まほやく短歌まとめ
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お題《矜持と祝祭のプレリュード》
・身のほどを知るのになんの意味があるいかなる時もこの身ひとつで
・たましひにまとふ拮抗かたく

お題《縁ある二人》
・殺すより生かすことほど難しいこのちっぽけな野の花でさえ
・くったりとしおれた花を紙に押しふて寝する背に届ける手紙

お題《西の国》
・人生は不可逆サーカス!チケットの期限は知らないままがいい

お題《シノ》
・ひそめずに吸える空気の味を知る 見上げた窓のあわいひかりに
・身の底に沈めた過去がにおう

お題《カイン》
・嘘ひとつ重ねるごとに軋むほね朝のひかりはいつもまぶしい

お題《レノックス》
・群れはなれ歩み遅れる一頭が見つめる先のただ、さみどりの

お題《スノウとホワイト》
・ひとりでは帰れない手で目かくしを硝子函のHide and Seek
・そっと指ほどいてみれば滲む輪郭 ああここは、さむい世界だ

お題《エヴァ》
・手折れども匂わぬ六花たましひを硝子にかえていくのだ冬は
・寄る辺などとうに沈めた
・ふいに春。おそれしらずのきらめきにまぶた伏せれば私はひとり
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