので次回は来年の両国か横浜のミネラルザワールドを予定しています。年末の池袋ショーは休みが合えば覗いてみるつもりです。

    展覧会・博物館・その他催事等

  • 宝石用顕微鏡。

    20260814(金)17:19
    先日届いた宝石用顕微鏡で遊んでいましたが、ルーペよりもインクルージョンが観察しやすくてとても楽しい!

    ジュエリーに仕立てるならばインクルージョンはない方が好まれるのですが、仕立てる予定もないですし、何よりも宝石のルースはユニークさで選んでいるので気にしていません。インクルージョンは石によっては天然の証になったり産地を特定する重要な手掛かりにもなります。本を読むだけではなくて実物を観察するのも大事。

    添付はカイヤナイトのルース。サファイヤにも似た深い青色。

    雑録

  • ミネラルフェスタ。

    20260807(金)18:20
    今回はサンライズビルTOKYOで開催されているミネラルフェスタin東京へ行って参りました。

    ミネラルフェスタはあまり行った事がありませんが、小規模でルース、アクセサリー系が多い印象でした。大きなミネラルショーですと会場を回るだけでも結構疲れてしまいますが、こちらは一周するのに時間も掛かりませんでした。ただそこまで広い会場ではないので土日だと夏休みの時期というのもあって混雑してゆっくり見られないのと、休憩できるスペースもないので体調管理には気を付けた方がよさそうです。

    来月にミネラルザワールドが控えているので点数は抑えて変わったカットのルース2点とエチオピアオパールの原石1点を購入。原石は安定のハッピーギフトさんで。スペインのアルマデン鉱山の辰砂が気になりましたが次回へ見送り。シミズ貴石さんの特殊カットとドイツのムーンシュタイナーカットは憧れなのでいつかお迎えしたい。


    先日、遂に念願の宝石用顕微鏡を購入しまして、これで宝石の観察が捗ります。
    本格的な物はとても高くて手が出せないので必要最低限の機能が付いた廉価モデルです。ズーム式ではなくレンズ切り替え式で、照明はLED。仕事ではなく趣味で触る程度なのでこれ位で十分。

    展覧会・博物館・その他催事等

  • 映画ちいかわ。

    20260729(水)17:04
    朝一に映画館へ行ってちいかわの映画を観てきましたが、改変もなくしっかり原作通りで大変満足でした。
    音楽や効果音が良いとの事でしたので折角なのでIMAXにしてみましたが、朝一且つ通常よりも料金が少々高めのIMAXだったからなのか、夏休みの時期に反して空いていて子供の姿はなく周りは大人ばかり。

    一見して南国!リゾート!美味しいもの!冒険!可愛いキャラクター達が活躍するハートフルなワクワクファミリー向けアニメ映画なんだろうなと思わせて、中身は命と罪の物語のサスペンスホラーでした。

    何故こんななんか小さくてかわいいやつの映画で、一体誰が悪いのか、どうするべきだったのかを考えさせられるのか。人魚殺しの時の音楽があまりにも不穏。

    個人的にはセイレーンが悲鳴を上げながらのた打ち回っている所を島民達が武器を手に取り囲んで喚いているシーンが怖い。トドメを刺せと大声で叫びながら、自分達はやろうとしない所がなあ…。

    入場者特典はうさぎで、もっと早く配布終了になるかと思っていましたが潤沢に用意している模様。
    因みに好きなキャラクターは栗まんじゅう先輩です。

    雑録

  • 刀剣と郵便。

    20260718(土)07:18
    刀剣博物館と郵政博物館へ行って参りました。

    刀剣博物館は代々木から墨田区の旧安田庭園の敷地に移転する前に一度行った事がありますが、移転してからは初。
    1階が小さな展示とカフェスペース、2階に事務室、3階が企画展示となっていました。常設展示はなく主に年数回の展覧会を開催しているようで、今回は「特別重要刀剣類新指定展」が行われていました。

    どれもこれも格好良くて美しい。地鉄は個人的に板目肌や綾杉肌が好きです。
    刀剣乱舞のニトロプラスが所蔵する長義と二筋樋貞宗が展示されているとの事でしたが、二筋樋貞宗の展示期間は終了していました。小烏丸写しがあったとは知らなかったので嬉しい。

    ミュージアムショップは主に刀剣関係の書籍を取り扱っていましたが、ストラップ等のラインナップは博物館の所蔵品ではなく刀剣乱舞のモデルになっている刀剣。玉鋼を使ったアクセサリーもありました。
    未だに刀剣の鑑賞の仕方がよく分からないのでその内本でも買おうかなと思います。


    刀剣博物館から押上まで歩いていこうかと思いましたが、35℃近い猛暑の中を歩くのは命の危険を感じた為、無理せずバスを利用して東京ソラマチへ移動。


    郵政博物館は東京ソラマチ内にある日本の郵便事業の歴史に関する博物館。
    しかし、東京ソラマチという観光地にあるにも拘らず人が殆どおらずかなり静か。博物館がある9階にはエレベーターとエスカレーターは止まらず、8階から階段を使って上がらなければならないので存在に気が付かれていないのではないかと思います。騒がしさや人混みに疲れたら丁度良いかもしれません。

    郵便事業が始まった当初、配達員の仕事はかなり命懸けだったようで護身用の拳銃を装備していた模様。ラッパは船頭を呼ぶ他に猛獣避けにも使われたのだとか。明治時代は熊や野犬がそこら中にいそうですしね。
    昔の夏制帽は麦わら帽子だったらしく、猛暑が襲来している今でこそ復活した方が良いのでは?他の職業も夏の間は麦わら帽子でも良い気がします。

    Go!Go!ポストマンなるシュミレーションゲームがありましたので体験してみましたが、操作が難しくてカーブが曲がり切れずに全然得点が稼げませんでした。

    世界各国の切手の展示は全部見ようとしたらとんでもなく時間が掛かるので、ラベルを見て気になるものをキャビネットから引き出していました。バナナ型やコインの切手といったユニークなデザインや、アニメや漫画とのコラボなどもあって見ていて飽きません。泳げたいやきくんとか久々に見たなあ…
    尚、切手については目白にある切手の博物館が詳しく深掘りしているので、気になる人はそちらへ行ってみるのもありかと思います。


    ついでにスカイツリーの展望フロアと展望デッキへ行ってみました。晴れていたので見晴らしがとても良い!今は映画ちいかわとのコラボをしていたので、あちこちにフォトスポットが設けられていました。

    展覧会・博物館・その他催事等

  • 世紀末のカフェ。

    20260709(木)10:45
    梅雨明けしたのか都内はカンカン照りで暑い中、三菱一号館美術館で開催中の「"カフェ"に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」へ行って参りました。

    平日の開館直後であったので館内は混雑しておらず快適。今回の展覧会は大半の作品が撮影可能となっていましたので、スマホで写真を撮っている人が多く見られました。

    19世紀のパリでは「シャ・ノワール」や「ムーラン・ルージュ」といったカフェやキャバレーがオープンし、芸術家達はそこに集まって語り合ったり、作品のインスピレーションを得たりしていました。印刷技術の向上で街中にはポスターが溢れ、ロートレックやミュシャ、スタンランといった商業ポスターで一躍有名になった画家が現れます。人気のある画家のポスターはちょくちょく盗まれていた模様。

    シュレの華やかで躍動感あるポスターも素敵ですが、個人的にはやはりロートレックがお洒落で好み。時に退廃的で風刺の効いているのも世紀末の芸術らしい。

    途中の部屋で「パリの魅力」という映像作品が上映されていましたが、当時のパリの街並みやカフェの賑やかさ、猥雑とした雰囲気が伝わってきてかなり良かったです。男女のグループの乱痴気騒ぎもまた良し。



    ダメ元でCafe1894をちらりと覗いてみましたが、13時以降のご案内となっていたので諦めました。前から人気があったとはいえ、もう予約なしでは入るのは難しくなりましたね。昼はお洒落カフェからはかけ離れた銀だこにしました。たこ焼き美味しい。

    展覧会・博物館・その他催事等