アルテレーゴ オーエンに寄せる詩歌
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夜のなか動きはじめる
姿の見えないものたちの影
月が真上に昇るころ
お前のあおざめた瞳にも僕たちの姿が見えるだろう
街灯のない道へおいで
そこが今夜のお前の止まり木
硝子が割れて 骨が軋んで 血しぶきが宙に星図を描く
影たちの吐くため息に花びらはそっと踊り出す
ねえ、いま目覚めたみたいな顔をして一体お前はなにを見てるの
「ほんとう」なんてなにもない
「ほんとう」を定義するひとの存在を
お前は「ほんとう」だって証明できるの
諦めてついておいでよ
気分がいいから僕が案内してあげる
墜ちた星が見せる悪夢 甘い匂いの酒の酩酊
「ほんとう」が爛れて腐るころ 夜が明けているといいね
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