短編&リクエスト集
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※恋花番外編
※恋人軸のダンデと夢主
『ふぅ…やっと帰って来れましたね』
「ああ、まさか吹雪になるとは思わなかったぜ!」
玄関に入るなりジャケットについた雪を払う彼女の髪の毛にはプラチナブロンドと似た白銀の雪がついており、ダンデはそれを優しく払ってやる
冷たい雪は室内の熱に溶けじんわりと髪や肌を湿らせていく
早く着替えないと風邪をひいてしまうかもしれない
ダンデは自分の髪についた雪をそのままにナマエのことばかり気にし温かい中へと急がせた
「ジャケットは俺がかけとくから、君は暖炉で早く温まってくれ」
『ダンデさんだって雪だらけですよ?あたしだけじゃなくて一緒に行きましょう?』
少し冷たくなった白い手が浅黒い手を握りお互いの熱を分け合う
そんな些細な事さえ嬉しくてダンデは瞳を細めると小さく頷き溶けた雪の雫をこぼしながら二人はリビングにある暖炉へと急いだ
薪が火の中でパチパチと音を鳴らしオレンジ色の炎が踊っている
リザードンの尻尾の炎のようで美しいと感じながらダンデは自分のジャケットを壁に掛けた
その間にナマエはクッションと一枚の毛布を用意し二人は自然と暖炉の前で座り身を寄せ合った
『温かいですね、なんだかこのまま寝ちゃいそう』
クスクスと笑いながらダンデの体に寄りかかると彼は毛布の中で彼女の腰を抱き寄せ、より側へと導いた
「寝ちゃ困るぜ?今夜はクリスマスイブなんだ、君の為に用意したプレゼントが悲しむぜ」
『ふふ、プレゼントが悲しむんですか?』
「俺も悲しむぜ!」
ふんっと当たり前のように胸を張る彼は子供のようで可愛らしい
彼がこの日の為に色々と準備してくれていたのは知っている
大きなツリーや壁を飾るクリスマスの装飾
食事の時に飲もうと頼んだ高価な酒
『ふぁ……ん……ケーキも食べたい』
「もし寝たらケーキは全部俺が食べてしまうからな?」
寝るなよ?と念を押す彼には悪いが冷えていた手足にじわじわと熱を通る気持ちよさと安心感のあるダンデの声と温もりが眠気を誘う
「ナマエ?」
『……ん』
「(…本当に眠そうだな)」
うとうとと頭を揺らし彼の胸に頰を寄せてしまうと、ダンデは困ったように笑いナマエの額に小さくキスを落とした
「……君の事も食べたいんだが?おあずけにするつもりか?」
甘く囁かれ一瞬にして眠気が飛んだ彼女はビクンッと体を揺らしダンデの胸元から顔を離した
『なっ!食べるんですか?でもっ…昨日だって…その…沢山食べたのに?』
頰を真っ赤に染め慌てる彼女はきっと昨夜の行為を思い出しているのだろう
彼女が泣いて許しを請う程抱いたのだから仕方ないが、ダンデはすぐに腹が減るようだ
「昨日は昨日さ、今夜は恋人達にとっては特別な夜だろ?たっぷり甘い君を味わいたいんだ」
ニヤリと意地悪く笑う彼は熱くなった彼女の頰にキスを落としまだ冷たい耳へと唇を寄せる
「裸の君に俺のプレゼントをつけたら…きっと可愛いだろうな」
『〜っ!なんかそれ駄目です!プレゼントがおかしな感じに聞こえちゃいます!』
「ハハッ何を想像したんだ?」
『っ!もう!』
ふざけているのは分かっているが色気が溢れた声のまま言われては誤解してしまいそうだ
雰囲気にのまれまいとナマエは毛布の中から抜け出すと立ち上がり
『ちゃんとクリスマスしましょ!まずは料理をならべなきゃ!』
キッチンへといそいそと逃げ出す恋人に置き去りにされたダンデは肩で笑い自分の顎髭を軽く撫でる
「ああ、そうだな!プレゼントは最後のお楽しみだもんな?」
まだからかってくる彼にナマエは頰を膨らませてしまい、これ以上しては嫌われる事が分かったダンデ
毛布から彼も体を出し立ち上がると彼女のいるキッチンへと移動し怒っている恋人の頭にキスを贈った
暖炉の前には残された毛布の周りに二人の手持ちポケモン達が集まり暖を取り、キッチンで仲良く並んで料理の準備をする恋人達を幸せそうに眺めた
※恋人軸のダンデと夢主
『ふぅ…やっと帰って来れましたね』
「ああ、まさか吹雪になるとは思わなかったぜ!」
玄関に入るなりジャケットについた雪を払う彼女の髪の毛にはプラチナブロンドと似た白銀の雪がついており、ダンデはそれを優しく払ってやる
冷たい雪は室内の熱に溶けじんわりと髪や肌を湿らせていく
早く着替えないと風邪をひいてしまうかもしれない
ダンデは自分の髪についた雪をそのままにナマエのことばかり気にし温かい中へと急がせた
「ジャケットは俺がかけとくから、君は暖炉で早く温まってくれ」
『ダンデさんだって雪だらけですよ?あたしだけじゃなくて一緒に行きましょう?』
少し冷たくなった白い手が浅黒い手を握りお互いの熱を分け合う
そんな些細な事さえ嬉しくてダンデは瞳を細めると小さく頷き溶けた雪の雫をこぼしながら二人はリビングにある暖炉へと急いだ
薪が火の中でパチパチと音を鳴らしオレンジ色の炎が踊っている
リザードンの尻尾の炎のようで美しいと感じながらダンデは自分のジャケットを壁に掛けた
その間にナマエはクッションと一枚の毛布を用意し二人は自然と暖炉の前で座り身を寄せ合った
『温かいですね、なんだかこのまま寝ちゃいそう』
クスクスと笑いながらダンデの体に寄りかかると彼は毛布の中で彼女の腰を抱き寄せ、より側へと導いた
「寝ちゃ困るぜ?今夜はクリスマスイブなんだ、君の為に用意したプレゼントが悲しむぜ」
『ふふ、プレゼントが悲しむんですか?』
「俺も悲しむぜ!」
ふんっと当たり前のように胸を張る彼は子供のようで可愛らしい
彼がこの日の為に色々と準備してくれていたのは知っている
大きなツリーや壁を飾るクリスマスの装飾
食事の時に飲もうと頼んだ高価な酒
『ふぁ……ん……ケーキも食べたい』
「もし寝たらケーキは全部俺が食べてしまうからな?」
寝るなよ?と念を押す彼には悪いが冷えていた手足にじわじわと熱を通る気持ちよさと安心感のあるダンデの声と温もりが眠気を誘う
「ナマエ?」
『……ん』
「(…本当に眠そうだな)」
うとうとと頭を揺らし彼の胸に頰を寄せてしまうと、ダンデは困ったように笑いナマエの額に小さくキスを落とした
「……君の事も食べたいんだが?おあずけにするつもりか?」
甘く囁かれ一瞬にして眠気が飛んだ彼女はビクンッと体を揺らしダンデの胸元から顔を離した
『なっ!食べるんですか?でもっ…昨日だって…その…沢山食べたのに?』
頰を真っ赤に染め慌てる彼女はきっと昨夜の行為を思い出しているのだろう
彼女が泣いて許しを請う程抱いたのだから仕方ないが、ダンデはすぐに腹が減るようだ
「昨日は昨日さ、今夜は恋人達にとっては特別な夜だろ?たっぷり甘い君を味わいたいんだ」
ニヤリと意地悪く笑う彼は熱くなった彼女の頰にキスを落としまだ冷たい耳へと唇を寄せる
「裸の君に俺のプレゼントをつけたら…きっと可愛いだろうな」
『〜っ!なんかそれ駄目です!プレゼントがおかしな感じに聞こえちゃいます!』
「ハハッ何を想像したんだ?」
『っ!もう!』
ふざけているのは分かっているが色気が溢れた声のまま言われては誤解してしまいそうだ
雰囲気にのまれまいとナマエは毛布の中から抜け出すと立ち上がり
『ちゃんとクリスマスしましょ!まずは料理をならべなきゃ!』
キッチンへといそいそと逃げ出す恋人に置き去りにされたダンデは肩で笑い自分の顎髭を軽く撫でる
「ああ、そうだな!プレゼントは最後のお楽しみだもんな?」
まだからかってくる彼にナマエは頰を膨らませてしまい、これ以上しては嫌われる事が分かったダンデ
毛布から彼も体を出し立ち上がると彼女のいるキッチンへと移動し怒っている恋人の頭にキスを贈った
暖炉の前には残された毛布の周りに二人の手持ちポケモン達が集まり暖を取り、キッチンで仲良く並んで料理の準備をする恋人達を幸せそうに眺めた