まほやく川柳 21人の魔法使い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。


・孤独を孤独たらしめるための椅子
・毛羽立った歯ブラシ噛んで朝がくる
・宛名だけ書いた手紙のような雪
・手に触れる 知らないを知っていくこと
・白々と朝 結び目もつれたまま
・すこしだけゆるめておいた雪のマフ
・だとしても毎年春はくるでしょう
・てっぺんのいちごみたいな悪夢とか
・付き合えよ飲むために飲む酒だけだ
・見果てても見果てても夢のカノンだ
・今日は雨 真夜中に裂いたひとすじ
・螺子式の空だったなら 今日は雨
・水を飲む なつかしい夢を見た朝
・煙に巻かれたがるひとにはグラスを
・見つけたら味がなくなるまで噛んで
・まち針で生み出す星図ときめき座
・アンダンテ・ソステヌートでゆく旅路
・おしまいを告げるとき遠くなる海
・風が吹く間だけの内緒話
・さみしさは背伸びするとき痛む足
・羊毛に溺れた虫へ差す朝日
1/1ページ